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公開番号
2025019703
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123449
出願日
2023-07-28
発明の名称
エスカレータ
出願人
フジテック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B66B
31/00 20060101AFI20250131BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】空調装置からの送風の影響を受けず、搬送される乗客の衣服に付着した菌を効果的に除菌し得るエスカレータを提供する。
【解決手段】無端状に連結されて循環走行する複数の踏段12と踏段12で搬送される乗客Pに対し、横方向から紫外線を照射する紫外線照射装置68とを備えることとした。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
無端状に連結されて循環走行する複数の踏段と、
前記踏段で搬送される乗客に対し、横方向から紫外線を照射する紫外線照射装置と、
を有することを特徴とするエスカレータ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記乗客の身長を測定する身長測定装置と、
前記紫外線照射装置の点灯制御を行う制御装置と、
を有し、
前記制御装置は、前記身長測定装置によって測定された身長に基き、前記乗客の顔よりも下部に紫外線が照射されるよう、前記紫外線照射装置の点灯制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のエスカレータ。
【請求項3】
前記紫外線照射装置は、前記踏段の走行方向と平行に間隔を空けて設けられた複数の紫外線発光ユニットを含み、
前記制御装置は、前記複数の紫外線発光ユニット各々のオン・オフ制御を行い、
前記エスカレータは昇り用のエスカレータであって、さらに、
前記複数の踏段の内の一の踏段への乗客の乗り込みを検出する移乗検出手段を有し、
前記制御装置は、
前記身長測定装置が測定した身長に基き、前記移乗検出手段が検出した前記一の踏段よりも前記走行方向の上側であって、前記乗客の顔よりも下側に位置する紫外線発光ユニットをオンすることを特徴とする請求項2に記載のエスカレータ。
【請求項4】
前記制御装置は、さらに、前記複数の紫外線発光ユニット各々の発光強度を制御し、
前記オンする紫外線発光ユニットの内、水平方向に前記一の踏段から遠い紫外線発光ユニット程、高い発光強度とすることを特徴とする請求項3に記載のエスカレータ。
【請求項5】
前記制御装置は、さらに、前記複数の紫外線発光ユニット各々の発光強度を制御し、
前記移乗検出手段が検出した前記一の踏段と、前記一の踏段の後に検出した他の踏段とが近接している場合、前記制御装置は前記一の踏段に対応して発光する紫外線発光ユニットの発光強度を小さくすることを特徴とする請求項3に記載のエスカレータ。
【請求項6】
前記踏段の走行速度に比例する前記発光強度が定められており、
前記制御装置は、前記走行速度に比例する発光強度で前記紫外線発光ユニットを発光させることを特徴とする請求項3に記載のエスカレータ。
【請求項7】
前記複数の紫外線発光ユニットは、前記複数の踏段の走行路に沿って配されており、
前記制御装置は、
前記移乗検出手段が検出した前記一の踏段の進行に応じ、前記乗客の顔よりも下側となる紫外線発光ユニットをオンすることを特徴とする請求項3に記載のエスカレータ。
【請求項8】
前記複数の紫外線発光ユニットの各々は、各踏段の内部にそれぞれ設けられ、ライザーに開設された窓を通して、紫外線を出射する紫外線発光ユニットであって、
前記制御装置は、
前記移乗検出手段が検出した前記一の踏段よりも上段側であって、前記乗客の顔よりも下側の踏段に設けられた紫外線発光ユニットをオンすることを特徴とする請求項3に記載のエスカレータ。
【請求項9】
前記複数の踏段上における乗客の混雑度を指標する混雑度指標を取得する混雑度指標取得手段を有し、
前記制御装置は、前記混雑度指標取得手段が取得する混雑度指標が所定の混雑度指標以上の高い間は、前記所定の混雑度指標未満の場合よりも、前記オンする紫外線発光ユニットの発光強度を小さくすることを特徴とする請求項3~8のいずれか1項に記載のエスカレータ。
【請求項10】
前記複数の紫外線発光ユニットの各々に対応して設けられ、対応する紫外線発光ユニットのオン・オフと同期してオン・オフする可視光発光ユニットと、
前記複数の踏段上を歩行する乗客を検出する歩行検出手段と、
を有し、
前記歩行検出手段が歩行を検出すると、前記制御手段は、前記可視光発光ユニットをオフすることを特徴とする請求項3~8のいずれか1項に記載のエスカレータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エスカレータに関し、特に、搬送される乗客の衣服等を除菌することができるエスカレータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、デパートや大型ショッピングモールなどの商業施設には、輸送効率の良さから複数のエスカレータが適所に設置されており、利用客は、入口階のフロアからエスカレータを乗り継いで目的階のフロアへと向かう。
【0003】
ところで、近年広まった感染症の対策の一つとして、利用客の衣服を除菌し、もって、商業施設内等での感染拡大を抑制することが考えられる。それには、多くの利用客が通過するエスカレータにおいて集中的に除菌を行い、目的階での感染予防を行うことが効果的であると考えられる。
【0004】
エスカレータで搬送される乗客の衣服を除菌することができるエスカレータが特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のエスカレータ(以下、「従来のエスカレータ」と言う)は、エスカレータ本体上方の天井部53に設けられた複数の静電霧化装置11を有している(特許文献1の段落[0033]、図3)。
【0005】
静電霧化装置11からは、脱臭・除菌、アレルゲン物質の不活性化に効果を発揮する帯電微粒子水Mが放出される(特許文献1の段落[0039]、図2)。そして、特許文献1の段落[0039]に「さらには、エスカレータ50に乗っている人に対しても帯電微粒子水Mを放出することができ、エスカレータ50に乗っている人の髪、又は衣服に帯電微粒子水Mを付着させて脱臭・除菌、あるいはアレルゲン物質を不活性化することができる。」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012―66925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来のエスカレータは、乗客の上方(乗客に対し縦方向)から帯電微粒子水Mを放出するものであるため、頭部(人の髪)には付着しても、衣服に付着する量は少ないと思われる。さらに、天井から放出される帯電微粒子水Mは拡散しやすく、また、上記施設内の空調装置からの送風の影響を受け、乗客まで十分に到達しないおそれもある。その結果、静電霧化装置11による除菌効果が十分に発揮されないと考えられる。
【0008】
本発明は、上記した課題に鑑み、空調装置からの送風の影響を受けず、搬送される乗客の衣服等に付着した菌を効果的に除菌し得るエスカレータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するため、本発明に係るエスカレータは、無端状に連結されて循環走行する複数の踏段と、前記踏段で搬送される乗客に対し、横方向から紫外線を照射する紫外線照射装置と、を有することを特徴とする。
【0010】
また、前記乗客の身長を測定する身長測定装置と、前記紫外線照射装置の点灯制御を行う制御装置と、を有し、前記制御装置は、前記身長測定装置によって測定された身長に基き、前記乗客の顔よりも下部に紫外線が照射されるよう、前記紫外線照射装置の点灯制御を行うことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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