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公開番号2023093888
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-07-05
出願番号2021209008
出願日2021-12-23
発明の名称インソール
出願人アキレス株式会社
代理人
主分類A43B 17/14 20060101AFI20230628BHJP(履物)
要約【課題】肉薄であっても足当たりが柔らかでフィット感を奏するとともに、衝撃吸収性を有するインソールを提供することを課題とし、特にパンプス用として好適なインソールを提供することを課題とする。
【解決手段】アスカーC硬度が40以下であって、反発弾性率が45%以上であるポリウレタンフォームを有してなることを特徴とするインソールである。加えて、ポリウレタンフォームの最大変位が10~45%であることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アスカーC硬度が40以下であって、反発弾性率が45%以上であるポリウレタンフォームを有してなることを特徴とするインソール。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記ポリウレタンフォームの最大変位が10~45%であることを特徴とする請求項1に記載のインソール。
【請求項3】
中足部における前記ポリウレタンフォームの厚みが2.0~5.0mmであることを特徴とする請求項1または2に記載のインソール。
【請求項4】
パンプスに使用されることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のインソール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インソールに関するものであり、特にパンプス用として好適なインソールに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【0002】
従来からインソールは、通気性、抗菌防臭性、衝撃吸収性、フィット性等、靴の履き心地を向上させるために利用されている。インソールを構成する素材としては、種々のものが知られているが、靴の着用時に足に加わる衝撃を緩和させるものとして、合成樹脂発泡体からなるものが知られている(特許文献1)。
合成樹脂発泡体からなるインソールは、硬度が低いとフィット感があるため足当たりがよく感じられるが、衝撃吸収性に劣るため長時間の歩行において足に疲れや痛みが発生しやすくなる。合成樹脂発泡体の厚みを大きくすることで、上記不具合は軽減されうるが、靴の内部空間が狭くなるため靴が窮屈に感じられる。一方で、硬度を高めに設定すると衝撃吸収性は担保できるものの、足当たりが悪く感じられる。
【0003】
また、爪先部よりも踵部が高いパンプスにおいては、局所的に荷重がかかるため、運動靴や紳士靴等と比較して、足に疲れや痛みが生じやすくなる傾向にある。それゆえ、衝撃吸収性に優れるインソールが求められるが、パンプスは足にフィットする作りになっているためインソールの厚みを大きくすることが難しい。
パンプス用のインソールとして、特許文献2が開示されている。特許文献2には、ヒールの高さに応じてアーチ部の頂点の位置を変更してアーチをサポートするインソールについて記載されている。
しかしながら、特許文献2にて開示されたインソールは、パンプスのヒールの高さに合わせてインソールの仕様を変更する必要があり、汎用性にかける問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-283017号公報
特開2016-96830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、肉薄であっても足当たりが柔らかでフィット感を奏するとともに、衝撃吸収性を有するインソールを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討し、本インソールを発明した。
【0007】
本発明は以下を要旨とする。
(1)アスカーC硬度が40以下であって、反発弾性率が45%以上であるポリウレタンフォームを有してなることを特徴とするインソール。
(2)前記ポリウレタンフォームの最大変位が10~45%であることを特徴とする(1)に記載のインソール。
(3)中足部における前記ポリウレタンフォームの厚みが2.0~5.0mmであることを特徴とする(1)または(2)に記載のインソール。
(4)パンプスに使用されることを特徴とする(1)~(3)のいずれかに記載のインソール。
【発明の効果】
【0008】
本発明においては、肉薄であっても足当たりが柔らかでフィット感を奏するとともに、着地時などにおいて足裏が受ける衝撃を吸収可能なインソールを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明のインソールの平面図である。
図2は、図1のA-A’線断面図の状態を模式的に示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書において中足部とは、インソールの踵と爪先を結ぶインソール中心線において踵側から80%の位置であって中足骨頭付近を指すものである。また、踵部とは、上記インソール中心線において踵側から10%の位置を幅方向にスライドさせ、踵の幅方向中央部を通る踵中心線と交差する位置、すなわち踵の中心部分を指すものである。
(【0011】以降は省略されています)

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