TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025023433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2023127545
出願日2023-08-04
発明の名称携帯可能電子装置およびICカード
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04L 9/08 20060101AFI20250207BHJP(電気通信技術)
要約【課題】NVM(不揮発性メモリ)の消費を節約することができる携帯可能電子装置およびICカードを提供することである。
【解決手段】携帯可能電子装置は、認証処理のための少なくとも1つ以上の生体情報を、秘匿して記憶する情報記憶部と、所定の指示に応じ、前記生体情報を用いて暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
認証処理のための少なくとも1つ以上の生体情報を、秘匿して記憶する情報記憶部と、
所定の指示に応じ、前記生体情報を用いて暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、
を備えることを特徴とする携帯可能電子装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記暗号鍵生成部は、前記生体情報の一部または全体を、特定のアルゴリズムを使用して変換し、前記暗号鍵とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯可能電子装置。
【請求項3】
前記暗号鍵生成部は、前記生体情報の一部または全体と特定データとを、特定のアルゴリズムを使用して変換し、前記暗号鍵とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯可能電子装置。
【請求項4】
前記特定データは、当該携帯可能電子装置の製造時に生成され、前記情報記憶部に記憶される、
ことを特徴とする請求項3に記載の携帯可能電子装置。
【請求項5】
前記特定データは、当該携帯可能電子装置の起動から暗号機能を使用するコマンドの処理開始までに、都度、生成する、
ことを特徴とする請求項3に記載の携帯可能電子装置。
【請求項6】
前記暗号鍵生成部は、暗号機能を使用するコマンドに従い、前記生体情報を用いて暗号鍵を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯可能電子装置。
【請求項7】
前記暗号鍵生成部は、暗号鍵を生成するための特定コマンドに従い、前記生体情報を用いて暗号鍵を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯可能電子装置。
【請求項8】
前記特定コマンドとは、当該携帯可能電子装置の初期応答出力後に最初に受信したコマンドである、
ことを特徴とする請求項7に記載の携帯可能電子装置。
【請求項9】
前記暗号鍵生成部は、前記情報記憶部に前記生体情報が複数登録されている場合、前記暗号鍵の生成に使用する生体情報はコマンドに基づいて選択可能とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯可能電子装置。
【請求項10】
前記暗号鍵生成部は、当該携帯可能電子装置の起動後に、バックグラウンドで前記暗号鍵の生成を実施する、
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯可能電子装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、携帯可能電子装置およびICカードに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、IC(Integrated Circuit)チップを内蔵したICカード(スマートカード)などの携帯可能電子装置が広く使用されている。
【0003】
特許文献1には、ICカードのNVM(不揮発性メモリ)内に登録される暗号通信や署名等に使用する暗号鍵(秘密鍵)を用いて、データを暗号化又は復号する技術が開示されている。また、特許文献1には、ICカードのNVM内に、指紋認証用の生体情報を登録する技術が開示されている。
【0004】
ICカードのセキュリティにおいて、量子コンピュータ対策として、耐量子コンピュータ暗号方式や、より長大な暗号鍵の登録等の対策が求められている。また、ICカードのNVMの容量は少なく、生体情報や暗号鍵を複数登録することは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-46778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、NVM(不揮発性メモリ)の消費を節約することができる携帯可能電子装置およびICカードを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の携帯可能電子装置は、認証処理のための少なくとも1つ以上の生体情報を、秘匿して記憶する情報記憶部と、所定の指示に応じ、前記生体情報を用いて暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態にかかる暗号システムの構成例を示すブロック図である。
図2は、指紋テーブルの構成例を示す図である。
図3は、暗号鍵を生成するコマンドのフォーマット例を示す図である。
図4は、署名生成コマンドのパラメータバイトP2の指定例を示す図である。
図5は、署名生成要求コマンドに対する正常レスポンスの一例を示す図である。
図6は、署名生成要求コマンドに対する異常レスポンスの一例を示す図である。
図7は、ICカードのプロセッサが実現する機能を示す機能ブロック図である。
図8は、暗号鍵のフォーマット例(RSA秘密鍵)を示す図である。
図9は、暗号機能使用時における暗号鍵生成動作を概略的に示すシーケンス図である。
図10は、暗号機能使用時における暗号鍵生成処理の流れを示すフローチャートである。
図11は、第2の実施の形態にかかる特定のコマンドに応じた暗号鍵生成動作を概略的に示すシーケンス図である。
図12は、特定のコマンドに応じた暗号鍵生成処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる暗号システム100の構成例を示すブロック図である。実施形態に係る暗号システム100は、所定のアルゴリズムでデータを暗号化又は復号する。ここでは、暗号システム100は、OpenPGP(Pretty Good Privacy)で、データを暗号化(データに署名)し、又は、暗号化されたデータを復号する。実施形態に係る暗号システム100は、詳細は後述するが、認証処理のための少なくとも1つ以上の生体情報を用いて暗号鍵を生成し、データを暗号化又は復号する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社東芝
1か月前
株式会社東芝
センサ
4日前
株式会社東芝
センサ
2か月前
株式会社東芝
電源回路
26日前
株式会社東芝
電子装置
4日前
株式会社東芝
計算装置
11日前
株式会社東芝
遮断装置
4日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
8日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
ICカード
11日前
株式会社東芝
蓄電池装置
12日前
株式会社東芝
光スイッチ
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
11日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
26日前
株式会社東芝
半導体装置
26日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
遠心送風機
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
5日前
株式会社東芝
半導体装置
4日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
続きを見る