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公開番号
2025017128
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120030
出願日
2023-07-24
発明の名称
親綱用クランプ
出願人
東京テックウェイ株式会社
代理人
あいわ弁理士法人
主分類
A62B
35/00 20060101AFI20250129BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】容易に、且つ、取付け条件に縛られることなく取付けが可能な、親綱用クランプを提供すること。
【解決手段】鋼材の一方側に嵌合する第1嵌合プレート10と、前記鋼材の他方側に嵌合する第2嵌合プレート20と、前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートの少なくともいずれかに設けられる親綱係止フック14と、を有し、前記第1嵌合プレートは、該第1嵌合プレート上に突出する係止部13を備え、前記第2嵌合プレートは、該第2嵌合プレートに回動自在に軸支される回動レバー22と、該回動レバーに軸支されるとともに前記第1嵌合プレートの前記係止部と係合する係合部材23と、を備え、前記回動レバーの回動操作によって前記係合部材が前記係止部を引き寄せて前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートが前記鋼材を挟持することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固定された鋼材に取り付けることが可能な親綱用クランプにおいて、
前記鋼材の一方側に嵌合する第1嵌合プレートと、
前記鋼材の他方側に嵌合する第2嵌合プレートと、
前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートの少なくともいずれかに設けられる親綱係止フックと、を有し、
前記第1嵌合プレートは、該第1嵌合プレート上に突出する係止部を備え、
前記第2嵌合プレートは、該第2嵌合プレートに回動自在に軸支される回動レバーと、該回動レバーに軸支されるとともに前記第1嵌合プレートの前記係止部と係合する係合部材と、を備え、
前記回動レバーの回動操作によって前記係合部材が前記係止部を引き寄せて前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートが前記鋼材を挟持する
ことを特徴とする親綱用クランプ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記係合部材は、前記係止部と係合する係止片と、該係止片を付勢する係止スプリングと、を備え、
前記回動レバーの回動操作によって前記係止片が付勢される
請求項1に記載の親綱用クランプ。
【請求項3】
前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートの少なくともいずれかに連結部が設けられ、前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートは互いに連結される
請求項1又は2に記載の親綱用クランプ。
【請求項4】
前記連結部は、環状に形成されるとともに前記第1嵌合プレート上に設けられ、
前記係止片は前記係止部と係合する環状部を備えるとともに、該環状部に前記連結部が貫通する
請求項3に記載の親綱用クランプ。
【請求項5】
前記鋼材は、鉛直方向に立設するH型鋼であり、前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートは該H型鋼のフランジを嵌合する
請求項1又は2に記載の親綱用クランプ。
【請求項6】
前記鋼材は、鉛直方向に立設するH型鋼であり、前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートは該H型鋼のフランジを嵌合する
請求項3に記載の親綱用クランプ。
【請求項7】
前記鋼材は、鉛直方向に立設するH型鋼であり、前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートは該H型鋼のフランジを嵌合する
請求項4に記載の親綱用クランプ。
【請求項8】
前記第1嵌合プレートの第1嵌合片及び前記第2嵌合プレートの第2嵌合片は、前記H型鋼間に設置される防音パネルと該H型鋼のフランジとの間に挿入されて該フランジを嵌合することが可能である
請求項5に記載の親綱用クランプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、固定された鋼材に取り付けることが可能な、親綱用クランプに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、作業員が高所から転落することを防止する安全資機材として、作業員の腰に着用する安全帯がある。安全帯にはフックが備えられており、これを親綱に掛けることで作業員が高所から転落することを防いでいる。
【0003】
また上記親綱は、作業員の体重を十分に支える必要があるため、固定された鋼材等にクランプを取り付け、当該クランプに親綱を張ることが一般に行われている。
【0004】
従来型のクランプとして、例えば特許文献1には、当該文献の図1に示されるようなクランプによって、当該文献の図5に示されるように親綱を張ることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-029792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1の図1に示されるようなクランプは、回転操作用のハンドルを取り付け、当該ハンドルを回転操作してH鋼材のフランジに締付固定する手間が必要となる。
【0007】
さらに、上記図1からわかるように、クランプ本体が締め付け方向に略長方形状で形成され、フランジを厚み方向で挟持している。したがって、当該文献の図5のようにH鋼材のフランジに取り付ける場合、フランジとウェブの周囲にはクランプ本体の取付けに支障となるような他の部材が存在していないことが、クランプ取付けの条件となってしまう。
【0008】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、容易に、且つ、取付け条件に縛られることなく取付けが可能な、親綱用クランプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)に係る発明は、固定された鋼材に取り付けることが可能な親綱用クランプにおいて、前記鋼材の一方側に嵌合する第1嵌合プレートと、前記鋼材の他方側に嵌合する第2嵌合プレートと、前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートの少なくともいずれかに設けられる親綱係止フックと、を有し、前記第1嵌合プレートは、該第1嵌合プレート上に突出する係止部を備え、前記第2嵌合プレートは、該第2嵌合プレートに回動自在に軸支される回動レバーと、該回動レバーに軸支されるとともに前記第1嵌合プレートの前記係止部と係合する係合部材と、を備え、前記回動レバーの回動操作によって前記係合部材が前記係止部を引き寄せて前記第1嵌合プレート及び前記第2嵌合プレートが前記鋼材を挟持することを特徴とする親綱用クランプである。
【0010】
(2)に係る発明は、前記係合部材は、前記係止部と係合する係止片と、該係止片を付勢する係止スプリングと、を備え、前記回動レバーの回動操作によって前記係止片が付勢される上記(1)に記載の親綱用クランプである。
(【0011】以降は省略されています)
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