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公開番号
2025019083
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2024197305,2020086100
出願日
2024-11-12,2020-05-15
発明の名称
サポートプログラム、情報処理装置、および印刷方法
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250130BHJP(計算;計数)
要約
【課題】OS標準の印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、その印刷プログラムによる印刷であっても、プリンタ独自に有する能力を発揮させる技術を提供すること。
【解決手段】PC1のCPU11によって実行可能であり、PC1と接続するプリンタ2に対応する補助プログラム42であって、補助プログラム42は、PC1のOS21にあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラム41を介してプリンタ2による印刷を行わせる印刷指示があった場合に、汎用印刷プログラム41によってOS21が生成した印刷データに基づく印刷実行データのプリンタ2への送信が開始される前に、PC1の通信IF30を介して、プリンタ2に対して、印刷を開始する前の先行動作を実行させる先行動作コマンドを出力する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置と接続するプリンタに対応するサポートプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた印刷プログラムを介して前記プリンタによる印刷を行わせる印刷指示があった場合に、前記印刷プログラムによって前記オペレーティングシステムが生成した印刷データに基づく印刷実行データの前記プリンタへの送信が開始される前に、前記情報処理装置の通信インタフェースを介して、印刷を開始する前の先行動作を実行させる先行動作コマンドを前記プリンタに出力するコマンド出力処理を実行させ、前記プリンタは、前記先行動作コマンドに対応する前記先行動作を行う機能を有している、
ことを特徴とするサポートプログラム。
続きを表示(約 2,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記印刷プログラムによって前記オペレーティングシステムが前記印刷データの生成を完了させた後に、前記コマンド出力処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項3】
請求項2に記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記オペレーティングシステムにて前記印刷データが生成された後、生成された前記印刷データに基づく前記印刷実行データが前記プリンタに送信される前に、前記情報処理装置の表示デバイスに前記印刷実行データによって示される画像を表示させ、印刷を行うか否かの指示を受け付けるプレビュー処理を実行させ、
さらに前記コンピュータに、
前記プレビュー処理の後、前記コマンド出力処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項4】
請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記印刷指示があった場合に、前記印刷プログラムによって前記オペレーティングシステムが前記印刷データの生成を完了させる前に、第1条件を満たすか否かを判断する第1判断処理を実行させ、前記第1条件は、前記印刷データの生成が完了する前では印刷を行うか否かが確定しておらず、前記印刷データの生成が完了した後に印刷を行うか否かが確定することを示す条件であり、
さらに前記コンピュータに、
前記第1条件を満たす場合、前記オペレーティングシステムが前記印刷データの生成を完了させた後に、前記コマンド出力処理を実行させ、
前記第1条件を満たさない場合、前記オペレーティングシステムが前記印刷データの生成を完了させる前に、前記コマンド出力処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項5】
請求項4に記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記オペレーティングシステムにて前記印刷データが生成された後、生成された前記印刷データに基づく前記印刷実行データが前記プリンタに送信される前に、前記情報処理装置の表示デバイスに前記印刷実行データによって示される画像を表示させ、印刷を行うか否かの指示を受け付けるプレビュー処理を実行させ、
さらに前記コンピュータに、
前記プレビュー処理を実行させるための設定が有効であった場合に、前記第1判断処理において前記第1条件を満たすと判断させ、
さらに前記コンピュータに、
前記プレビュー処理にて印刷を行う指示を受け付けた場合に、前記コマンド出力処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記印刷指示があった場合に、第2条件を満たすか否かを判断する第2判断処理を実行させ、前記第2条件は、前記印刷実行データを受信した前記プリンタにおいて、所定の条件が満たされた後に印刷が開始されることを示す条件であり、
さらに前記コンピュータに、
前記第2条件を満たす場合、前記印刷実行データが前記プリンタに送信される場合であっても、前記コマンド出力処理を実行させず、
前記第2条件を満たさない場合、前記印刷実行データの前記プリンタへの送信が開始される前に、前記コマンド出力処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項7】
請求項6に記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記印刷実行データに関連付けられるパスワードの設定を受け付ける受付処理を実行させ、前記パスワードが設定されている場合、前記プリンタに送信される前記印刷実行データには、前記パスワードが関連付けられ、前記プリンタは、受信した前記印刷実行データに前記パスワードが関連付けられている場合に、前記プリンタに前記パスワードが入力されたことを前記所定の条件として前記印刷実行データを用いた印刷を行う機能を有し、 さらに前記コンピュータに、
