TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025025268
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129888
出願日2023-08-09
発明の名称乗物収納部用蓋部材
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類B60R 5/04 20060101AFI20250214BHJP(車両一般)
要約【課題】緩衝材が剥がれ難い乗物収納部用蓋部材を提供する。
【解決手段】乗物10に設けられた収納部13を塞ぐ乗物収納部用蓋部材20であって、板状をなし、裏面22が前記収納部13側に配置される蓋本体部20Aと、前記蓋本体部20Aの前記裏面22のうち、当該蓋本体部20Aを前記収納部13側から支持する本体支持部15と対向する対向部の少なくとも一部に取り付けられた緩衝材30と、を備え、前記裏面22に、前記緩衝材30の厚さ寸法よりも小さい高さ寸法とされて前記緩衝材30の前記裏面22に対する取付面32を前記取付面32の外周側から覆う保護壁26,28が設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
乗物に設けられた収納部を塞ぐ乗物収納部用蓋部材であって、
板状をなし、裏面が前記収納部側に配置される蓋本体部と、
前記蓋本体部の前記裏面のうち、当該蓋本体部を前記収納部側から支持する本体支持部と対向する対向部の少なくとも一部に取り付けられた緩衝材と、を備え、
前記裏面に、前記緩衝材の厚さ寸法よりも小さい高さ寸法とされて前記緩衝材の前記裏面に対する取付面を前記取付面の外周側から覆う保護壁が設けられている乗物収納部用蓋部材。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記裏面のうち前記緩衝材が取り付けられる被取付部に、前記裏面から膨出または突出して前記緩衝材のうち前記取付面の反対側の突出面が前記保護壁よりも突出した位置に配置されるように前記緩衝材を前記裏面側から支持する緩衝材支持部が設けられている請求項1に記載の乗物収納部用蓋部材。
【請求項3】
当該乗物収納部用蓋部材は、前記収納部の開口に沿ってスライド移動させることにより前記収納部を塞ぐ構成とされ、
前記保護壁は、前記裏面から立ち上がる形態とされるとともに、少なくとも前記スライド移動の方向と交差する方向に延びている請求項1または請求項2に記載の乗物収納部用蓋部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、乗物収納部用蓋部材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば車両に設けられる収納部を塞ぐ蓋部材として、下記特許文献1に記載のデッキボードが知られている。下記特許文献1のデッキボードは、車両の荷室の下部に設けられたバッテリーケース(収納部)の上面に載置されるようになっている。また、このデッキボードの下面には、振動等によりバッテリーケースとの間に異音が生じることを抑制するための緩衝材が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-43610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このようなデッキボードを荷室に取り付けたり取り外したりする取り回し作業の際に、バッテリーケースの角部や被収納物が緩衝材に引っ掛かり、緩衝材にデッキボードから剥がれる方向に力が加えられる場合がある。特に、バッテリーケースの角部や被収納物が緩衝材とデッキボードとの境界部に入り込む形で引っ掛かったり、緩衝材をデッキボードに取り付けるための粘着テープに貼り付いた場合に、緩衝材の剥がれが生じ易い(図10参照)。
【0005】
本明細書に開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、緩衝材が剥がれ難い乗物収納部用蓋部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示される技術は、乗物に設けられた収納部を塞ぐ乗物収納部用蓋部材であって、板状をなし、裏面が前記収納部側に配置される蓋本体部と、前記蓋本体部の前記裏面のうち、当該蓋本体部を前記収納部側から支持する本体支持部と対向する対向部の少なくとも一部に取り付けられた緩衝材と、を備え、前記裏面に、前記緩衝材の厚さ寸法よりも小さい高さ寸法とされて前記緩衝材の前記裏面に対する取付面を前記取付面の外周側から覆う保護壁が設けられている。
【0007】
上記構成によれば、保護壁により、蓋本体部の裏面と緩衝材の取付面との間に、収納部の角部や収納部内に収納された被収納物が入り込んだり引っ掛かったりすることが回避されるから、緩衝材が蓋本体部の裏面から剥がれることを抑制することができる。
【0008】
前記裏面のうち前記緩衝材が取り付けられる被取付部に、前記裏面から膨出または突出して前記緩衝材のうち前記取付面の反対側の突出面が前記保護壁よりも突出した位置に配置されるように前記緩衝材を前記裏面側から支持する緩衝材支持部が設けられていてもよい。このような構成によれば、緩衝材の厚さ寸法を薄くすることができるから、製造コストを抑えることができる。
【0009】
当該乗物収納部用蓋部材は、前記収納部の開口に沿ってスライド移動させることにより前記収納部を塞ぐ構成とされ、前記保護壁は、前記裏面から立ち上がる形態とされるとともに、少なくとも前記スライド移動の方向と交差する方向に延びていてもよい。
【0010】
上記構成によれば、保護壁を本体部の裏面から立ち上がる形態とする場合、スライド移動による取り付け、取り外し時に収納部の角部や収納部内に収納される被収納物が引っ掛かり易い部分に保護壁を設けることにより、緩衝材が剥がれることを確実に抑制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

トヨタ紡織株式会社
搬送台車
2日前
トヨタ紡織株式会社
水流帯電装置
2日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用照明装置
3日前
トヨタ紡織株式会社
燃料電池スタック
2日前
トヨタ紡織株式会社
乗物収納部用蓋部材
2日前
トヨタ紡織株式会社
燃料電池セルスタック
3日前
トヨタ紡織株式会社
シート用空調流路ユニット
2日前
個人
車両
3か月前
個人
飛行自動車
6日前
個人
眼科手術車
1か月前
個人
授乳用車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
23日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
台車用車輪止め具
1か月前
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
4か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
3か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
マツダ株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
続きを見る