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公開番号
2025021885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125960
出願日
2023-08-02
発明の名称
噴出容器及び装着キャップ
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類
B65D
83/00 20060101AFI20250206BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】中粘度から高粘度の液体であっても安定して空気と混合させることが可能な噴出容器及び装着キャップに関する。
【解決手段】液体を収容可能な容器本体を備える噴出容器であって、液体及び空気を混合させる混合室と、混合室で混合された液体及び空気を噴出可能な噴出孔と、容器本体内部から混合室に液体を供給する液体流路と、容器本体内部から混合室に空気を供給する空気流路と、混合室と噴出孔との間に設けられた蓄圧弁とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を収容可能な容器本体を備える噴出容器であって、
液体及び空気を混合させる混合室と、
前記混合室で混合された液体及び空気を噴出可能な噴出孔と、
前記容器本体内部から前記混合室に液体を供給する液体流路と、
前記容器本体内部から前記混合室に空気を供給する空気流路と、
前記混合室と前記噴出孔との間に設けられた蓄圧弁と
を備える
噴出容器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記蓄圧弁は、スリットと、前記スリットにより形成された片部とを有しており、
前記片部は、弾性変形可能に構成されており、
前記蓄圧弁は、前記混合室で混合された液体及び空気による前記片部への押圧力が前記片部の弾性力よりも大きいときに開状態となる
請求項1に記載の噴出容器。
【請求項3】
前記蓄圧弁は、複数のスリットを有しており、
前記複数のスリットは、互いに交差している
請求項2に記載の噴出容器。
【請求項4】
前記蓄圧弁は、前記混合室側に向けて膨出する膨出部を有しており、
前記膨出部は、該膨出部の頂点部に前記スリット及び前記片部を有している
請求項2又は3に記載の噴出容器。
【請求項5】
前記蓄圧弁は、開口を有するベース部を有しており、
前記膨出部は、前記ベース部の開口周縁から前記混合室側かつ内側に向けて少なくとも一部が傾斜する傾斜部を有しており、
前記ベース部の前記開口の面積が、19mm
2
以上79mm
2
以下であり、
前記スリットの長さが、2mm以上6mm以下である
請求項4に記載の噴出容器。
【請求項6】
前記液体流路又は前記空気流路の流出口と、前記片部との離間距離が7mm以下である
請求項2~5のいずれか1項に記載の噴出容器。
【請求項7】
前記液体流路及び前記空気流路のいずれか一方の流出口は、前記混合室を介して前記蓄圧弁と対向しており、
前記液体流路及び前記空気流路のいずれか他方は、前記液体流路及び前記空気流路のいずれか一方の前記流出口と前記蓄圧弁との対向方向と直交する方向に延びて前記混合室に至る直交流路を有している
請求項1~6のいずれか1項に記載の噴出容器。
【請求項8】
前記直交流路は、複数設けられている
請求項7に記載の噴出容器。
【請求項9】
前記複数の直交流路の少なくとも2つの流路は、前記混合室を介して互いに対向している
請求項8に記載の噴出容器。
【請求項10】
前記液体流路の流出口における流路面積は、前記空気流路の流出口における流路面積に対して、50%以上710%以下である
請求項1~9のいずれか1項に記載の噴出容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、噴出容器及び装着キャップに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、液体を噴出可能な噴出孔を備える噴出容器において、噴出孔の直前で液体及び空気を混合させ、液体をミスト化させた状態で噴出させる噴出容器が知られている(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許4877623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の噴出容器では、液体が中粘度から高粘度である場合、液体が収容された容器本体等をゆっくり押圧すると、空気が先行して噴出されるため、液体及び空気を安定して混合させることができないという問題がある。
【0005】
本発明は、中粘度から高粘度の液体であっても安定して空気と混合させることが可能な噴出容器及び装着キャップに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る噴出容器は、液体を収容可能な容器本体を備える噴出容器であって、液体及び空気を混合させる混合室と、前記混合室で混合された液体及び空気を噴出可能な噴出孔と、前記容器本体内部から前記混合室に液体を供給する液体流路と、前記容器本体内部から前記混合室に空気を供給する空気流路と、前記混合室と前記噴出孔との間に設けられた蓄圧弁とを備える。
【0007】
また、本発明に係る装着キャップは、液体を収容可能な容器本体に対して取り付け可能に構成された装着キャップであって、液体及び空気を混合させる混合室と、前記混合室で混合された液体及び空気を噴出可能な噴出孔と、前記容器本体内部から前記混合室に液体を供給する液体流路と、前記容器本体内部から前記混合室に空気を供給する空気流路と、前記混合室と前記噴出孔との間に設けられた蓄圧弁とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の噴出容器及び装着キャップによれば、中粘度から高粘度の液体であっても安定して空気と混合させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る噴出容器を示す斜視図である。
本実施形態に係る噴出容器を示す分解斜視図である。
本実施形態に係る噴出容器を示す断面図である。
本実施形態に係る装着キャップの一部を拡大して示す拡大断面図である。
本実施形態に係る装着キャップの一部を拡大して示す拡大断面図である。
本実施形態に係る蓄圧弁を示す斜視図である。
本実施形態に係る直交流路の変形例を示す分解斜視図である。
本実施形態に係る直交流路の変形例を示す分解斜視図である。
本実施形態に係る流動制御機構の変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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