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公開番号2025016751
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024195046,2023126695
出願日2024-11-07,2018-03-09
発明の名称システム
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06K 19/077 20060101AFI20250128BHJP(計算;計数)
要約【課題】通信インターフェースの高速化を図ることが可能なシステムを提供する。
【解決手段】メモリカードは、ロウR1に配置され、電源端子VDDとグランド端子VSSを含む端子群PA1と、ロウR1に平行に延びたロウR2に配置され、差動データ信号を通信するための複数の差動データ端子と複数のグランド端子GNDとを含む端子群PA2と、を備え、差動データ端子は、互に隣接して配される一対の差動データ端子RX0N、RX0P、TX0N、TX0Pを含み、一対の差動データ端子は、複数のグランド端子の間に配され、SD規格に対応した通信では、端子群PA1に含まれる端子を使用してシングルエンド信号を受信し、PCIe規格に対応した通信では、端子群にPA1含まれる端子を使用してPCIe規格に対応した差動クロック信号及びリセット信号を受信し、端子群PA2に含まれる端子を使用してPCIe規格に対応した差動データ信号を受信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1ロウに配置され、第1の電源端子と第1のグランド端子とを含む第1の端子群と、
前記第1ロウに平行に延びた第2ロウに配置され、差動データ信号を通信するための複数の差動データ端子と複数のグランド端子とを含む第2の端子群と、
を備え、
前記複数の差動データ端子は、互に隣接して配される一対の差動データ端子を含み、
前記一対の差動データ端子は、前記複数のグランド端子の間に配され、
SD規格に対応した第1のモードでの通信では、前記第1の端子群に含まれる端子を使用して前記SD規格に対応したシングルエンド信号を受信し、
PCIe規格に対応した第2のモードでの通信では、前記第1の端子群に含まれる端子を使用して前記PCIe規格に対応した差動クロック信号及びリセット信号を受信し、前記第2の端子群に含まれる端子を使用して前記PCIe規格に対応した差動データ信号を受信する
メモリカードと、
前記メモリカードの前記第1の電源端子に第1電源を供給可能であるホスト機器と、
を備えるシステム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1の端子群は、第1端子と、複数の第2端子と、第3端子と、を含み、
前記メモリカードは、前記第1のモードでの通信では、前記第1の端子群に含まれる前記複数の第2端子を使用して前記SD規格に対応したデータ信号を受信し、前記第1の端子群に含まれる前記第3端子を使用して前記SD規格に対応したクロック信号を受信し、
前記メモリカードは、前記第2のモードでの通信では、前記第1の端子群に含まれる前記第1端子及び前記複数の第2端子を使用して前記PCIe規格に対応した差動クロック信号及びリセット信号を受信し、前記第2の端子群に含まれる前記複数の差動データ端子を使用して前記PCIe規格に対応した差動データ信号を受信する
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記メモリカードの前記第2の端子群は、第2の電源端子をさらに含み、
前記第2の電源端子に電源電圧が印加されない場合、前記メモリカードは、前記第1のモードでの通信を行い、
前記第2の電源端子に電源電圧が印加される場合、前記メモリカードは、前記第2のモードでの通信を行う
請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記ホスト機器は、前記メモリカードの前記第2の電源端子に前記第1電源よりも低い第2電源を供給可能である
請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記メモリカードの前記一対の差動データ端子は、
差動データ信号を送信するための一対の差動データ端子と、
差動データ信号を受信するための一対の差動データ端子と、
を含み、
前記メモリカードの前記複数のグランド端子は、第2のグランド端子、第3のグランド端子、第4のグランド端子を含み、
前記メモリカードの前記送信するための一対の差動データ端子は、前記第2のグランド端子と前記第3のグランド端子との間に配され、
前記メモリカードの前記受信するための一対の差動データ端子は、前記第3のグランド端子と前記第4のグランド端子との間に配され、
前記メモリカードの前記第3のグランド端子は、両側で前記送信するための一対の差動データ端子と前記受信するための一対の差動データ端子とに隣接する
請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記メモリカードは、
NANDフラッシュメモリと、
メモリインターフェース回路と、
前記メモリインターフェース回路を介して前記NANDフラッシュメモリに接続されるカードインターフェース回路と、
をさらに備える
請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記メモリカードの厚さは、1.4mm~1.6mmの範囲にある
請求項1に記載のシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施の形態は、概して、システムに関するものである。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
メモリカードでは、記憶容量の増大に伴ってデータの転送量が増大している。データの転送量の増大に伴ってデータの転送時間が増大するのを防止するため、メモリカードに搭載される通信インターフェースの高速化が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-29556号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
