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公開番号
2025017201
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120162
出願日
2023-07-24
発明の名称
多胎動物の人工授精方法
出願人
国立大学法人広島大学
,
ルラビオ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01K
67/02 20060101AFI20250129BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】分離工程を要することなく、雄産子比率を高くすることが可能な多胎動物の人工授精方法を提供する。
【解決手段】多胎動物の人工授精方法は、TLR7リガンドを含有し、pHが7.7~7.9の培地にて多胎動物の精子を培養し、培養後12時間以内に多胎動物の人工授精に供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
TLR7リガンドを含有し、pHが7.7~7.9の培地にて多胎動物の精子を培養し、
培養後12時間以内に多胎動物の人工授精に供する、
ことを特徴とする多胎動物の人工授精方法。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
アルブミンを含有する前記培地を用いる、
ことを特徴とする請求項1に記載の多胎動物の人工授精方法。
【請求項3】
ピルビン酸及び乳酸を含有しない前記培地を用いる、
ことを特徴とする請求項1に記載の多胎動物の人工授精方法。
【請求項4】
30分より長く90分より短い時間培養する、
ことを特徴とする請求項1に記載の多胎動物の人工授精方法。
【請求項5】
前記TLR7リガンドがレジキモド、イミキモド、ガーディキモド及びロキソリビンからなる群から選択される1種以上である、
ことを特徴とする請求項1に記載の多胎動物の人工授精方法。
【請求項6】
前記多胎動物が豚である、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の多胎動物の人工授精方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多胎動物の人工授精方法に関する。
続きを表示(約 980 文字)
【背景技術】
【0002】
家畜における雌雄産み分け技術は、家畜の効率的な生産に大きく寄与する。たとえば、養豚において、雄は成長が早く、出荷体重に到達するまでの肥育日数が雌と比較して短いため、肉豚生産において雄産子を生誕させることが望まれる場合がある。一方で、無去勢の雄の肉は、脂肪分が低く、雄臭という悪臭を発するため、雌に比べて価値が低い傾向にあることから、雌を選択して生誕させることが望まれる場合もある。
【0003】
このように、家畜産業においては、雌雄産み分け技術の要求は高く、雌雄産み分け技術として、特許文献1などの手法が知られている。特許文献1では、X染色体保有精子にのみToll様受容体7番と8番(TLR7/8)が発現することに着目し、TLR7/8を活性化する薬剤を添加した培地で精子を培養することで、運動性が低下したX染色体保有精子と運動性の良いY染色体保有精子とに分離している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-10094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、上層のY染色体保有精子と下層のX染色体保有精子とをそれぞれ分離して人工授精に用いているため、分離工程が必要である。
【0006】
本発明は上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的は、分離工程を要することなく、雄産子比率を高くすることが可能な多胎動物の人工授精方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る多胎動物の人工授精方法は、
TLR7リガンドを含有し、pHが7.7~7.9の培地にて多胎動物の精子を培養し、
培養後12時間以内に多胎動物の人工授精に供する、
ことを特徴とする。
【0008】
また、アルブミンを含有する前記培地を用いることが好ましい。
【0009】
また、ピルビン酸及び乳酸を含有しない前記培地を用いることが好ましい。
【0010】
また、30分より長く90分より短い時間培養することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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