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公開番号2025020592
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124073
出願日2023-07-31
発明の名称車両制御システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60L 3/00 20190101AFI20250205BHJP(車両一般)
要約【課題】所定の複数の車両に対して車両設備に関する共通の設定内容を速やかに適用させることが可能な車両制御システムを提供すること。
【解決手段】本開示にかかる車両制御システムは、複数の車両のそれぞれの走行特性に関するデータを収集するデータ収集部と、収集したデータを用いて複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する車両に共通する走行特性についての解析を行う解析部と、解析部による解析結果に基づいて、複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する車両のそれぞれに対して、車両設備に関する共通の設定内容を適用させる制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の車両のそれぞれの走行特性に関するデータを収集するデータ収集部と、
収集したデータを用いて前記複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する車両に共通する走行特性についての解析を行う解析部と、
前記解析部による解析結果に基づいて、前記複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する車両のそれぞれに対して、車両設備に関する共通の設定内容を適用させる制御部と、
を備えた、車両制御システム。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する車両のそれぞれに対して適用された車両設備に関する共通の設定内容を、前記複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する予定の車両に対して適用させる、
請求項1に記載の車両制御システム。
【請求項3】
前記解析部は、収集したデータを用いて、前記複数の車両のうち前記所定エリア及び前記所定車種の少なくとも何れかに属する車両、のそれぞれに搭載された電池の劣化要因となる当該電池にかかる負担についての解析を行い、
前記制御部は、前記複数の車両のうち前記所定エリア及び前記所定車種の少なくとも何れかに属する車両、のそれぞれに搭載された前記電池にかかる負担が大きいほど、当該電池の冷却強度を強くする、
請求項1に記載の車両制御システム。
【請求項4】
前記解析部による前記電池にかかる負担が大きいという判断が所定回数以上蓄積された場合、前記制御部は、前記冷却強度を強くするのに加えて、前記電池の充電時に当該電池に供給される電流の上限値を低下させる、
請求項3に記載の車両制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両制御システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、ユーザの運転特性に応じて車両設備の最適化を行う技術の開発が進められている。特許文献1には、第1の車両で学習したユーザの特性情報に基づいて、第2の車両の設備の最適化を行う、車両設定継承システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-158003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたシステムは、ユーザの運転特性に基づいて、他のユーザの車両の車両設備への最適化を行っていない。そのため、特許文献1に開示されたシステムでは、例えば類似の走行特性を持つ所定車種の複数の車両や、類似の走行特性を持つ所定エリアを走行する複数の車両に対して、車両設備に関する共通の設定内容を速やかに適用させることができない、という課題があった。
【0005】
本開示は、以上の背景に鑑みなされたものであり、所定の複数の車両に対して車両設備に関する共通の設定内容を速やかに適用させることが可能な車両制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる車両制御システムは、複数の車両のそれぞれの走行特性に関するデータを収集するデータ収集部と、収集したデータを用いて前記複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する車両に共通する走行特性についての解析を行う解析部と、前記解析部による解析結果に基づいて、前記複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する車両のそれぞれに対して、車両設備に関する共通の設定内容を適用させる制御部と、を備える。この車両制御システムは、複数の車両のそれぞれの走行特性に関するデータを収集して解析することにより、複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する2台以上の車両のそれぞれに対して、車両設備に関する共通の設定内容を速やかに適用させることができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、所定の複数の車両に対して車両設備に関する共通の設定内容を速やかに適用させることが可能な車両制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1にかかる車両制御システムの構成例を示す図である。
図1に示す車両制御システムに設けられた車両制御装置の動作を示すフローチャートである。
図1に示す車両制御システムに設けられた車両制御装置の具体的な動作の一例を示すフローチャートである。
図1に示す車両制御システムに設けられた車両制御装置の動作の一例を説明するための図である。
図1に示す車両制御システムに設けられた車両制御装置の動作の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【0010】
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかる車両制御システム1の構成例を示す図である。車両制御システム1は、複数の車両のそれぞれの走行特性に関するデータを収集して解析することにより、複数の車両のうち所定エリア及び所定車種の少なくとも何れかに属する2台以上の車両のそれぞれに対して、車両設備に関する共通の設定内容を速やかに適用させることができる。以下、具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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