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公開番号2024037053
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141692
出願日2022-09-06
発明の名称シューズ
出願人株式会社ティーワン
代理人個人
主分類A43B 23/26 20060101AFI20240311BHJP(履物)
要約【課題】シュータンを容易に交換可能なシューズを提供する。
【解決手段】シュータン本体201は、シューズ本体10と分離して設けられる。シューズ本体10に設けられた第1先端孔51-1および第2先端孔51-2の間隔と、シュータン本体201に設けられた第1固定用孔20h-1および第2固定用孔20h-2の間隔とが等しい。シュータン本体201は、第1固定用孔20h-1の上に第1先端孔51-1が重なるとともに、第2固定用孔20h-2の上に第2先端孔51-2が重なるようにシューズ本体10の内側に配置された状態で、紐3が第1固定用孔20h-1と第1先端孔51-1とを連続して貫通するとともに、紐3が第2固定用孔20h-2と第2先端孔51-2とを連続して貫通することでシューズ本体10に取り付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
足を挿入する第1開口および前記第1開口と連続し足の甲の部分に対向する第2開口を有するシューズ本体と、
前記シューズ本体の内側で少なくとも前記第2開口を覆うように配置されるシュータンと、
を備え、
前記シューズ本体は、前記第2開口の縁部分に設けられ紐を通す複数の紐通し孔を有し、
前記シュータンは、第1固定用孔および第2固定用孔がつま先側に設けられたシュータン本体を有し、
前記シュータン本体は、前記シューズ本体と分離して設けられ、
複数の前記紐通し孔は、つま先側に設けられた第1先端孔および第2先端孔を含み、
前記シューズ本体に設けられた前記第1先端孔および前記第2先端孔の間隔と、前記シュータン本体に設けられた前記第1固定用孔および前記第2固定用孔の間隔とが等しく、
前記シュータン本体は、前記第1固定用孔の上に前記第1先端孔が重なるとともに、前記第2固定用孔の上に前記第2先端孔が重なるように前記シューズ本体の内側に配置された状態で、前記紐が前記第1固定用孔と前記第1先端孔とを連続して貫通するとともに、前記紐が前記第2固定用孔と前記第2先端孔とを連続して貫通することで前記シューズ本体に取り付けられる、
シューズ。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記第1先端孔および前記第2先端孔は、前記第2開口の最もつま先側の縁よりも更につま先側に設けられている、
請求項1に記載のシューズ。
【請求項3】
足を挿入する第1開口および前記第1開口と連続し足の甲の部分に対向する第2開口を有するシューズ本体と、
前記シューズ本体の内側で少なくとも前記第2開口を覆うように配置されるシュータンと、
を備え、
前記シューズ本体は、前記第2開口の縁部分に設けられ紐を通す複数の紐通し孔を有し、
前記シュータンは、第1固定用孔および第2固定用孔がつま先側に設けられたシュータン本体を有し、
前記シュータン本体は、前記シューズ本体と分離して設けられ、
複数の前記紐通し孔は、つま先側に設けられた第1先端孔および第2先端孔を含み、
前記第1先端孔および前記第2先端孔は、前記第2開口の最もつま先側の縁よりも更につま先側に設けられており、
前記シュータン本体は、前記シューズ本体の内側に配置された状態で、前記紐が前記第1固定用孔と前記第1先端孔とを連続して貫通するとともに、前記紐が前記第2固定用孔と前記第2先端孔とを連続して貫通することで前記シューズ本体に取り付けられる、
シューズ。
【請求項4】
前記シュータン本体は、少なくとも表部材と裏部材とを合わせた構造を有し、
前記第1固定用孔および前記第2固定用孔は、前記表部材を貫通して設けられ、
前記裏部材は、前記第1固定用孔および前記第2固定用孔を裏側から覆う、
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のシューズ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シュータンを備えたシューズに関するものである。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
下記の特許文献には、シュータンを着脱可能にしたシューズが記載されている。この特許文献の図6~図8に記載されるシューズ(200)において、シュータン(210)のつま先側の中央部には、横方向に細長いスロット状の孔(222)が形成されており、この孔(222)に靴紐(212)が挿通される。また、シュータン(210)のつま先側の上面には、面ファスナーや粘着テープなどによる取付部(238)が設けられており、この取り付け部(238)によってアッパー(204)の内側にシュータン(210)のつま先側の上面が取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2007/0227045号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の特許文献に記載されるシューズ(200)においてシュータン(210)を使用する場合、シュータン(210)のスロット状の孔(222)に靴紐(212)を挿通させるとともに、シュータン(210)のつま先側の上面を取付部(238)によりアッパー(204)の内側へ取り付ける必要がある。取付部(238)が面ファスナーや粘着テープの場合、アッパー(204)の内側におけるシュータン(210)の取り付け場所が定まらないため、不適切な場所にシュータン(210)を取り付けてしまい易い。その場合、シュータン(210)を一旦取り外し、場所を変更して取り付け直す作業が発生することになる。従って、シュータン(210)の交換作業が面倒になり易いという不利益がある。
