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公開番号
2025021103
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124827
出願日
2023-07-31
発明の名称
回転往復駆動アクチュエーター
出願人
ミツミ電機株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
H02K
33/12 20060101AFI20250205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】低背化を図りつつ、可動対象物をより安定した状態で、高振幅で駆動すること。
【解決手段】外周にマグネットが固定された軸部を有し、前記軸部の周りに往復回転可能な可動体と、マグネットとの相互作用で可動体を往復回転させるユニット本体と、を有し、ユニット本体は、マグネットに対し軸部の径方向の両側で同一直線上に延在する一対の磁極と、一対の磁極及びマグネットを囲み、一対の磁極を接続する磁路部と、を有するコア体と、一対の磁極に巻回され、通電により相互作用を生じさせる一対のコイル体と、軸部の周方向において一対の磁極間の位置で磁路部に形成された凹部に配置され、可動体を往復回転の初期位置に向けて付勢する付勢部と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
外周にマグネットが固定された軸部を有し、前記軸部の周りに往復回転可能な可動体と、
前記マグネットとの相互作用で前記可動体を往復回転させるユニット本体と、を有し、
前記ユニット本体は、
前記マグネットに対し前記軸部の径方向の両側で同一直線上に延在する一対の磁極と、前記一対の磁極及び前記マグネットを囲み、前記一対の磁極を接続する磁路部と、を有するコア体と、
前記一対の磁極に巻回され、通電により前記相互作用を生じさせる一対のコイル体と、
前記軸部の周方向において前記一対の磁極間の位置で前記磁路部に形成された凹部に配置され、前記可動体を往復回転の初期位置に向けて付勢する付勢部と、
を有する、
回転往復駆動アクチュエーター。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記コア体は、複数の分割体により構成され、
前記複数の分割体は、前記マグネットを中心に、対称に配置され、前記一対の磁極の一つと前記磁路部の一部とを夫々有する複数の同形状の同形コアを含む、
請求項1に記載の回転往復駆動アクチュエーター。
【請求項3】
前記分割体は、前記凹部を避けて分割されてなる、
請求項2に記載の回転往復駆動アクチュエーター。
【請求項4】
前記凹部は、前記付勢部の幅に対応する形状を有する、
請求項1に記載の回転往復駆動アクチュエーター。
【請求項5】
前記マグネットを挟み前記付勢部に対向して配置され、前記付勢部と同機能の他の付勢部を有する、
請求項1に記載の回転往復駆動アクチュエーター。
【請求項6】
前記マグネットが前記初期位置に位置する場合、前記マグネットの磁極切替わり部は複数の磁極に対して夫々周方向で対称となる位置に配置されるよう構成される、
請求項4に記載の回転往復駆動アクチュエーター。
【請求項7】
前記マグネットは2極に着磁されている、
請求項1に記載の回転往復駆動アクチュエーター。
【請求項8】
前記付勢部は、マグネットである、
請求項1に記載の回転往復駆動アクチュエーター。
【請求項9】
前記付勢部は、永久磁石であり、前記他の付勢部は、永久磁石若しくは、前記磁路部に一体に形成された凸状の磁極である請求項5に記載の回転往復駆動アクチュエーター。
【請求項10】
前記ユニット本体は、前記コア体を軸方向で挟むように配置され、前記コア体、前記コイル体、前記マグネット及び前記付勢部を軸方向の両側から被覆するとともに、挿通される前記軸部を回動自在に支持する一対の軸支持体を有する、
請求項1に記載の回転往復駆動アクチュエーター。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転往復駆動アクチュエーターに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複合機、レーザービームプリンタ等のスキャナーに使用されるアクチュエーターとして、回転往復駆動アクチュエーターが使用されている。具体的には、回転往復駆動アクチュエーターは、スキャナーのミラーを往復回転させることで、レーザー光の反射角度を変更して対象物に対する光走査を実現する。
【0003】
この種の回転往復駆動アクチュエーターをガルバノモーターとして用いたものとして、特許文献1に示すようにマグネットを可動部側に設けたマグネット可動タイプ、ミラー側にコイルを設けたコイル可動タイプ、その他、様々なタイプのものが知られている。
【0004】
特許文献1は、マグネット可動タイプとして、マグネットをミラー側に設けてミラーとともに可動するビームスキャナーである。特許文献1では、対向配置された一対の軸受壁間に、ミラー付きの回転軸が架設され、この回転軸に、4つの永久磁石が回転軸径方向に着磁するように設けられ、コイルが巻回された磁極を有するコアが、回転軸を挟むように配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4727509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、引用文献1のようなマグネット可動タイプの構成は、コイル可動タイプと比較すると、駆動時のコイルの発熱により、ミラーの表面状態、回転軸へのミラーの接合状態、反りを含むミラーの形状等に悪影響を与える恐れは少ない。
これに対して、特許文献1に示す装置では、マグネットをミラー側に設けるので、コイルの発熱によるミラーへの影響はないものの、回転軸には4つの永久磁石を有するため、小型化、低背化が困難であるという問題がある。
【0007】
近年、スキャナーに用いられる回転往復駆動アクチュエーターは、小型化されたスキャナー製品のサイズに応じて、ミラーを片持ち式で支持する構成にする他に、壁部間にミラーを配置して回動自在に支持する筐体の構造自体の低背化(小型化)が望まれている。これにより、回転往復駆動アクチュエーターは、配置する際にも狭いスペースでの設定が可能となるような設置の省スペース化が可能となる。
【0008】
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、低背化を図りつつ、可動対象物をより安定した状態で、高振幅で駆動できる回転往復駆動アクチュエーターを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の回転往復駆動アクチュエーターの一つの態様は、
外周にマグネットが固定された軸部を有し、前記軸部の周りに往復回転可能な可動体と、
前記マグネットとの相互作用で前記可動体を往復回転させるユニット本体と、を有し、
前記ユニット本体は、
前記マグネットに対し前記軸部の径方向の両側で同一直線上に延在する一対の磁極と、前記一対の磁極及び前記マグネットを囲み、前記一対の磁極を接続する磁路部と、を有するコア体と、
前記一対の磁極に巻回され、通電により前記相互作用を生じさせる一対のコイル体と、
前記軸部の周方向において前記一対の磁極間の位置で前記磁路部に形成された凹部に配置され、前記可動体を往復回転の初期位置に向けて付勢する付勢部と、
を有する構成を採る。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、低背化を図りつつ、可動対象物をより安定した状態で、高振幅で駆動できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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