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公開番号2025019865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123738
出願日2023-07-28
発明の名称銅含有銀粉、導電性ペースト、導電膜、及び太陽電池セル
出願人DOWAエレクトロニクス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B22F 1/00 20220101AFI20250131BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約【課題】導電膜のライン抵抗を低減可能な銅含有銀粉の提供。
【解決手段】本発明は、銅含有銀粉であって、前記銅含有銀粉を、昇温速度10℃/minで昇温する熱機械分析によって得られる100℃から600℃までのTMA曲線の微分曲線において、膨張ピークと、前記膨張ピークよりも低温側に、dTMAが-0.10%/min以下の第1の収縮ピークとを有する、銅含有銀粉である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
銅含有銀粉であって、
前記銅含有銀粉を、昇温速度10℃/minで昇温する熱機械分析によって得られる100℃から600℃までのTMA曲線の微分曲線において、
膨張ピークと、前記膨張ピークよりも低温側に、dTMAが-0.10%/min以下の第1の収縮ピークとを有する、銅含有銀粉。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記微分曲線において、前記膨張ピークの温度から300℃までの間に、dTMAが-0.30%/min以下の第2の収縮ピークを有する、請求項1に記載の銅含有銀粉。
【請求項3】
300℃から600℃までの間の前記微分曲線が蛇行している、請求項1又は2に記載の銅含有銀粉。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の銅含有銀粉と、アルミニウムと、溶剤とを含む、導電性ペースト。
【請求項5】
請求項4に記載の導電性ペーストを用いて形成された導電膜。
【請求項6】
請求項5に記載の導電膜を備える、太陽電池セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、銅含有銀粉、導電性ペースト、導電膜、及び太陽電池セルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
導電性金属粉末を含む導電性ペーストを、フィルム、基板、電子部品等の基材に塗布又は印刷し、加熱して乾燥硬化や焼成させることにより、電極や電気配線等の導電膜を形成するという方法は、従来から広く用いられている。しかしながら、近年の電子機器の高性能化に伴い、導電性ペーストを用いて形成される導電膜には、より低抵抗であることが要求され、その要求は年々厳しくなっている。
【0003】
上記要求に対して、例えば、特許文献1では、高い導電性(低抵抗)を有する導電性ペースト組成物を得ることを目的として、フレーク状銀粉末及び球状銀粉末からなり、フレーク状銀粉末及び球状銀粉末の少なくともいずれか一方の銀粉末の表面に多価カルボン酸が付着している銀粉末を導電性金属粉末として用いることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-100573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、従来の導電性ペーストに用いられ得る銀粉末(銀粉)については、導電性ペーストを用いて形成された導電膜のライン抵抗を低減するという点において更なる改善の余地があった。
【0006】
そこで、本発明は、導電膜のライン抵抗を低減可能な銅含有銀粉を提供することを目的とする。
また、本発明は、導電膜のライン抵抗を低減可能な導電性ペーストを提供することを目的とする。
また、本発明は、ライン抵抗が低減された導電膜を提供することを目的とする。
また、本発明は、優れた性能を有する太陽電池セルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上述の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、本発明者らは、以下に述べる本発明を完成させた。
【0008】
即ち、上述の課題を解決するための本発明の要旨構成は以下の通りである。
【0009】
[1]銅含有銀粉であって、
前記銅含有銀粉を、昇温速度10℃/minで昇温する熱機械分析によって得られる100℃から600℃までのTMA曲線の微分曲線において、
膨張ピークと、前記膨張ピークよりも低温側に、dTMAが-0.10%/min以下の第1の収縮ピークとを有する、銅含有銀粉。
【0010】
[2]前記微分曲線において、前記膨張ピークの温度から300℃までの間に、dTMAが-0.30%/min以下の第2の収縮ピークを有する、[1]に記載の銅含有銀粉。
(【0011】以降は省略されています)

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