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公開番号2023167950
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-24
出願番号2022079517
出願日2022-05-13
発明の名称靴の中敷き
出願人個人
代理人
主分類A43B 17/00 20060101AFI20231116BHJP(履物)
要約
【課題】 足に本来備わっているウィンドラス機構は、歩行時、走行時において身体を進行方向に押し出す働きをする。ところが疲労によってその機能は不完全になっていることが、解決するべき課題である。
【解決手段】 複数枚の異なる板状材を連結し、各々の板状材が独自に可動する機能を特徴とした本発明の中敷きを靴の中敷きとして、あるいは靴下の底面に入れて使用する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数枚の異なる板状材を連結し、各々の板状材が独自に可動する機能を特徴とした屋内外で使う履物の中敷き。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
本発明を構成する複数枚の板状材のひとつは、第1趾(拇趾)の末節骨から中足骨までを主として支える領域とした1枚の板状材を有する請求項1に記載の中敷き。
【請求項3】
本発明を構成する複数枚の板状材のひとつは、第2趾、第3趾、第4趾、第5趾の末節骨から基節骨までを主として支える領域とした1枚の板状材を有する請求項1に記載の中敷き。
【請求項4】
本発明を構成する複数枚の板状材のひとつは、第5趾の中足骨および立方骨を主として支える領域とした1枚の板状材を有する請求項1に記載の中敷き。
【請求項5】
本発明を構成する複数枚の板状材の内のひとつは、第1趾の中足骨から内側楔状骨、舟状骨、踵骨および中間楔状骨を主として支える領域とした1枚の板状材を有する請求項1に記載の中敷き。
【請求項6】
第1趾(拇趾)の末節骨から中足骨までを主として支える領域とした1枚の板状材の底面にL字型の補助材を固定した請求項2に記載の中敷き。
【請求項7】
第5趾の中足骨、および立方骨を主として支える領域とした1枚の板状材の底面に三角形の補助材を固定した請求項4に記載の中敷き。
【請求項8】
第1趾の中足骨から内側楔状骨、舟状骨、踵骨および中間楔状骨を主として支える領域とした1枚の板状材の底面にJ字型の補助材を固定した請求項5に記載の中敷き。
【請求項9】
第1趾(拇趾)の末節骨から中足骨までを主として支える領域とした1枚の板状材と、第2趾、第3趾、第4趾、第5趾の末節骨から基節骨までを主として支える領域とした1枚の板状材と、第5趾の中足骨および立方骨を主として支える領域とした1枚の板状材と、第1趾の中足骨から内側楔状骨、舟状骨、踵骨および中間楔状骨を主として支える領域とした1枚の板状材によって構成する面の中央部に空洞を設けた請求項1に記載の中敷き。
【請求項10】
第1趾(拇趾)の末節骨から中足骨までを主として支える領域とした1枚の板状材と、第2趾、第3趾、第4趾、第5趾の末節骨から基節骨までを主として支える領域とした1枚の板状材と、第5趾の中足骨および立方骨を主として支える領域とした1枚の板状材と、第1趾の中足骨から内側楔状骨、舟状骨、踵骨および中間楔状骨を主として支える領域とした1枚の板状材によって構成する面の中央部で、この4枚の板状材の厚さによって、履いた時に空洞部分の段差を感じさせないための段差解消材を設けた請求項1に記載の中敷き。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、靴の中敷きおよび靴下の底面に入れる中敷きに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
慣性の法則は、ある力が加えられるまでは、今静止している物体は静止を続け、今動いている物体は別の力が加わるまで今の運動を維持するという等速直線運動を続ける物理法則のことである。
【0003】
人の身体も物体であり慣性の法則が働いている。
【0004】
人が歩行するという作業は、足を上げて踵から着地し、身体全体が進行方向に移動していくことである。身体全体が進行方向へ移動していくと慣性の法則が働き、別方向への力が加えられない限りは、進行方向に移動する。
【0005】
さらに、足の基節骨と中足骨で構成する中足趾節関節と、踵骨をつないでいる足裏腱膜の働きの中に、ウィンドラス機構と呼ばれる仕組みが存在する。
【0006】
ウィンドラス機構とは、末節骨、中節骨、基節骨で構成する足趾(足指)が、背屈する(指が上がる)と、足底筋膜が引っ張られ、足のアーチが持ち上がる仕組みのことである。
【0007】
歩行において、踵から着地した足を身体の中心軸が追い越して進行方向に進んでいくが、最終的にはこの足は地面から離れなければならない。この最終局面において足裏は、足趾以外の部分は地面から離れている。この時の、足趾とそれ以外の部位が作る形は、ウィンドラス機構が発動する形であり、自動的にウィンドラス機構が働く。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
人間の足は疲労によって、歩行や走行の動作をする際に本来の快適さを得られていない。
【0009】
日常生活とは、立ったり座ったり、眠ったり、歩いたり、走ったりといった動作が繰り返されることである。疲労に基づく動作の制約を受けながらの生活は、日々さらなる疲労が積み重なって行くことでもある。それは、生活の質の低下と連動する。疲労は、筋肉においては、その筋肉が縮まっていることを示す。力が入ったまま抜けなくなった状態であり、本来の柔軟な動きを失っていることを示している。
【0010】
進行方向に進むことを維持させようと働く慣性に対して、筋肉の疲労が身体を引き戻す作用を果たしている。疲労により筋肉が伸びないからである。
(【0011】以降は省略されています)

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