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公開番号
2025019268
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2024205928,2021552301
出願日
2024-11-27,2020-09-30
発明の名称
電子ペン及び電子ペン用本体部
出願人
株式会社ワコム
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/03 20060101AFI20250130BHJP(計算;計数)
要約
【課題】指示位置を静電容量方式の位置検出センサで確実に検出できる細型の電子ペン本体部を提供する。
【解決手段】電子ペンの筐体内に、少なくともペン先が、筐体の軸心方向の一方の開口から突出可能に収容される電子ペン本体部である。軸心方向の一端側がペン先となる導電性の第1の電極と、少なくともペン先を除いて第1の電極の周囲に配設され、第1の電極とは異なる第2の電極とを備える。ペン先となる第1の電極の一端側が筒状の筐体の開口から外部に突出する使用時には、第2の電極のペン先側の一部も筐体の開口から外部に突出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電子ペンの筐体内に、少なくともペン先が、前記電子ペンの筐体の軸心方向の一方の開口から突出可能に収容される電子ペン本体部であって、
軸心方向の一端側が前記ペン先となる第1の電極と、
前記第1の電極の周囲に配設され、前記第1の電極と異なる第2の電極と、
前記第2の電極で位置検出センサとの間での電界結合を介して受信された受信信号が供給される信号受信回路と、
を備え、
前記第1の電極の前記一端側が前記電子ペンの筐体の前記開口から外部に突出する使用時には、前記第2の電極の前記ペン先側の一部も前記電子ペンの筐体の前記開口から外部に突出する
ことを特徴とする電子ペン本体部。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2の電極の前記ペン先側は、先細のテーパー形状を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の電子ペン本体部。
【請求項3】
少なくとも前記第1の電極に供給する信号を発生する信号発信回路が配設されている本体筒状部を備え、
前記第2の電極は、前記本体筒状部の軸心方向の前記ペン先側に結合されており、
前記本体筒状部は、前記電子ペンの筐体の前記開口から外部に突出しない
ことを特徴とする請求項1に記載の電子ペン本体部。
【請求項4】
前記第2の電極と前記本体筒状部とが結合されたものの中空部には、前記第1の電極の嵌合部が配設されており、
前記第1の電極は、前記嵌合部に、着脱可能に嵌合されることにより取り付けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の電子ペン本体部。
【請求項5】
前記第2の電極は、前記本体筒状部の径よりも細い径からなる
ことを特徴とする請求項3に記載の電子ペン本体部。
【請求項6】
前記第2の電極は、軸心方向において、前記電子ペンの筐体の前記開口から外部に突出する前記一部を含むペン先側の前段部と、前記本体筒状部との結合側の後段部とを備え、
前記前段部は、前記ペン先側に先細のテーパー形状を有し、前記後段部は所定の径の円筒形状を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の電子ペン本体部。
【請求項7】
前記本体筒状部には、前記信号発信回路に電源電圧を供給する電池が設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の電子ペン本体部。
【請求項8】
前記本体筒状部には、前記信号発信回路に電源電圧を供給する蓄電素子が設けられていると共に、前記蓄電素子を外部から充電を可能にするための端子導体が設けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の電子ペン本体部。
【請求項9】
前記信号発信回路から前記信号が前記第1の電極に供給されるときには、前記第2の電極は接地されてシールド電極として機能するように構成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の電子ペン本体部。
【請求項10】
前記信号発信回路から前記信号が前記第2の電極に供給されることで、前記第2の電極は傾き検出用電極として機能するように構成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の電子ペン本体部。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、位置検出センサと電界結合により信号の授受を行う静電容量方式の電子ペン及び電子ペン本体部に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
静電容量方式の電子ペンとして、位置検出装置の位置検出センサとの間の電界結合を通じて信号の授受(インタラクション)を行うことで、位置検出センサで電子ペンにより指示された位置を検出するようにする、いわゆるアクティブ静電容量方式の電子ペンが賞用されている。
【0003】
この種のアクティブ静電容量方式の電子ペンは、一次電池や二次電池を用いた電源回路と信号発信回路とを内蔵すると共に、芯体を導体で構成し、信号発信回路からの信号を、導体の芯体から、位置検出センサに対して静電結合により送信するようにするものである(例えば特許文献1(特許第5687398号公報)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5687398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年の小型化の嗜好により、携帯型の電子機器も、より小型化の要求が強くなっている。そして、電子ペンは、この種の小型の電子機器に搭載される位置検出センサと共に使用されるようになっており、より細型のものが求められている。
【0006】
さらに、最近は、電子ペンは、文具の延長として捉えられ、その内部構成をモジュール化して、ボールペンの替え芯(リフィルやカートリッジ)と同様に取り扱えるようにする要望もある。以下、この明細書では、電子ペンの内部構成部品をモジュール化して一体化し、ボールペンの替え芯のように交換可能に構成したものを電子ペン本体部と称することとする。
【0007】
静電容量方式の電子ペンと静電容量方式の位置検出センサとの間の電界結合の強度は、電磁誘導方式の電子ペンの電磁誘導結合の強度に比較すると小さい。そして、電子ペン本体部を、細型であるリフィルの構成にする場合には、より電界結合の強度が小さくなるので、そのような状態でも、静電容量方式の位置検出センサで確実に電子ペンによる指示位置を検出することができるように構成しなければならないという課題がある。
【0008】
この発明は、以上の課題を解決することができるようにした電子ペン及び電子ペン本体部を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、
電子ペンの筐体内に、少なくともペン先が、前記電子ペンの筐体の軸心方向の一方の開口から突出可能に収容される電子ペン本体部であって、
軸心方向の一端側が前記ペン先となる第1の電極と、
前記第1の電極の周囲に配設され、前記第1の電極と異なる第2の電極と、
前記第2の電極で位置検出センサとの間での電界結合を介して受信された受信信号が供給される信号受信回路と、
を備え、
前記第1の電極の前記一端側が前記電子ペンの筐体の前記開口から外部に突出する使用時には、前記第2の電極の前記ペン先側の一部も前記電子ペンの筐体の前記開口から外部に突出する
ことを特徴とする電子ペン本体部を提供する。
【0010】
また、
ペン先側となる軸心方向の一端側に開口が設けられている筐体を有し、少なくとも1本の電子ペン本体部が前記筐体内に収納される電子ペンであって、
前記電子ペン本体部は、
軸心方向の一端側が前記ペン先となる第1の電極と、
前記第1の電極の周囲に配設され、前記第1の電極と異なる第2の電極と、
前記第2の電極で位置検出センサとの間での電界結合を介して受信された受信信号が供給される信号受信回路と、
を備え、
前記第1の電極の前記一端側が前記電子ペンの筐体の前記開口から外部に突出する使用時には、前記第2の電極の前記ペン先側の一部も前記電子ペンの筐体の前記開口から外部に突出する
ことを特徴とする電子ペンを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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