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公開番号2025020463
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-12
出願番号2024202997,2023014619
出願日2024-11-21,2016-11-18
発明の名称電動エアロゾル送達システム
出願人アール・ジエイ・レイノルズ・タバコ・カンパニー
代理人弁理士法人川口國際特許事務所
主分類A24F 40/42 20200101AFI20250204BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】ユーザが非常に風味豊かなエアロゾルを吸引することができる電動エアロゾル送達システムを提供する。
【解決手段】カートリッジ本体部200は、対向する第1および第2の端部を有する第2の管状部材216を含む。該第1および該第2の端部の一方は、該制御体部の一端と着脱可能に係合している。該カートリッジ本体部は、該第2の管状部材中に配置された第1のエアロゾル生成装置212をさらに備え、該制御体部と該カートリッジ本体部の間の係合部に電源を動作可能に係合するよう構成される。第2のエアロゾル生成装置400は、該第1のエアロゾル生成装置とエアロゾル送達システムの口係合端の間に配置され、該第2のエアロゾル生成装置が該カートリッジ本体部と着脱可能に係合されるか、該カートリッジ本体部の該第2の管状部材中に収容される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル送達システムであって、
対向する端部を有する第1の細長い管状部材および中に配置された電源を含む制御体部と、
対向する第1の端部および第2の端部を有する第2の管状部材を含むカートリッジ本体部であって、前記第1の端部が、前記制御体部の前記対向する端部の一方と係合し、前記カートリッジ本体部が、前記第2の管状部材中に配置された第1のエアロゾル生成装置をさらに備え、前記制御体部の前記対向する端部の一方と前記カートリッジ本体部の前記第1の端部の間の係合で前記電源を動作可能に係合するよう構成され、前記カートリッジ本体部の前記第2の端部が前記エアロゾル送達システムの口係合端に向いているカートリッジ本体部と、
前記エアロゾル送達システムの前記第1のエアロゾル生成装置と前記口係合端の間に配置され、前記カートリッジ本体部と着脱可能に係合するか、前記カートリッジ本体部の前記第2の管状部材中に収容される第2のエアロゾル生成装置と、
を備え、
前記第2のエアロゾル生成装置が、ビーズ状またはペレット状の複数のエアロゾル生成要素をさらに含み、
各ビーズまたはペレットが、タバコ材料および充填剤、少なくとも1つのエアロゾル形成材料、ならびに少なくとも1つの結合剤から選択された粒状材料を備える押し出し材料の形態である、エアロゾル送達システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1のエアロゾル生成装置と前記第2のエアロゾル生成装置の間の第2の管状部材内に配置された第1の分離要素をさらに備え、前記第1の分離要素が熱伝導性および気体透過性のいずれかである、請求項1に記載のエアロゾル生成物品。
【請求項3】
第1の分離要素が、厚さを規定するため対向する端部の間の長手方向軸に沿って延在し、前記第1の分離要素の前記厚さが、前記第1のエアロゾル生成装置の加熱要素から前記第2のエアロゾル生成装置を離間するように構成される、請求項2に記載のエアロゾル送達システム。
【請求項4】
前記第2のエアロゾル生成装置と前記口係合端の間の第2の分離要素をさらに備え、前記第2の分離要素が熱伝導性および気体透過性のいずれかである、請求項1に記載のエアロゾル送達システム。
【請求項5】
前記第2のエアロゾル生成装置が細長い管状体および対向する端部材を有するカートリッジを備え、前記端部材のそれぞれが、熱伝導性および気体透過性のいずれかであり、前記細長い管状体が、複数のエアロゾル生成要素を受容し、前記対向する端部材と協働してその中に前記複数のエアロゾル生成要素を収容するようさらに構成され、前記カートリッジが前記第2の管状部材によって受容されるよう構成される、請求項1に記載のエアロゾル送達システム。
【請求項6】
前記第1のエアロゾル生成装置が、前記第2の管状部材内に配置された液体容器を備え、第1のエアロゾルを生成するために前記第1のエアロゾル生成装置により使用されるエアロゾル前駆体物質を受容するよう構成される、請求項1に記載のエアロゾル送達システム。
【請求項7】
前記エアロゾル前駆体物質がグリセンリン、プロピレングリコール、水、生理的食塩水、ニコチン、有機酸およびその組み合わせのいずれかである、請求項6に記載のエアロゾル送達システム。
