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公開番号2024016786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-07
出願番号2023014494
出願日2023-02-02
発明の名称履物
出願人山三商事株式会社
代理人個人
主分類A43B 13/14 20060101AFI20240131BHJP(履物)
要約【課題】進行方向へ自然な意識で足を踏み出すだけで骨格構造に合致した正しい重心移動線に沿った重心移動を促すことができる履物を提供することを目的とする。
【解決手段】接地面1が弾性変形可能に構成され、さらに、前記接地面1には複数の横溝が設けられた履物であって、前記接地面1の踵部1aを含む後側領域部Aに設けられた複数の横溝2aは、内側から外側に向かって溝間隔Lが広くなる放射状に構成され、また、踏付け部1cを含む前記後側領域部Aよりも先端側の前側領域部Bに設けられた複数の横溝2bは、前記内側から前記外側に向かって正面視下がり傾斜するへの字状に構成されている履物。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
接地面が弾性変形可能に構成され、さらに、前記接地面には複数の横溝が設けられた履物であって、前記接地面の踵部を含む後側領域部に設けられた複数の横溝は、内側から外側に向かって溝間隔が広くなる放射状に構成され、また、踏付け部を含む前記後側領域部よりも先端側の前側領域部に設けられた複数の横溝は、前記内側から前記外側に向かって正面視下がり傾斜するへの字状に構成されていることを特徴とする履物。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
請求項1記載の履物において、前記後側領域部に設けられた複数の横溝は、後端側へ凸となる湾曲放射状に構成されていることを特徴とする履物。
【請求項3】
請求項1記載の履物において、前記前側領域部に設けられた横溝は、前記内側に位置する部分が正面視ほぼ水平に設けられていることを特徴とする履物。
【請求項4】
請求項2記載の履物において、前記前側領域部に設けられた横溝は、前記内側に位置する部分が正面視ほぼ水平に設けられていることを特徴とする履物。
【請求項5】
請求項1~4いずれか1項に記載の履物において、前記後側領域部には、この後側領域部に設けられた横溝と交差する複数の縦溝が設けられ、この後側領域部に設けられた縦溝は、前記踵部から先端側に向かって延設され、また、前記前側領域部には、この前側領域部に設けられた横溝と交差する複数の縦溝が設けられ、この前側領域部に設けられた縦溝は、前記外側へ凸となる湾曲状に構成されていることを特徴とする履物。
【請求項6】
請求項5記載の履物において、前記後側領域部に設けられた縦溝と前記前側領域部に設けられた縦溝とは連通状態に設けられていることを特徴とする履物。
【請求項7】
請求項5記載の履物において、前記後側領域部には、この後側領域部に設けられた横溝及び縦溝とで区画された複数の後側接地ブロック部が設けられ、また、前記前側領域部には、この前側領域部に設けられた横溝と縦溝とで区画された複数の前側接地ブロック部が設けられ、前記後側接地ブロック部及び前記前側接地ブロック部の少なくとも一部には滑り止め用凹凸パターンが設けられていることを特徴とする履物。
【請求項8】
請求項6記載の履物において、前記後側領域部には、この後側領域部に設けられた横溝及び縦溝とで区画された複数の後側接地ブロック部が設けられ、また、前記前側領域部には、この前側領域部に設けられた横溝と縦溝とで区画された複数の前側接地ブロック部が設けられ、前記後側接地ブロック部及び前記前側接地ブロック部の少なくとも一部には滑り止め用凹凸パターンが設けられていることを特徴とする履物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、履物に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
人の足においては、膝から下の脛は体を支える太い脛骨と関節の可動や衝撃を分散する細い腓骨で構成されており、荷重を受ける脛骨は足の内側に位置するが、踵骨が脛骨に対して約5°~10°傾いている状態になっているため、踵のやや外側(図4に示すような内側:外側=7:3の位置)で着地することが良いとされている。
【0003】
したがって、歩行の際は、この着地点となる踵のやや外側に近い関節から順に曲げるような歩き方が足に負荷をかけない理想的な歩き方となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、足の指は図5に示すように、中足骨から末節骨までへの字のように結合されており、足の爪先方向に対して親指はほぼ直角で、それ以外の指は外方(図では左)斜め下になっている。
【0005】
したがって、前記のような理想的な歩き方をするためには、歩行の際の重心移動線は、図6に示すような踵のやや外側(内側:外側=7:3の位置)で着地し、そのまま足の外側を通り、小指の手前付近から内側に向かい親指方向に抜けるように蹴り出されることが理想的であるが、このような重心移動を普段の歩行(走行)の際に意識的に行うことは容易ではない。
【0006】
本発明はこのような現状に鑑みなされたものであり、進行方向へ自然な意識で足を踏み出すだけで前記のような正しい重心移動線に沿った重心移動を促すことができる履物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0008】
接地面1が弾性変形可能に構成され、さらに、前記接地面1には複数の横溝が設けられた履物であって、前記接地面1の踵部1aを含む後側領域部Aに設けられた複数の横溝2aは、内側から外側に向かって溝間隔Lが広くなる放射状に構成され、また、踏付け部1cを含む前記後側領域部Aよりも先端側の前側領域部Bに設けられた複数の横溝2bは、前記内側から前記外側に向かって正面視下がり傾斜するへの字状に構成されていることを特徴とする履物に係るものである。
【0009】
また、請求項1記載の履物において、前記後側領域部Aに設けられた複数の横溝2aは、後端側へ凸となる湾曲放射状に構成されていることを特徴とする履物に係るものである。
【0010】
また、請求項1記載の履物において、前記前側領域部Bに設けられた横溝2bは、前記内側に位置する部分が正面視ほぼ水平に設けられていることを特徴とする履物に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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