前記パスワードが設定されている場合に、前記第2判断処理において前記第2条件を満たすと判断させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項8】
請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記印刷指示があった場合に、前記印刷実行データの前記プリンタへの送信が開始される前に、前記情報処理装置の入力デバイスを介してユーザの操作を受け付ける操作受付処理を実行させ、
さらに前記コンピュータに、
前記操作受付処理にてユーザの操作を受け付けた後に、前記コマンド出力処理を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項9】
通信インタフェースと、
コンピュータと、
を備える情報処理装置であって、
前記情報処理装置と接続するプリンタに対応するサポートプログラムが組み込まれ、前記プリンタは、印刷を開始する前の先行動作を行う機能を有し、
前記情報処理装置のオペレーティングシステムは、あらかじめ組み込まれたプログラムである印刷プログラムを有しており、
前記コンピュータは、
前記印刷プログラムを介して前記プリンタによる印刷を行わせる印刷指示があった場合に、前記印刷プログラムによって前記オペレーティングシステムが生成した印刷データに基づく印刷実行データの前記プリンタへの送信が開始される前に、前記サポートプログラムによって、前記通信インタフェースを介して、前記先行動作を実行させる先行動作コマンドを前記プリンタに出力するコマンド出力処理を実行する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項10】
請求項9に記載する情報処理装置において、
前記コンピュータは、
前記印刷プログラムによって前記オペレーティングシステムが前記印刷データの生成を完了させた後に、前記コマンド出力処理を実行する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、プリンタの制御をサポートするサポートプログラム、情報処理装置、および印刷方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置からプリンタを制御する技術として、情報処理装置にプリンタドライバをインストールし、プリンタドライバによって印刷データを生成し、その印刷データをプリンタに送信する構成が広く知られている(例えば、特許文献1)。プリンタドライバは、プリンタメーカから提供され、そのプリンタが有する各種の機能に対応しており、そのプリンタを十分に利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-134718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、前述したプリンタドライバを利用せず、オペレーティングシステム(OS)に標準に組み込まれている印刷プログラムによってプリンタを制御する技術が実用化されている。この技術では、OSがプリンタを検知するとOS標準の印刷プログラムとの関連付けを行い、以後、そのプリンタに対する印刷指示を受け付けた場合に、プリンタドライバを用いずに、OS標準の印刷プログラムによる印刷が可能になる。
【0005】
しかしながら、OS標準の印刷プログラムによる印刷では、プリンタが有する機能を全て利用できるとは限らない。例えば、プリンタ独自に有する機能についてはサポートされておらず、プリンタが本来有する能力を十分に発揮できていない場合がある。
【0006】
本明細書は、OS標準の印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、その印刷プログラムによる印刷であっても、プリンタ独自に有する能力を発揮させる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題の解決を目的としてなされたサポートプログラムは、情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置と接続するプリンタに対応するサポートプログラムであって、前記コンピュータに、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた印刷プログラムを介して前記プリンタによる印刷を行わせる印刷指示があった場合に、前記印刷プログラムによって前記オペレーティングシステムが生成した印刷データに基づく印刷実行データの前記プリンタへの送信が開始される前に、前記情報処理装置の通信インタフェースを介して、印刷を開始する前の先行動作を実行させる先行動作コマンドを前記プリンタに出力するコマンド出力処理を実行させ、前記プリンタは、前記先行動作コマンドに対応する前記先行動作を行う機能を有している、ことを特徴としている。
【0008】
本明細書に開示されるサポートプログラムは、オペレーティングシステムに組み込まれた印刷プログラムを介してプリンタによる印刷を行わせる印刷指示があった場合に、印刷実行データの送信が開始される前に、その印刷指示の対象となったプリンタに対して、先行動作を実行させる先行動作コマンドを出力する。これにより、情報処理装置が印刷プログラムを介する印刷指示を受け付けた場合でも、プリンタがその印刷指示に基づく印刷を開始する前に、プリンタ独自の先行動作を実行することができ、プリンタ独自に有する能力を発揮させることができる。
【0009】
上記装置の機能を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
【発明の効果】
【0010】
本明細書に開示される技術によれば、OS標準の印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、その印刷プログラムによる印刷であっても、プリンタ独自に有する能力を発揮させる技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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