【0005】
上記の特許文献に記載されるシューズ(200)においてアッパー(204)へのシュータン(210)の取り付けを容易にするため、シュータン(210)の取付部(238)を省略することも考えられる。しかしながら、シュータン(210)に設けられたスロット状の孔(222)は、取付部(238)が形成されている場所を避けるようにシュータン(210)の中央付近に位置しており(特許文献1の図6)、アッパー(204)の孔(222)から離れている。アッパー(204)の孔(222)とシュータン(210)の孔(222)とが離れているため、これらの孔(222)に靴紐(212)を通しても、シュータン(210)の孔(222)の位置が靴紐(212)に沿って容易に変化してしまう。すなわち、シュータン(210)が取付部(238)によりアッパー(204)に固定されていない状態では、アッパー(204)に対してシュータン(210)の位置が容易に変化してしまう。従って、アッパー(204)の内側でシュータン(210)の位置ずれが生じ易くなる。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シュータンを容易に交換可能なシューズを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様に係るシューズは、足を挿入する第1開口および第1開口と連続し足の甲の部分に対向する第2開口を有するシューズ本体と、シューズ本体の内側で少なくとも第2開口を覆うように配置されるシュータンとを備え、シューズ本体は、第2開口の縁部分に設けられ紐を通す複数の紐通し孔を有し、シュータンは、第1固定用孔および第2固定用孔がつま先側に設けられたシュータン本体を有し、シュータン本体は、シューズ本体と分離して設けられ、複数の紐通し孔は、つま先側に設けられた第1先端孔および第2先端孔を含み、シューズ本体に設けられた第1先端孔および第2先端孔の間隔と、シュータン本体に設けられた第1固定用孔および第2固定用孔の間隔とが等しく、シュータン本体は、第1固定用孔の上に第1先端孔が重なるとともに、第2固定用孔の上に第2先端孔が重なるようにシューズ本体の内側に配置された状態で、紐が第1固定用孔と第1先端孔とを連続して貫通するとともに、紐が第2固定用孔と第2先端孔とを連続して貫通することでシューズ本体に取り付けられる。
【0008】
この構成によれば、シュータン本体がシューズ本体と分離して設けられているため、シューズ本体に対してシュータン本体を交換することが可能となる。
また、シューズ本体の第1先端孔および第2先端孔と、シュータン本体の第1固定用孔および第2固定用孔とに紐を通すことでシュータン本体がシューズ本体に取り付けられるため、面ファスナーや粘着テープなどの部材を用いた取り付け作業が不要であり、シュータン本体を容易に交換することが可能となる。
また、シューズ本体に設けられた第1先端孔および第2先端孔の間隔と、シュータン本体に設けられた第1固定用孔および第2固定用孔の間隔とが等しいことから、第1固定用孔の上に第1先端孔が重なるとともに、第2固定用孔の上に第2先端孔が重なるような状態でシューズ本体の内側にシュータン本体を配置することが可能である。この配置の状態において、紐が第1固定用孔と第1先端孔とを連続して貫通するとともに、紐が第2固定用孔と第2先端孔とを連続して貫通することにより、第1先端孔に対する第1固定用孔の位置、および、第2先端孔に対する第2固定用孔の位置が固定され易くなる。従って、シューズ本体の内側でシュータン本体の位置がずれ難くなる。
【0009】
好適に、第1先端孔および第2先端孔は、第2開口の最もつま先側の縁よりも更につま先側に設けられている。
この構成によれば、シュータン本体の第1固定用孔および第2固定用孔が、シューズ本体の内部でつま先に近い場所に位置し易くなる。つま先に近い場所は、シューズ本体の内部で比較的空間の余裕が生じ易い場所であるため、シュータン本体のつま先側の部分がユーザの足に当たり難くなる。
【0010】
本発明の第2の態様に係るシューズは、足を挿入する第1開口および第1開口と連続し足の甲の部分に対向する第2開口を有するシューズ本体と、シューズ本体の内側で少なくとも第2開口を覆うように配置されるシュータンとを備え、シューズ本体は、第2開口の縁部分に設けられ紐を通す複数の紐通し孔を有し、シュータンは、第1固定用孔および第2固定用孔がつま先側に設けられたシュータン本体を有し、シュータン本体は、シューズ本体と分離して設けられ、複数の紐通し孔は、つま先側に設けられた第1先端孔および第2先端孔を含み、第1先端孔および第2先端孔は、第2開口の最もつま先側の縁よりも更につま先側に設けられており、シュータン本体は、シューズ本体の内側に配置された状態で、紐が第1固定用孔と第1先端孔とを連続して貫通するとともに、紐が第2固定用孔と第2先端孔とを連続して貫通することでシューズ本体に取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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