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公開番号2025017756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120967
出願日2023-07-25
発明の名称椅子
出願人株式会社ロゴスコーポレーション
代理人個人
主分類A47C 7/62 20060101AFI20250130BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】本発明は、椅子の柔軟性を有するシート部にポケットを形成すると共に、当該シート部の補強を図る。
【解決手段】椅子は、柔軟性を有するシート部100と、補強シート200とを備えている。シート部100は、背もたれシート部120及び座面シート部110のうちの少なくとも一方を有する。補強シート200はシート部100に沿って配置されている。補強シート200の第1接続部210は、補強シート200のZ方向側又はY方向側の部分であって、シート部100に接続されている。補強シート200の第2接続部は、補強シート200の第1接続部210に対してZ’方向側又はY’方向側に位置する部分であって、シート部100に接続されている。補強シート200とシート部100との間には、X方向及びX’方向のうちの少なくとも一方に開口したポケットPが設けられている。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
背もたれシート部及び座面シート部のうちの少なくとも一方を有する柔軟性を有する少なくとも一つのシート部と、
補強シートと、
前記少なくとも一つのシート部を支持する脚部とを備えており、
前記補強シートは、前記少なくとも一つのシート部に沿って配置されており、且つ前記補強シートの第1方向の一方側又は第2方向の一方側の部分であって、前記少なくとも一つのシート部に接続された第1接続部と、前記補強シートの前記第1接続部に対して前記第1方向の他方側又は前記第2方向の他方側に位置する部分であって、前記少なくとも一つのシート部に接続された第2接続部とを有しており、前記補強シートと前記少なくとも一つのシート部との間には、第3方向の一方及び前記第3方向の他方のうちの少なくとも一方に開口したポケットが設けられており、
前記第1方向は上下方向であり、前記第2方向は前後方向であり、前記第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向に略直交する方向である椅子。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
請求項1記載の椅子において、
前記少なくとも一つのシート部は、前記第3方向の一方側の第3辺部と、前記第3方向の他方側の第4辺部とを更に有しており、
前記補強シートは、前記第3方向の一方側の第3辺部と、前記第3方向の他方側の第4辺部とを更に有しており、前記補強シートの前記第3辺部及び前記第4辺部は、前記補強シートの前記第1接続部と前記第2接続部との間に位置する補強部を有しており、
前記補強シートの前記第3辺部の前記補強部、前記第4辺部の前記補強部が、前記少なくとも一つのシート部の前記第3辺部、前記第4辺部に沿って延びている椅子。
【請求項3】
請求項2記載の椅子において、
前記補強シートの前記第3辺部及び前記第4辺部は、前記補強シートの前記第1接続部と前記第2接続部との間に位置する第3接続部を更に有しており、
前記補強シートの前記第1接続部が前記補強シートの前記第1方向の一方側の部分であり且つ前記補強シートの前記第2接続部が前記補強シートの前記第1方向の他方側の部分である場合、前記補強シートの前記第3辺部の前記第3接続部、前記第4辺部の前記第3接続部は、前記補強シートの前記第3辺部の前記補強部、前記第4辺部の前記補強部に対して前記第1方向の一方側及び/又は前記第1方向の他方側に位置しており且つ前記少なくとも一つのシート部に接続されており、
前記補強シートの前記第1接続部が前記補強シートの前記第2方向の一方側の部分であり且つ前記補強シートの前記第2接続部が前記補強シートの前記第2方向の他方側の部分である場合、前記補強シートの前記第3辺部の前記第3接続部、前記第4辺部の前記第3接続部は、前記補強シートの前記第3辺部、前記第4辺部の前記補強部に対して前記第2方向の一方側及び/又は前記第2方向の他方側に位置しており且つ前記少なくとも一つのシート部に接続されている椅子。
【請求項4】
請求項2又は3記載の椅子において、
前記少なくとも一つのシート部の前記第3辺部及び前記第4辺部は、補強部を有しており、
前記補強シートの前記第3辺部の前記補強部、前記第4辺部の前記補強部が、前記少なくとも一つのシート部の前記第3辺部の前記補強部、前記第4辺部の前記補強部に沿って延びている椅子。
【請求項5】
請求項1記載の椅子において、
前記少なくとも一つのシート部は、前記第3方向の一方側の第3辺部と、前記第3方向の他方側の第4辺部とを更に有しており、
前記補強シートは、前記第3方向の一方側の第3辺部と、前記第3方向の他方側の第4辺部とを更に有しており、
前記補強シートの前記第3辺部の少なくとも一部が前記少なくとも一つのシート部の前記第3辺部に沿って延びており且つ前記少なくとも一つのシート部の前記第3辺部に対して前記第3方向の一方側又は他方側に配置されており、前記補強シートの前記第4辺部の少なくとも一部が前記少なくとも一つのシート部の前記第4辺部に沿って延びており且つ前記少なくとも一つのシート部の前記第4辺部に対して前記第3方向の一方側又は他方側に配置されている椅子。
【請求項6】
請求項1記載の椅子において、
前記少なくとも一つのシート部は、前記背もたれシート部を有しており、
前記背もたれシート部は、前記第1方向の一方側の第1部と、前記第1部に対して前記第1方向の他方側に位置する第2部とを有しており、
前記補強シートの前記第1接続部は、前記補強シートの前記第1方向の一方側の部分であって、前記背もたれシート部の前記第1部に接続されており、
前記補強シートの前記第2接続部は、前記補強シートの前記第1方向の他方側の部分であって、前記背もたれシート部の前記第2部に接続されており、
前記補強シートが、前記背もたれシート部の前記第1部から前記第2部に沿って配置されている椅子。
【請求項7】
請求項6記載の椅子において、
前記背もたれシート部は、前記脚部に支持された上部と、前記脚部に支持されていない下部とを有しており、
前記下部が、前記第1部と前記第2部とを有する、又は、前記上部が前記第1部を有し、前記下部が前記第2部を有する椅子。
【請求項8】
請求項1記載の椅子において、