【請求項8】
前記第1のエアロゾル生成装置が第1のエアロゾルを生成するための熱を提供するよう構成され、前記第2のエアロゾル生成装置が少なくとも1つのエアロゾル生成要素を含み、前記少なくとも1つのエアロゾル生成要素が、前記熱および前記口係合端に加えられた吸引に応答して、前記エアロゾル生成要素を通って前記口係合端へ引き込まれる前記第1のエアロゾルと相互作用するよう配置されている、請求項1に記載のエアロゾル送達システム。
【請求項9】
前記エアロゾル生成要素が、粒状タバコ、タバコ抽出物およびニコチンのうちの1つまたは複数をさらに含み、前記ニコチンが、遊離塩基形、塩形、複合体、または溶媒和化合物である、請求項1に記載のエアロゾル送達システム。
【請求項10】
前記エアロゾル生成要素が、1つまたは複数の風味剤をさらに含む、請求項1に記載のエアロゾル送達システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示は、喫煙物品などのエアロゾル送達デバイスおよびシステムに関し、より詳細には、エアロゾル製品用の電気的に発生する熱を利用するエアロゾル送達デバイスおよびシステムに関する(喫煙物品は一般に電子タバコと呼ばれる)。エアロゾル送達デバイスおよびシステムは、エアロゾル前駆体を加熱するよう構成されてもよく、エアロゾル前駆体は、タバコ製またはタバコ由来であってもよい、あるいはタバコを組み込んでいてもよいが、必ずしもそうである必要はない材料を組み込んでいて、人が吸入可能なエアロゾルを形成するために蒸発可能である。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
使用にタバコを燃やす必要がある喫煙製品の改良または代替として、多くの喫煙デバイスが長年提案されてきた。これらのデバイスの多くは、タバコの燃焼によるかなりの量の不完全燃焼および熱分解生成物を送出することなく、タバコ、シガー、またはパイプと関連する感覚を提供するようになされてきたと言われる。この目標を達成するために、揮発性物質を蒸発させる、または加熱するために電気エネルギーを利用する、あるいは、かなりの程度にタバコを燃焼することなく、タバコ、シガーまたはパイプの感覚を提供しようとする、多数の喫煙製品、香味生成器および薬用吸入器が提案されてきた。例えば、参照により本明細書に援用される、Robinsonなどによる米国特許第7,726,320、Griffith,Jr.などによる米国特許出願第2013/0255702およびSearsなどの米国特許出願公開第2014/0096781の背景技術に記載の、様々な代替喫煙物品、エアロゾル送達デバイスおよび発熱源を参照されたい。また、例えば、参照により本明細書に組み込まれる、Blessなどによる2014年2月3日出願の米国特許出願番号第14/170,838のブランド名および商業的供給源により参照される様々なタイプの喫煙物品、エアロゾル送達デバイスおよび電動発熱源を参照されたい。
【0003】
ユーザが非常に風味豊かなエアロゾルを吸引することができる電動エアロゾル送達システムを提供することが望ましい。また、ユーザの口の中に吸引されたとき、エアロゾルが心地よく、快適な状態で提供されるのが望ましいかもしれない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願第7,726,320号明細書
米国特許出願公開第2013/0255702号明細書
米国特許出願公開第2014/0096781号明細書
米国特許出願第14/170,838号明細書
【発明の概要】
【0005】
本開示は、エアロゾル送達システムに関する。そのようなシステムは、電力により生成された熱の結果としてエアロゾルを生成することができ、ユーザの口内に吸引されるエアロゾルを送出することができる。エアロゾル送達システムにとって具体的に重要なことは、電子タバコとして既知の、あるいは、特徴的なデバイスが喫煙者に与えるような、エアロゾル形態のタバコ成分を提供することである。本明細書で使用する場合、用語「エアロゾル」は、目に見えても見えなくても、「煙状」と考えられる形態であってもそうでなくても、人が吸引するのに適した、蒸気、ガス、エアロゾルおよび/または粒状体形態または粒状体型を含むことを指す。
【0006】
