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公開番号
2025016680
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024192968,2022572541
出願日
2024-11-01,2021-06-03
発明の名称
繊維を基材とした靴中敷きおよびその製造方法
出願人
オーツー・パートナーズ・エルエルシー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A43B
17/00 20060101AFI20250128BHJP(履物)
要約
【課題】リサイクル可能繊維および/または生分解性繊維からなる取外し可能な靴中敷きを提供する。
【解決手段】靴中敷きは、下表面および上表面を有する中敷き詰め物を含む。中敷き詰め物は、垂直に配向された不織繊維からなる。中敷き詰め物を構成する不織繊維は、中敷き詰め物の下表面および上表面に対して概して垂直に配向される。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
下表面および上表面を有しかつ不織繊維からなる中敷き詰め物を備え、
前記不織繊維が、前記中敷き詰め物の前記下表面および前記上表面に対して概して垂直に配向されている、
靴中敷き。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記中敷き詰め物を少なくとも部分的に包む編まれたカバーをさらに備える、
請求項1に記載の靴中敷き。
【請求項3】
前記編まれたカバーが、前記中敷き詰め物と同じタイプの繊維からなる、
請求項2に記載の靴中敷き。
【請求項4】
前記編まれたカバーが前記中敷き詰め物を完全に包む、
請求項2に記載の靴中敷き。
【請求項5】
前記不織繊維がリサイクル材料からなる、
請求項1に記載の靴中敷き。
【請求項6】
前記中敷きが、もっぱら機械的な力および熱接合によって互いに結び付いている、
請求項1に記載の靴中敷き。
【請求項7】
前記靴中敷きがいかなる化学由来の発泡体または接着剤も含まない、
請求項1に記載の靴中敷き。
【請求項8】
前記靴中敷き全体が生分解性である、
請求項1に記載の靴中敷き。
【請求項9】
前記靴中敷き全体が単一のタイプの材料からなる、
請求項1に記載の靴中敷き。
【請求項10】
前記不織繊維が綿、ポリエステル、およびナイロンのうちの1つまたは複数からなる、
請求項1に記載の靴中敷き。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0002]本出願は、「Machine Washable and Dryable Shoe Insoles and a Method of Manufacturing the Same」と題する、2020年6月3日出願の米国仮特許出願第63/034,151号の利益を主張し、これは参照により本明細書に全体として援用される。
続きを表示(約 2,900 文字)
【0002】
[0003]本発明は、一般に靴中敷きおよびその製造方法に関し、より詳細には、リサイクル可能繊維および/または生分解性繊維からなる取外し可能な靴中敷きに関する。
【背景技術】
【0003】
[0004]ソック・ライナ(sock liner)としても知られている従来の靴中敷きは、空気透過性とも呼ばれる通気性が関係するとき、通常は連続気泡ポリウレタン発泡体などの化学由来の発泡体から作製される。連続気泡ポリウレタン発泡体の製造には、環境に有害な場合があるイソシアネートの使用を必要とすることが多い。さらに、靴中敷きの製造に使用される連続気泡ポリウレタン発泡体は、靴中敷きを形成するために、接着剤と布との異なる化学的性質が層状構成に配向されることを必要とする。接着剤と布との層状構成により、容易にリサイクルまたは生分解することができない最終製品が形成される。さらに、連続気泡ポリウレタン発泡体から作成される従来の靴中敷きを使用するには、足の臭いを防止するために、靴の着用者が着用する靴下を使用することが必要とされる。さらに、従来の靴中敷きを製造する際に接着剤および化学由来の発泡体を使用することにより、機械洗いおよび/または機械乾燥されているときに靴中敷きが反り、バラバラになり、かつ/または裂ける恐れがある。連続気泡発泡体を基材とした中敷きは、機械洗いされているときに水を蓄える恐れもあり、これにより、水を除去するために追加の乾燥が必要になり、したがって中敷きがさらに反る恐れがある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0005]本開示の靴中敷きは、従来の発泡体を基材とした靴中敷きの代替物となる、繊維を基材とした靴中敷きである。