一つの実施形態によれば、メモリカードとホスト機器とを有するシステムが提供される。メモリカードは、第1の主面と第1の端子群と第2の端子群とを有する。第1の主面は、第1辺と第1辺に平行な第2辺とを含む。第1の端子群は、第1の主面の第1ロウに配置され、3以上の端子を含む。第2の端子群は、第1の主面の第2ロウであって第1ロウに平行な第2ロウに配置され、3以上の端子を含む。第1ロウは前記第2辺よりも前記第1辺に近い。第2ロウは第1辺よりも第2辺に近い。第2の端子群は、差動データ信号を通信するための複数の差動データ端子と、グランド電位に接続された複数のグランド端子とを含む。メモリカードは、SD規格に対応した第1のモードでの通信では、前記第1の端子群に含まれる端子を使用して前記SD規格に対応したシングルエンド信号を受信する。メモリカードは、PCIe(Peripheral Component Interconnect express)規格に対応した第2のモードでの通信では、前記第1の端子群に含まれる端子を使用して前記PCIe規格に対応した差動クロック信号及びリセット信号を受信し、前記第2の端子群に含まれる端子を使用して前記PCIe規格に対応した差動データ信号を受信する。ホスト機器は、メモリカードの第1の電源端子に第1電源を供給可能である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、第1実施形態に係るメモリカードの概略構成を示す平面図である。
図2は、第2実施形態に係るメモリカードの概略構成を示す平面図である。
図3は、第2実施形態に係るメモリカードの他の概略構成を示す平面図である。
図4Aは、第3実施形態に係るメモリカードの概略構成を示す平面図である。
図4Bは、第5実施形態に係るメモリカードの概略構成を示す平面図である。
図4Cは、第4実施形態に係るメモリカードの概略構成を示す平面図である。
図5は、第6実施形態に係るメモリカードの概略構成を示すブロック図である。
図6は、第7実施形態に係るメモリカードが装着されたホスト機器の概略構成を示すブロック図である。
図7は、第8実施形態に係るメモリカードが装着されたインターフェースカードの概略構成を示すブロック図である。
図8は、第9実施形態に係るメモリカードのバスモードの設定時のホスト機器の動作を示すフローチャートである。
図9は、第10実施形態に係るメモリカードに接続される差動伝送路におけるACカップリングコンデンサの実装方法を示すブロック図である。
図10Aは、第11実施形態に係るメモリカードに接続される差動伝送路におけるACカップリングコンデンサの実装方法を示すブロック図である。
図10Bは、第12実施形態に係るメモリカードに接続される差動伝送路におけるACカップリングコンデンサの実装方法を示すブロック図である。
図11Aは、第13実施形態に係るメモリカードに用いられるコネクタの概略構成の一例を示す斜視図である。
図11Bは、第13実施形態に係るメモリカードに用いられるコネクタの概略構成の一例を示す断面図である。
図12Aは、第14実施形態に係るメモリカードの装着前のコネクタの概略構成の一例を示す断面図である。
図12Bは、第14実施形態に係るメモリカードの装着前のコネクタの概略構成の一例を示す平面図である。
図12Cは、第14実施形態に係るメモリカードの装着後のコネクタの概略構成の一例を示す断面図である。
図12Dは、第14実施形態に係るメモリカードの装着後のコネクタの概略構成の一例を示す平面図である。
図13Aは、第15実施形態に係るメモリカードの装着前のアダプタの概略構成の一例を示す断面図である。
図13Bは、第15実施形態に係るメモリカードの装着前のアダプタの概略構成の一例を示す平面図である。
図13Cは、第15実施形態に係るメモリカードの装着後のアダプタの概略構成の一例を示す断面図である。
図13Dは、第15実施形態に係るメモリカードの装着後のアダプタの概略構成の一例を示す平面図である。
図14Aは、第16実施形態に係るメモリカードの装着前のアダプタの概略構成の一例を示す断面図である。
図14Bは、第16実施形態に係るメモリカードの装着前のアダプタの概略構成の一例を示す平面図である。
図14Cは、第16実施形態に係るメモリカードの装着後のアダプタの概略構成の一例を示す断面図である。
図14Dは、第16実施形態に係るメモリカードの装着後のアダプタの概略構成の一例を示す平面図である。
図15Aは、第17実施形態に係るメモリカードの装着前のアダプタの概略構成の一例を示す断面図である。
図15Bは、第17実施形態に係るメモリカードの装着前のアダプタの概略構成の一例を示す平面図である。
図15Cは、第17実施形態に係るメモリカードの装着後のアダプタの概略構成の一例を示す断面図である。
図15Dは、第17実施形態に係るメモリカードの装着後のアダプタの概略構成の一例を示す平面図である。
図16Aは、第18実施形態に係るメモリカードの概略構成を示す斜視図である。
図16Bは、第19実施形態に係るメモリカードの装着前のアダプタの概略構成の一例を示す断面図である。
図16Cは、第20実施形態に係るメモリカードの概略構成を示す斜視図である。
図16Dは、図16Cのメモリカードの装着後のアダプタの状態を示す断面図である。
図17は、第21実施形態に係るメモリカードの装着後のアダプタの概略構成の一例を示す平面図である。
図18は、第22実施形態に係るメモリカードの概略構成を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下に添付図面を参照して、実施の形態にかかるメモリカード、ホスト機器、メモリカード用コネクタおよびメモリカード用アダプタを詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。以下の実施形態では、メモリカードとしてSDカードを例にとるが、マルチメディアカードなどのその他のカードであってもよい。
【0007】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るメモリカードの概略構成を示す平面図である。
図1において、メモリカードSD1のカード面上にはロウR1、R2が設けられている。ロウR1、R2には、端子群PA1、PA2がそれぞれ設けられている。ロウR1は、端子群PA1の端子を横方向に並べて配置する領域を指定することができる。ロウR2は、端子群PA2の端子を横方向に並べて配置する領域を指定することができる。
【0008】
各端子群PA1、PA2の端子の寸法は異なっていてもよいし、各端子群PA1、PA2の端子間の間隔は異なっていてもよい。ロウR1において、端子群PA1の各端子の配置位置は縦方向にずれていてもよい。ロウR2において、端子群PA2の各端子の配置位置は縦方向にずれていてもよい。
【0009】
このメモリカードSD1のフォームファクタは、microSDカードに対応させることができる。この時、メモリカードSD1の縦の寸法A1は15mm、横の寸法B1は11mm、厚さは1.0mmに設定することができる。
【0010】
各ロウR1、R2には、ある1つのインターフェース規格に準拠した通信に用いられる信号が割り当てられる。この時、複数のインターフェース規格に準拠した通信に用いられる信号が1つのロウに割り当てられないようにすることができる。ただし、1つのインターフェース規格に準拠した通信に用いられる信号が複数のロウに割り当てられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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