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公開番号
2025019375
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023122954
出願日
2023-07-28
発明の名称
無人飛行機用の荷物受取ボックス及び荷物受取システム
出願人
大和化成工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47G
29/122 20060101AFI20250131BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】無人飛行機から降ろされるワイヤー先端のフックに掛けられた荷物を自動で受け取ることができ、受け取った荷物が雨風に晒されるのを抑制できる無人飛行機用の荷物受取ボックスを提供する。
【解決手段】荷物受取ボックスとしての宅配ボックス2は本体3と荷受け部20とダンパーとを備える。本体3は、上方に開いた開口部5と、開口部5から水平方向にずれた位置かつ下方位置に荷物取出口11とを形成する。荷受け部20は、本体3内の、上方に開口部5を臨む入口側空間6に設けられる。荷受け部20は、荷物200の重力に基づいて、荷物200を、本体3内の出口側空間10に移動させるよう傾斜する。出口側空間10は上方及び側方が覆われる。ダンパーは、荷受け部20の傾斜動作の速度を遅くする。ワイヤー44の先端のフックは、荷受け部20がダンパーによる減衰作用を受けながら傾斜する時に、荷物200から外れるように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
無人飛行機が運ぶ荷物を受けて、前記荷物の重力に基づいて、前記荷物を斜め方向に移動させるよう傾斜する荷受け部と、
前記荷受け部から移動する前記荷物を受け入れる、上方が覆われた空間を形成するとともに、前記荷物の取出口を形成する本体と、
前記荷受け部の傾斜動作の速度を遅くする減衰装置と、
を備える無人飛行機用の荷物受取ボックス。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記空間を出口側空間として、
前記本体は、上方に開いた開口部を有し、前記開口部を通して、前記無人飛行機から降ろされるワイヤーに保持された状態の前記荷物を受け入れる入口側空間を形成し、
前記入口側空間と前記出口側空間とは導通しており、
前記荷受け部は前記入口側空間に設けられる請求項1に記載の無人飛行機用の荷物受取ボックス。
【請求項3】
前記荷受け部を傾斜前の状態に復帰させる復帰力付与部を備える請求項1に記載の無人飛行機用の荷物受取ボックス。
【請求項4】
前記取出口の手前に前記荷物を留まらせるストッパ部を備える請求項1に記載の無人飛行機用の荷物受取ボックス。
【請求項5】
前記開口部の上方に設けられて、前記ワイヤーを、水平方向から受け入れつつ前記開口部に案内するワイヤー案内部を備える請求項2に記載の無人飛行機用の荷物受取ボックス。
【請求項6】
前記荷受け部及び前記本体の底面部は、雨水を裏面側に通す貫通部を含む請求項1に記載の無人飛行機用の荷物受取ボックス。
【請求項7】
前記荷受け部と前記本体の底面部の少なくとも一方に設けられ、前記荷物を前記取出口の方に移動させる回転体を備える請求項1に記載の無人飛行機用の荷物受取ボックス。
【請求項8】
荷物を運ぶ無人飛行機と、
荷物受取ボックスとを備え、
前記荷物受取ボックスは、
前記無人飛行機からの前記荷物を受けて、前記荷物の重力に基づいて、前記荷物を斜め方向に移動させるよう傾斜する荷受け部と、
前記荷受け部から移動する前記荷物を受け入れる、上方が覆われた空間を形成するとともに、前記荷物の取出口を形成する本体と、
前記荷受け部の傾斜動作の速度を遅くする減衰装置とを備え、
前記無人飛行機は、前記荷受け部の上方で、前記荷物を掛けたフックを先端に有したワイヤーを降ろし、
前記フックは、前記荷物が前記荷受け部に載せられて、前記荷受け部が前記減衰装置による減衰作用を受けながら傾斜する時に、前記荷物から外れるように構成される、
荷物受取システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、無人飛行機が運ぶ荷物を受け取る荷物受取ボックスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、構造物のバルコニーやベランダ等に設けられて、飛行体が運ぶ荷物の受け取りを行う荷受け部と、荷受け部を上下方向(Z方向)の軸回りに回動させる回動部とを備えたポートが開示されている。また、特許文献1には、ポートに、飛行体から降ろされる、荷物を保持したワイヤー(紐状部材)を掴み保持する保持機構と、保持機構より上方のワイヤーを切断する切断機構とが備えられることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6902308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
無人飛行機から降ろされるワイヤーの先端にフックを設け、そのフックに荷物を掛けることを考えた場合、特許文献1には、フックに掛けられた荷物を自動で受け取ることは記載されていない。
【0005】
そこで、本開示は、無人飛行機から降ろされるワイヤー先端のフックに掛けられた荷物を自動で受け取ることができ、受け取った荷物が雨風に晒されるのを抑制できる無人飛行機用の荷物受取ボックス及び荷物受取システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の無人飛行機用の荷物受取ボックスは、
無人飛行機が運ぶ荷物を受けて、前記荷物の重力に基づいて、前記荷物を斜め方向に移動させるよう傾斜する荷受け部と、
前記荷受け部から移動する前記荷物を受け入れる、上方が覆われた空間を形成するとともに、前記荷物の取出口を形成する本体と、
前記荷受け部の傾斜動作の速度を遅くする減衰装置と、
を備える。
【0007】
本開示の荷物受取ボックスによれば、荷受け部は、無人飛行機からの荷物が載せられるに伴い傾斜動作する。減衰装置により、荷受け部の傾斜動作の速度が抑えられるので、荷受け部の動作速度よりも、ワイヤー下降に伴うフックの下降速度のほうが大きくなる。これにより、荷受け部の傾斜動作時にフックから荷物を外すことができる。フックから外れた荷物は、荷受け部の傾斜動作に伴い、荷受け部から、上方が覆われた本体内の空間に移動する。これにより、荷物が雨風に晒されるのを抑制できる。
【0008】
前記空間を出口側空間として、
前記本体は、上方に開いた開口部を有し、前記開口部を通して、前記無人飛行機から降ろされるワイヤーに保持された状態の前記荷物を受け入れる入口側空間を形成し、
前記入口側空間と前記出口側空間とは導通しており、
前記荷受け部は前記入口側空間に設けられるとしてよい。
【0009】
これによれば、荷受け部は、本体の入口側空間(開口部内)に設けられるので、ワイヤー及びそれに保持された荷物を開口部内に入れることで、荷物を荷受け部に載せやすくできる。
【0010】
本開示の荷物受取ボックスは、前記荷受け部を傾斜前の状態に復帰させる復帰力付与部を備えてよい。これによれば、荷受け部が傾斜して荷物が荷受け部から移動した後に、荷受け部を自動で傾斜前の状態に復帰させることができる。これによって、別の荷物の受け取りも可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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