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公開番号2025024279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-20
出願番号2023128274
出願日2023-08-07
発明の名称湿気硬化型反応性ホットメルト組成物
出願人アイカ工業株式会社
代理人
主分類C09J 175/04 20060101AFI20250213BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】 溶融粘度が適度であることから塗布作業性に優れており、透明部材との接着性が良好で、フォギング現象の発生が抑制されている湿気硬化型反応性ホットメルト組成物を提供する。
【解決手段】 ポリオール化合物(A)と、イソシアネート化合物(B)と、を反応させて得られるイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(X)と、分子量が400以上であるエポキシ系シランカップリング剤(Y)と、を含有することを特徴とする湿気硬化型反応性ホットメルト組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリオール化合物(A)と、イソシアネート化合物(B)と、を反応させて得られるイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(X)と、
分子量が400以上であるエポキシ系シランカップリング剤(Y)と、を含有することを特徴とする湿気硬化型反応性ホットメルト組成物。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
画像表示装置の製造に用いられることを特徴とする請求項1記載の湿気硬化型反応性ホットメルト組成物。
【請求項3】
請求項1記載の湿気硬化型反応性ホットメルト組成物を用いて製造された画像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、湿気硬化型反応性ホットメルト組成物(PUR)に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、ホットメルト組成物は、無溶剤で環境に優しく、短時間で硬化可能で、非常に扱いやすい材料であることから、製造現場における作業環境を改善することが可能である。そのため、ホットメルト組成物は、自動車・電機などの精密分野のほか、建築分野など幅広く用いられている。
【0003】
過去に、本願の出願人は、構成単位として芳香族ジカルボン酸を有する非晶質ポリエステルポリオール(a1)、構成単位として芳香族ジカルボン酸を有する液状ポリエステルポリオール(a2)を含有し、全ポリオールに対する(a1)と(a2)の合計が50重量%以上であるポリオール組成物(A)と、多官能イソシアネート化合物(B)とを反応させて得られるイソシアネート末端ウレタンプレポリマーを含有する湿気硬化型反応性ホットメルト接着剤を発明した(特許文献1)。この発明は、芳香族基含有基材、例えばポリエステルシートに対して低温下においても良好な密着性を有し、化粧ポリエステルシートのラミネート加工等に有用なものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-255187号公報
【0005】
従来から、自動車部品の製造工程において、PURが好適に用いられている。具体的には、自動車灯具を構成するハウジング部とその前面を覆うレンズ部を接着する例が挙げられる。さらに、近年では、車載用ディスプレイ(CID)などの画像表示装置が大型化する傾向にあり、その製造工程において、取り扱いが容易なPURを用いることがある。
【0006】
ここで、特許文献1に記載されたPURは、画像表示装置のディスプレイを構成する透明部材(ガラス基材やポリカーボネート樹脂等)との接着性がやや低いことから、さらなる改良が求められていた。
【0007】
そして、上記の問題点を解決したPURが一般に提供されてはいるものの、透明部材が白く曇ってしまい透明性が低下するという現象(フォギング現象)が発生することがあり、課題となっていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、溶融粘度が適度であることから塗布作業性に優れており、透明部材との接着性が良好で、フォギング現象の発生が抑制されている湿気硬化型反応性ホットメルト組成物(PUR)を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、ポリオール化合物(A)と、イソシアネート化合物(B)と、を反応させて得られるイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(X)と、分子量が400以上であるエポキシ系シランカップリング剤(Y)と、を含有することを特徴とする湿気硬化型反応性ホットメルト組成物(PUR)である。
【発明の効果】
【0010】
本発明にかかる湿気硬化型反応性ホットメルト組成物(PUR)は、溶融粘度が適度であることから塗布作業性に優れており、透明部材との接着性が良好で、フォギング現象の発生が抑制されているという効果がある。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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