前記少なくとも一つのシート部は、前記座面シート部を有しており、
前記座面シート部は、前記第2方向の一方側の第1部と、前記第1部に対して前記第2方向の他方側に位置する第2部とを有しており、
前記補強シートの前記第1接続部は、前記補強シートの前記第2方向の一方側の部分であって、前記座面シート部の前記第1部に接続されており、
前記補強シートの前記第2接続部は、前記補強シートの前記第1方向の他方側の部分であって、前記座面シート部の前記第2部に接続されており、
前記補強シートが、前記座面シート部の前記第1部から前記第2部に沿って配置されている椅子。
【請求項9】
請求項1記載の椅子において、
前記少なくとも一つのシート部は、前記背もたれシート部及び前記座面シート部を有しており、
前記背もたれシート部は、第1部を有しており、
前記座面シート部は、前記第1部に対して前記第1方向の他方側に位置する第2部とを有しており、
前記補強シートの前記第1接続部は、前記補強シートの前記第1方向の一方側の部分であって、前記背もたれシート部の前記第1部に接続されており、
前記補強シートの前記第2接続部は、前記補強シートの前記第1方向の他方側の部分であって、前記背もたれシート部の前記第2部に接続されており、
前記補強シートが、前記少なくとも一つのシート部の前記第1部から前記第2部に沿って配置されている椅子。
【請求項10】
請求項9記載の椅子において、
前記背もたれシート部は、前記脚部に支持された上部と、前記脚部に支持されていない下部とを有しており、
前記下部が前記第1部を有する又は前記上部が前記第1部を有する椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、自動車用シートのポケット構造が記載されている。このポケット構造は、自動車用シートの前側の表皮と、自動車用シートの後側の表皮と、前側の表皮と後側の表皮との間に配置されたフレームと、前側の表皮とフレームとの間に配置されたクッションと、ポケット内布とを備えている。後側の表皮とフレームとの間には、空間が形成されている。ポケット内布は、その上下端が後側の表皮の内面の上下端に止着されている。後側の表皮の左右の両端が前面の表皮の左右の両端に線ファスナーで開閉自在にされている。該スライドファスナーを開いた状態で、背面の表皮とポケット内布との間に左右に開口した横向きポケットが形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-108803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動車用シートは、その内部にフレームを有しており、このフレーム等により強度が確保されている。したがって、ポケット内布は、その上下端が後側の表皮の内面の上下端に止着されて、表皮の内面との間にポケットを形成するものに過ぎない。
【0005】
ところで、アウトドア等で使用される椅子は、座面部及び背もたれ部が柔軟性を有するシート部で構成されている。
【0006】
本発明は、椅子の柔軟性を有するシート部にポケットを形成すると共に、当該シート部の補強を図る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る椅子は、柔軟性を有する少なくとも一つのシート部と、補強シートと、少なくとも一つのシート部を支持する脚部とを備えている。少なくとも一つのシート部は、背もたれシート部及び座面シート部のうちの少なくとも一方を有する。補強シートは、少なくとも一つのシート部に沿って配置されている。補強シートは、第1接続部と第2接続部とを有する。第1接続部は、補強シートの第1方向の一方側又は第2方向の一方側の部分であって、少なくとも一つのシート部に接続されている。第2接続部は、補強シートの第1接続部に対して第1方向の他方側又は第2方向の他方側に位置する部分であって、少なくとも一つのシート部に接続されている。補強シートと少なくとも一つのシート部との間には、第3方向の一方及び第3方向の他方のうちの少なくとも一方に開口したポケットが設けられている。なお、第1方向は上下方向である。第2方向は前後方向である。第3方向は、第1方向及び第2方向に略直交する方向である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の上記何れかの態様の椅子による場合、補強シートの第1接続部及び第2接続部が少なくとも一つのシート部に接続されており且つ補強シートが少なくとも一つのシート部に沿って配置されているので、補強シートと少なくとも一つのシート部との間にポケットを形成することができると共に、補強シートで少なくとも一つのシート部を補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例1に係る椅子の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。
実施例1の椅子の背面、平面及び右側面から表した斜視図である。
実施例1の椅子の図1B中の2A部分拡大図である。
実施例1の椅子の図1B中の2B部分拡大図である。
実施例1の椅子の図1B中の2C部分拡大図である。
実施例1の椅子の図1B中の2C部分を側方から見た拡大図であって、ポケットを広げた状態を示す図である。
実施例1の椅子の設計変形例の座面シート部と補強シートの関係を示す説明図である。
本発明の実施例2に係る椅子の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。
実施例2の椅子の背面、平面及び左側面から表した概略的斜視図である。
実施例1の椅子の図4B中の5A部分を側方から見た拡大図である。
実施例1の椅子の図1B中の5A部分を背面から見た拡大図である。
実施例1の椅子の背面及び底面から表した部分斜視図である。
実施例1の椅子の正面、平面及び右側面から表した部分斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例1~2及びその設計変更例を含む複数の実施例について説明する。なお、後述する実施例及び設計変更例の各構成要素は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能であることに留意されたい。また、後述する実施例の各態様及び設計変更例における各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能であることにも留意されたい。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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