一実施形態では、靴中敷きは、下表面および上表面を有しかつ不織繊維からなる中敷き詰め物を含み、不織繊維は、中敷き詰め物の下表面および上表面に対して概して垂直に配向される。いくつかの実施形態では、靴中敷きは、中敷き詰め物を少なくとも部分的に包む編まれたカバーをさらに含む。いくつかの実施形態では、編まれたカバーは、中敷き詰め物と同じタイプの繊維からなる。いくつかの実施形態では、編まれたカバーは完全に中敷き詰め物を包む。いくつかの実施形態では、不織繊維はリサイクル材料からなる。いくつかの実施形態では、中敷きは、もっぱら機械的な力および熱接合によって互いに結び付いている。いくつかの実施形態では、靴中敷きはいかなる化学由来の発泡体または接着剤も含まない。いくつかの実施形態では、靴中敷き全体は生分解性である。いくつかの実施形態では、靴中敷き全体は単一のタイプの材料からなる。いくつかの実施形態では、不織繊維は綿、ポリエステル、およびナイロンのうちの1つまたは複数からなる。
【0005】
[0006]いくつかの実施形態では、不織繊維はエラストマーポリエステル繊維からなる。いくつかの実施形態では、中敷き詰め物は約0.13g/cm
3
から約0.16g/cm
3
の範囲の比重を有する。いくつかの実施形態では、中敷き詰め物は約92μL/Pa・sから約98μL/Pa・sの範囲の透気度を有する。いくつかの実施形態では、中敷き詰め物は約4ミリメートルから約6ミリメートルの範囲の厚みを有する。いくつかの実施
形態では、中敷き詰め物は少なくとも4ミリメートルの厚みを有する。いくつかの実施形態では、中敷き詰め物は、概して凹形の形状を有するかかと部分と、概して平坦であるつま先部分と、形状が概して凸形であり、かかと部分からつま先部分へと延在する土踏まず部分とを含む。
【0006】
[0007]一実施形態では、エラストマーポリマー繊維からなる不織繊維からなる中敷き詰め物と、中敷き詰め物を少なくとも部分的に包むカバーであって、カバーが、編まれたエラストマーポリマー繊維からなり、カバーのエラストマーポリマー繊維が、中敷き詰め物のエラストマーポリマー繊維と同じ材料である、カバーとを含む靴中敷きが存在する。靴中敷きは、いかなる発泡体材料または接着剤も含まず、中敷き詰め物は、約92μL/Pa・sから約98μL/Pa・sの範囲の透気度および約4ミリメートルから約6ミリメートルの範囲の厚みを有する。いくつかの実施形態では、不織繊維は、中敷き詰め物の下表面に対して概して垂直に配向される。
【0007】
[0008]一実施形態では、複数本の不連続な繊維を準備するステップと、複数本の平行に配向された繊維を形成するように、不連続な繊維を配置、分離、および配向するステップと、複数本の平行に配向された繊維を打って(bat)上表面および下表面を有する詰め物シートにするステップであって、平行に配向された繊維が、詰め物シートの下表面および上表面に対して概して垂直に配向されている、ステップと、詰め物シートを所望の中敷き形状へと切断するステップとを含む、繊維を基材とした靴中敷きを形成する方法が存在する。いくつかの実施形態では、方法は、所望の中敷き形状に形成された詰め物シートを編まれたカバーに入れるステップをさらに含む。いくつかの実施形態では、平行に配向された繊維を打つステップは、平行に配向された繊維を部分的に絡み合わせるステップを含む。いくつかの実施形態では、詰め物シートを形成するのに化学発泡剤が使用されない。いくつかの実施形態では、所望の中敷き形状は、使用者の足の裏の形状と概して適合する。いくつかの実施形態では、配置、分離、および配向するステップは、カード機によって実施される。
【0008】
[0009]いくつかの実施形態では、詰め物シートを靴中敷きに形成するステップは、詰め物シートを機械打抜きするステップを含む。いくつかの実施形態では、複数本の不連続な繊維はリサイクル繊維からなる。いくつかの実施形態では、靴中敷き全体は生分解性である。いくつかの実施形態では、靴中敷き全体はいかなる化学由来の軟質発泡体または接着剤も含まない。いくつかの実施形態では、靴中敷き全体は単一のタイプの材料からなる。いくつかの実施形態では、詰め物シートは所望の中敷き形状へと成形される。いくつかの実施形態では、複数本の平行に配向された繊維を打って詰め物シートにするステップは、複数本の平行に配向された繊維を熱接合するステップを含む。
【0009】
[0010]繊維を基材とした靴中敷きおよびその製造方法の実施形態の前述の概要および以下の詳細な説明は、例示的な実施形態の添付の図面と併せて読まれると、より良く理解されよう。しかし、本発明は示されている厳密な構成および手段に限定されないことを理解されたい。
【0010】
[0011]その図面は以下の通りである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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