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公開番号2025019521
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123170
出願日2023-07-28
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 3/04847 20220101AFI20250131BHJP(計算;計数)
要約【課題】タッチした状態でスライドする操作により設定を変更する場合に、操作性を向上させる。
【解決手段】ユーザによるタッチを受け付けるタッチ領域を有する情報処理装置は、前記タッチ領域にタッチした状態でスライドを行う操作であるタッチスライド操作を検出する検出手段と、前記タッチスライド操作に応じて、特定の装置の設定を変更する変更手段と、前記特定の装置の設定の変更を前記ユーザに通知する通知手段と、1)前記タッチスライド操作に応じて第1の設定項目の設定が変更された場合には、前記第1の設定項目の設定の変更を前記通知手段により通知し、2)前記タッチスライド操作に応じて第2の設定項目の設定が変更された場合には、前記第2の設定項目の設定の変更を前記通知手段により通知しないように制御する制御手段と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザによるタッチを受け付けるタッチ領域を有する情報処理装置であって、
前記タッチ領域にタッチした状態でスライドを行う操作であるタッチスライド操作を検出する検出手段と、
前記タッチスライド操作に応じて、特定の装置の設定を変更する変更手段と、
前記特定の装置の設定の変更を前記ユーザに通知する通知手段と、
1)前記タッチスライド操作に応じて第1の設定項目の設定が変更された場合には、前記第1の設定項目の設定の変更を前記通知手段により通知し、2)前記タッチスライド操作に応じて第2の設定項目の設定が変更された場合には、前記第2の設定項目の設定の変更を前記通知手段により通知しないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1の設定項目は、前記タッチスライド操作に応じて非連続的に設定が変化する設定項目であり、
前記第2の設定項目は、前記タッチスライド操作に応じて連続的に設定が変化する設定項目である、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記特定の装置は、撮影を行う撮像装置であって、
前記第1の設定項目は、ゲインまたはシャッタースピードの設定項目であり、
前記第2の設定項目は、ズームまたはフォーカスの設定項目である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、
前記タッチスライド操作に応じて前記第2の設定項目の設定が変化したことによって前記第2の設定項目の設定が特定の設定に達した場合には、前記第2の設定項目の設定の変更を前記通知手段により通知し、
前記タッチスライド操作に応じて前記第2の設定項目の設定が変化したことによっても前記第2の設定項目の設定が前記特定の設定に達しない場合には、前記第2の設定項目の設定の変更を前記通知手段により通知しないように制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記特定の装置が特定の状態であれば、前記タッチスライド操作に応じて前記第1の設定項目の設定が変更された場合であっても、前記第1の設定項目の設定の変更を前記通知手段により通知しないように制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記特定の装置は、撮影を行う撮像装置であって、
前記特定の状態とは、前記撮像装置が撮影を行っている状態である、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記特定の装置の設定の変更を前記ユーザに通知しないように前記ユーザが前記情報処理装置に設定している場合には、前記タッチスライド操作に応じて前記第1の設定項目の設定が変更された場合であっても、前記第1の設定項目の設定の変更を前記通知手段により通知しないように制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記通知手段は、前記情報処理装置を振動させることによって、前記特定の装置の設定の変更をユーザに通知する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記通知手段は、音を発することによって、前記特定の装置の設定の変更をユーザに通知する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記タッチ領域は、表示手段上のタッチスライド操作を受付可能な領域である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、デジタルカメラなどの撮像装置に、無線通信機能および有線接続機能が搭載されている。無線通信もしくは有線を介して、撮像装置を情報端末(スマートフォンまたはタブレットなど)と接続すれば、情報端末は、情報端末内のアプリケーションを利用することにより、撮像装置を遠隔に制御可能である。
【0003】
情報端末の操作は、タッチ操作が主流である。タッチ操作部(ボタン、スライドバー、ホイールなど)を画面に表示して、タッチ操作部をユーザに操作させる。撮像装置を遠隔に制御する場合にも、情報端末の画面に表示されたタッチ操作部が操作されることにより、撮像装置が制御可能(例えば、撮像装置の設定が変更可能)である。一方、画面に対するタッチ操作は、物理ボタンの操作と異なり、操作者へのフィードバックに乏しい。このため、操作者は、期待する操作結果を得ていないことがある。
【0004】
このため、タッチ操作に対して、フィードバックを与える方法が提案されている。特許文献1では、タッチスライド操作(タッチした状態でスライドする操作)において、目標ポイントまでスライドさせたことを、振動の変化によって操作者にフィードバックをすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-128741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
タッチスライド操作によって設定を変更しようとする際に、設定が変更されるタイミングで、特許文献1の技術を用いて、振動によるフィードバックを与えることは操作性の向上に役立つ。しかしながら、例えば、撮像装置のズーム操作時には、設定の変化が連続的であり(操作中は常に変化が発生してしまい)、振動によるフィードバックを与えると操作中には常に振動が発生してしまう。このため、無駄な振動が発生して、タッチスライド操作の操作性が低下する。
【0007】
そこで、本発明は、タッチした状態でスライドする操作により設定を変更する場合に、操作性を向上させることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの態様は、
ユーザによるタッチを受け付けるタッチ領域を有する情報処理装置であって、
前記タッチ領域にタッチした状態でスライドを行う操作であるタッチスライド操作を検出する検出手段と、
前記タッチスライド操作に応じて、特定の装置の設定を変更する変更手段と、
前記特定の装置の設定の変更を前記ユーザに通知する通知手段と、
1)前記タッチスライド操作に応じて第1の設定項目の設定が変更された場合には、前記第1の設定項目の設定の変更を前記通知手段により通知し、2)前記タッチスライド操作に応じて第2の設定項目の設定が変更された場合には、前記第2の設定項目の設定の変
更を前記通知手段により通知しないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の1つの態様は、
ユーザによるタッチを受け付けるタッチ領域を有する情報処理装置の制御方法であって、
前記タッチ領域にタッチした状態でスライドを行う操作であるタッチスライド操作を検出する検出ステップと、
前記タッチスライド操作に応じて、特定の装置の設定を変更する変更ステップと、
前記特定の装置の設定の変更を前記ユーザに通知する通知ステップと、
1)前記タッチスライド操作に応じて第1の設定項目の設定が変更された場合には、前記第1の設定項目の設定の変更を前記通知ステップにおいて通知し、2)前記タッチスライド操作に応じて第2の設定項目の設定が変更された場合には、前記第2の設定項目の設定の変更を前記通知ステップにおいて通知しないように制御する制御ステップと、
を有することを特徴とする制御方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、タッチした状態でスライドする操作により設定を変更する場合に、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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