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公開番号2023107706
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-03
出願番号2022019101
出願日2022-01-23
発明の名称自由下駄
出願人個人
代理人
主分類A43B 3/12 20060101AFI20230727BHJP(履物)
要約【課題】鼻緒挿げ替えだけでは市場規模が小さいので、海外でのニーズにも合うようにしたいと思いました。
【解決手段】一般的な下駄、サンダルの足首元にある鼻緒の通す穴をなくまし、ストラップだけで構成されている形状にもアレンジできるようにしました。
そのためにバイオリンの形のような切込みをエッジに施しました。
鼻緒使用の場合のずれ防止のために、中層に設けたプレートの鼻緒穴と切込みの間隔を調整して留まるように設計しました。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
地面に接する下層面のアウトソール部（１－Ａ）と足裏に接する上層面のインナーソール部（１－Ｂ）の間の層にプレート（２）を設け、そこに鼻緒（３）、アッパー（４）などが連結され、着脱も容易な仕組みを有する構造である。
続きを表示（約 96 文字）【請求項２】
先ツボ部が偏芯円のソケット（５）である。
それにより鼻緒（３）の締め具合の微調整、前後左右のツボ位置の調整および脱着、アッパー（４）の交換を容易にした。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、鼻緒の交換または調整が簡単にできるという事にとどまらず、下駄という範疇を超えて、サンダル、ブーツの様にアレンジ可能な仕組みを有しております。
続きを表示（約 1,300 文字）【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００２】
従来の伝統的な鼻緒の挿げは、一般人には難しくハードルが高い。
都市部には履物専門店があり支障も少ないのかと思いますが、地方都市または海外では不便さに困っているとの声を聴いたので考案しました。
【課題を解決するための手段】
【０００３】
中空になっている下駄台（１）をベースにしてあり、
中段のプレート（２）を活用することで多彩なアレンジが可能になる。
先ツボ部が偏芯円のソケット（５－Ａ）であることと、ベースを連結する後部のボルト（６）球状ナット（７）が鼻緒留めを兼ねておること、それらによってサイズの微調整、および鼻緒の交換を簡単にすることができます。
プレートにジャンパーホック凹（９）とアッパー（４）になる素材Ｅにジャンパーホック凸（８）を付けて連結させる。ジャンパーホックの垂直方向の力で着脱する特性を利用し、また手軽にできることを考慮しました。
【発明の効果】
【０００４】
下駄やサンダルは通常温かい季節の履物ですが、アッパー（４）の素材（Ｅ）を替えることによって雨の日の使用であったり、寒い日の使用を可能にし、使用期間が長くなります。つまり販売機会が多くなります。
製造者、販売者サイドとしては、鼻緒の付け替えなどの増加につながり、消費者側では鼻緒やサンダルのストラップは比較的簡単な構造で、自ら作成する事もでき、より自分の好みを反映させられるメリットがあります。
この構造はハンドメイド市場では、歓迎されると予想しています。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２００４－４１６３７（Ｐ２００４－４１６３７Ａ）
【図面の簡単な説明】
【０００６】
上面図
側面図
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【０００７】
先ツボ部には偏芯円を持つソケット（５）を装着する。
ソケット（５－Ａ）鼻緒（３－Ａ）を挿入する。またソケット（５）はインナーソール部（１－Ｂ）とプレートの前部（２－Ａ）を固定する役割も兼ねる。後部に於いてはボルト（６－Ａ）（６－Ｂ）、ナット（７－Ａ）（７－Ｂ）と共にアウトソール部（１－Ａ１）（１－Ａ２）とインナーソール部（１－Ｂ１）（１－Ｂ２）、プレート（２－Ｂ１）（２－Ｂ２）を固定する、さらに鼻緒（３－Ｂ１）（３－Ｂ２）を固定する役割を兼ねる。
【産業上の利用可能性】
【０００８】
今回は下駄、サンダルからの発想でしたが、スニーカーでも十分対応できる構造だと思っています。
【符号の説明】
【０００９】
１下駄台
１－Ａアウトソール部
１－Ｂインナーソール部
２プレート
３鼻緒
４アッパー
５ソケット
５－Ａ偏芯ソケット
５－Ｂスペーサー
５－Ｃナット
６ボルト
７球状ナット
８ジャンパーホック凸
９ジャンパーホック凹

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