上述および他の要求が、一態様では、エアロゾル送達システムを提供する本開示の態様と合致する。そのようなエアロゾル送達システムは、対向端を有し、中に電源を配置する第1の細長い管状部材を含む制御体部を備えてもよい。カートリッジ本体部は、対向する第1および第2の端部を有する第2の管状部材を含む。カートリッジ本体部の第1および第2の端部のうちの一方は、制御体部の対向端のうちの一方と取り外し可能に係合する。カートリッジ本体部は、第2の管状部材内に配置された第1のエアロゾル生成装置をさらに備え、制御体部の対向端の一方とカートリッジ本体部の第1および第2の端部のうちの一方との間の係合部に電源を動作可能に係合するよう構成される。カートリッジ本体部の第1および第2の端部のうちの他方は、さらに、口係合端として構成される。カートリッジ本体部は、第1のエアロゾル生成装置と口係合端の間に配置された第2の管状部材内に第2のエアロゾル生成装置をさらに備える。一部の態様では、第2のエアロゾル生成装置が、1つまたは複数のエアロゾル生成要素をさらに備えてもよく、1つまたは複数の(少なくとも1つの)エアロゾル生成要素は、顆粒、ペレット、ビーズ、小さな不連続単位、炭素片、押し出し炭素片、セラミックビーズ、マルメライズ化タバコ片、押し出しまたは圧縮円筒状または球状要素、粉砕タバコ薄片、充填剤、香味、可視エアロゾル形成材料、結合剤、卵形要素、不規則形状要素、細断片、フレーク、タバコ含有要素、可視エアロゾル形成材料含有要素、吸着性物質、吸収性物質、カプセル、マイクロカプセル、ハニカムモノリス、単一多孔性構造体およびそれらの組合わせからなる群から選択されてもよい。
【0007】
本開示の他の態様では、エアロゾル送達システムを形成する方法が提供される。そのような方法は、第2の管状部材の第1の端部と着脱可能に係合する第1の細長い管状部材の一端を備え、第1の細長い管状部材は、制御体部として構成され、内部に配置された電源を有し、第2の管状部材は、カートリッジ本体部として構成され、内部に配置された第1のエアロゾル生成装置を有する。第1のエアロゾル生成装置は、制御体部の一端とカートリッジ本体部の第1の端部の間の係合部に電源を動作可能に係合するよう構成される。また、その方法は、第1のエアロゾル生成装置と第2の管状部材の第2の端部の間のカートリッジ本体部の第2の管状部材内に第2のエアロゾル生成装置を挿入することを含み、第2の端部は、第1の端部と対向し、口係合端として構成される。場合によっては、第2の管状部材内に第2のエアロゾル生成装置を挿入することが、第2の管状部材内に1つまたは複数のエアロゾル生成要素を、少なくとも部分的に第2のエアロゾル生成装置を形成することをさらに備えてもよく、1つまたは複数の(少なくとも1つの)エアロゾル生成要素は、顆粒、ペレット、ビーズ、小さな不連続単位、炭素片、押し出し炭素片、セラミックビーズ、マルメライズ化タバコ片、押し出しまたは圧縮円筒状または球状要素、粉砕タバコ薄片、充填剤、香味、可視エアロゾル形成材料、結合剤、卵形要素、不規則形状要素、細断片、フレーク、タバコ含有要素、可視エアロゾル形成材料含有要素、吸着性物質、吸収性物質、カプセル、マイクロカプセル、ハニカムモノリス、単一多孔性構造体およびそれらの組合わせからなる群から選択される。このように本開示は、以下の実施形態を含むが、それに限定されない。
【0008】
実施形態1
対向する端部を有する第1の細長い管状部材を含む制御体部と、その中に配置された電源と、対向する第1と第2の端部を有する第2の管状部材を含むカートリッジ本体部を備え、第1および第2の端部のうちの一方が、制御体部の対向する端部の一方と着脱可能に係合し、カートリッジ本体部が、第2の管状部材内に配置された第1のエアロゾル生成装置をさらに備え、制御体部の対向する端部の一方とカートリッジ本体部の第1および第2の端部のうちの一方との間の係合に電源を動作可能に係合するように構成し、カートリッジ本体部の第1および第2の端部のうちの他方が、口係合端としてさらに任意に構成され、カートリッジ本体部が第1のエアロゾル生成装置と口係合端の間に配置された第2の管状部材内に第2のエアロゾル生成装置をさらに備える、エアロゾル送達システム。
【0009】
実施形態2
第2のエアロゾル生成装置が、少なくとも1つのエアロゾル生成要素をさらに備える、上述または以下の実施形態のいずれのエアロゾル送達システム、あるいはその組み合わせ。
【0010】
実施形態3
少なくとも1つのエアロゾル生成要素が、顆粒、ペレット、ビーズ、小さな不連続単位、炭素片、押し出し炭素片、セラミックビーズ、マルメライズ化タバコ片、押し出しまたは圧縮円筒状または球状要素、粉砕タバコ薄片、充填剤、香味、可視エアロゾル形成材料、結合剤、卵形要素、不規則形状要素、細断片、フレーク、タバコ含有要素、可視エアロゾル形成材料含有要素、吸着性物質、吸収性物質、カプセル、マイクロカプセル、ハニカムモノリス、単一多孔性構造体およびそれらの組合わせからなる群から選択される、上述または以下の実施形態のいずれのエアロゾル送達システム、あるいはその組み合わせ。
(【0011】以降は省略されています)

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