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公開番号
2025017091
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119979
出願日
2023-07-24
発明の名称
管理装置及び管理方法
出願人
日産自動車株式会社
,
ルノー エス.ア.エス.
,
RENAULT S.A.S.
代理人
弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類
G06F
8/65 20180101AFI20250129BHJP(計算;計数)
要約
【課題】車両のバッテリの充電期間とソフトウェアの更新期間とが重なる場合に、ソフトウェア更新中に充電を一時停止してもバッテリの目標充電量を確保できるか否かを判断できる管理装置及び管理方法を提供する。
【解決手段】ソフトウェアを更新するための更新期間中に、バッテリの充電を一時停止し、バッテリの充電期間を設定し、更新期間の少なくとも一部の期間と充電期間とが重複する重複期間がある場合には、充電期間のうち重複期間を除いた実充電期間の充電によって、バッテリの充電量が目標充電量を満たすか否かを判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のソフトウェアの更新と前記車両のバッテリの充電とを管理するコントローラを備え、
前記コントローラは、
前記ソフトウェアを更新するための更新期間中に、前記バッテリの充電を一時停止し、
前記バッテリの充電期間を設定し、
前記更新期間の少なくとも一部の期間と前記充電期間とが重複する重複期間がある場合には、前記充電期間のうち前記重複期間を除いた実充電期間の充電によって、前記バッテリの充電量が目標充電量を満たすか否かを判定する管理装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の管理装置であって、
前記コントローラは、
前記実充電期間の充電によって、前記バッテリの充電量が前記目標充電量を満たさないと判定した場合には、前記更新期間及び/又は前記充電期間の設定を変更させる通知情報をユーザに通知する管理装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の管理装置であって、
前記コントローラは、
前記実充電期間の充電によって、前記バッテリの充電量が前記目標充電量を満たさないと判定した場合には、前記実充電期間に前記バッテリを充電した場合の前記バッテリの充電量をユーザに通知する管理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の管理装置であって、
前記コントローラは、
前記実充電期間の充電によって、前記バッテリの充電量が前記目標充電量を満たさないと判定した場合には、前記バッテリの充電量が前記目標充電量を満たすために必要な追加の充電時間を演算し、演算した前記追加の充電時間に応じて前記充電期間を変更する管理装置。
【請求項5】
車両のソフトウェアの更新と前記車両のバッテリの充電とを管理するコントローラによって実行される管理方法であって、
前記コントローラは、
前記ソフトウェアを更新するための更新期間中に、前記バッテリの充電を一時停止し、
前記バッテリの充電期間を設定し、
前記更新期間の少なくとも一部の期間と前記充電期間とが重複する重複期間がある場合には、前記充電期間のうち前記重複期間を除いた実充電期間の充電によって、前記バッテリの充電量が目標充電量を満たすか否かを判定する管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置及び管理方法に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
センターから対象機器のソフトウェアを更新するためのリプログデータを受信し、車両の駆動機構が動作中であるか否かを判定し、車両の駆動機構が動作中でない期間にリプログデータを対象機器に書込んで対象機器のソフトウェアを更新する技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-084143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、車両のバッテリの充電期間とソフトウェアの更新期間が重なるときには充電期間の途中に充電を一時停止してソフトウェアの更新をする管理装置に特許文献1に記載の技術を適用する場合には、以下のような問題がある。すなわち、特許文献1に記載の技術は、充電中にリプログデータをセンターから受信するために車両の駆動電源が充電中か否かを判定するのみであって、上記の場合に目標充電量を確保できるか否かを判断できないという問題がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、車両のバッテリの充電期間とソフトウェアの更新期間とが重なる場合に、ソフトウェア更新中に充電を一時停止してもバッテリの目標充電量を確保できるか否かを判断できる管理装置及び管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ソフトウェアを更新するための更新期間中に、バッテリの充電を一時停止し、バッテリの充電期間を設定し、更新期間の少なくとも一部の期間と充電期間とが重複する重複期間がある場合には、充電期間のうち重複期間を除いた実充電期間の充電によって、バッテリの充電量が目標充電量を満たすか否かを判定することによって上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両のバッテリの充電期間とソフトウェアの更新期間とが重なる場合に、ソフトウェア更新中に充電を一時停止してもバッテリの目標充電量を確保できるか否かを判断できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る管理システム1000の一例を示すブロック図である。
図2は、本実施形態における充電期間とバッテリの充電量との関係を示すグラフである。
図3は、本実施形態における前倒しした充電期間とバッテリの充電量との関係を示すグラフである。
図4は、本実施形態における後ろ倒しした充電期間とバッテリの充電量との関係を示す図である。
図5は、本実施形態に係る管理方法の制御手順の一例を示すフローチャートである。
図6は、本実施形態における更新優先処理のサブルーチンのフローチャートである。
図7は、本実施形態における更新優先処理のサブルーチンのフローチャートである。
図8は、本実施形態における更新優先処理のサブルーチンのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る管理装置及び管理方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
本実施形態に係る管理装置10は、図1に示すように、管理システム1000の一部として実現される。図1は、本実施形態に係る管理システム1000の一例を示すブロック図である。管理システム1000は、車両1のソフトウェアの更新と車両1のバッテリ16の充電とを管理するシステムである。管理システム1000は、車両1の電子制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)と称する)が実行する車両制御や診断等のソフトウェアをOTA(Over The Air)により更新可能なシステムである。このようなOTAによりソフトウェアを更新することは、FOTA(Firmware Over The Air)とも称される。ECUのソフトウェアは、ECUが備えるマイコンがプログラムを実行することで、実現される。また、管理システム1000は、車両1に搭載されて電力を供給するバッテリを、外部の充電装置と接続することで充電可能なシステムである。
(【0011】以降は省略されています)
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