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公開番号
2025016914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119723
出願日
2023-07-24
発明の名称
観察システム
出願人
国立大学法人 鹿児島大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06V
40/20 20220101AFI20250129BHJP(計算;計数)
要約
【課題】専用の撮像機器を用いることなく、集団行動を行う各対象者の状況を個別に判定することができる観察システムを提供する。
【解決手段】対象者を観察する観察システム1は、動画切り出し部10と、対象者識別部11と、動き検出部12と、状況判定部13と、を備える。動画切り出し部10は、動画Mから、その動画Mに映る園児Tの行動が観察条件を満たしている時間の動画Mを切り出す。対象者識別部11は、園児Tの識別用データ6を参照して、動画切り出し部10で切り出された動画Mに基づいて、動画Mに映る園児Tを識別するとともにその園児Tの動画M内の位置を検出する。動き検出部12は、対象者識別部11で検出された園児Tの動画M内の位置に基づいて、その園児Tの動きを検出する。状況判定部13は、動き検出部12で検出された園児Tの動きに基づいて、その園児Tの状況を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象者を観察する観察システムであって、
動画から、その動画に映る対象者の行動が観察条件を満たしている時間の動画を切り出す動画切り出し部と、
対象者の識別用情報を参照して、前記動画切り出し部で切り出された動画に基づいて、動画に映る対象者を識別するとともにその対象者の動画内の位置を検出する対象者識別部と、
前記対象者識別部で検出された対象者の動画内の位置に基づいて、その対象者の動きを検出する動き検出部と、
前記動き検出部で検出された対象者の動きに基づいて、その対象者の状況を判定する状況判定部と、
を備える観察システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記対象者識別部は、
前記動画切り出し部で切り出された動画に、複数の対象者が映る場合、それぞれの対象者を個別に識別し、
前記動き検出部は、それぞれの対象者の動きを検出し、
前記状況判定部は、それぞれの対象者の状況を判定する、
請求項1に記載の観察システム。
【請求項3】
前記動き検出部は、動画に映る対象者の頭部の揺動速度を検出し、
前記状況判定部は、前記動き検出部で検出された揺動速度に基づいて、対象者の状況として、対象者の集中度を判定する、
請求項1に記載の観察システム。
【請求項4】
前記集中度は、
対象者の頭部の揺動速度の検出対象となる全体時間に対する、対象者の頭部の揺動速度が閾値以下となる時間の割合で表される、
請求項3に記載の観察システム。
【請求項5】
前記動き検出部は、動画に映る対象者の位置の軌跡を検出し、
前記状況判定部は、前記動き検出部で検出された対象者の位置の軌跡と、施設又は設備の位置と、に基づいて、対象者の状況として、施設又は設備の利用度を判定する、
請求項1に記載の観察システム。
【請求項6】
前記動き検出部は、動画に映る対象者の位置の軌跡を検出し、
前記状況判定部は、前記動き検出部で検出された対象者の位置の軌跡に基づいて、対象者の運動状態を判定する、
請求項1に記載の観察システム。
【請求項7】
前記動き検出部は、動画に映るそれぞれの対象者の位置の軌跡を検出し、
前記状況判定部は、前記動き検出部で検出されたそれぞれの対象者の位置の軌跡に基づいて、対象者の状況として、対象者同士の交流度を判定する、
請求項2に記載の観察システム。
【請求項8】
前記状況判定部は、前記動き検出部で検出されたそれぞれの対象者の動きに基づいて、対象者の状況として、対象者同士の動きの同調度を判定する、
請求項2に記載の観察システム。
【請求項9】
前記観察条件を満たしている時間よりも前か、その時間を含む時間帯における対象者の活動内容を取得する活動内容取得部と、
前記状況判定部で判定された対象者の状況と前記活動内容取得部で取得された対象者の活動内容とを、対象者毎に関連付けて記憶装置に記憶する情報統合部と、
を備える、
請求項1に記載の観察システム。
【請求項10】
前記活動内容には、対象者に装着された活動量計で計測された、対象者の身体活動の活動量が含まれる、
請求項9に記載の観察システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、観察システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
顔の表情に基づいて学習者の集中度を分析するシステムが開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7106159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このシステムにおいて、学習者の集中度を分析するには、学習者の顔の表情を精細に撮像する必要がある。このため、すでに設置されている監視カメラ等で撮像された動画を分析に用いるのは困難である。また、このシステムは、集団行動を行う対象者の状況を個別に判定するのには向いているとは言えない。個々の対象者の状況を判定しようとすれば、集団行動を行う複数の対象者の状況を一度に判定するのは困難であるためである。
【0005】
本発明は、上記実情の下になされたものであり、専用の撮像機器を用いることなく、集団行動を行う対象者の状況を個別に判定することができる観察システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る観察システムは、
対象者を観察する観察システムであって、
動画から、その動画に映る対象者の行動が観察条件を満たしている時間の動画を切り出す動画切り出し部と、
対象者の識別用情報を参照して、前記動画切り出し部で切り出された動画に基づいて、動画に映る対象者を識別するとともにその対象者の動画内の位置を検出する対象者識別部と、
前記対象者識別部で検出された対象者の動画内の位置に基づいて、その対象者の動きを検出する動き検出部と、
前記動き検出部で検出された対象者の動きに基づいて、その対象者の状況を判定する状況判定部と、
を備える。
【0007】
前記対象者識別部は、
前記動画切り出し部で切り出された動画に、複数の対象者が映る場合、それぞれの対象者を個別に識別し、
前記動き検出部は、それぞれの対象者の動きを検出し、
前記状況判定部は、それぞれの対象者の状況を判定する、
こととしてもよい。
【0008】
前記動き検出部は、動画に映る対象者の頭部の揺動速度を検出し、
前記状況判定部は、前記動き検出部で検出された揺動速度に基づいて、対象者の状況として、対象者の集中度を判定する、
こととしてもよい。
【0009】
前記集中度は、
対象者の頭部の揺動速度の検出対象となる全体時間に対する、対象者の頭部の揺動速度が閾値以下となる時間の割合で表される、
こととしてもよい。
【0010】
前記動き検出部は、動画に映る対象者の位置の軌跡を検出し、
前記状況判定部は、前記動き検出部で検出された対象者の位置の軌跡と、施設又は設備の位置と、に基づいて、対象者の状況として、施設又は設備の利用度を判定する、
こととしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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