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公開番号2023168637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-27
出願番号2022079859
出願日2022-05-14
発明の名称インソールおよび履物
出願人個人
代理人個人
主分類A43B 17/00 20060101AFI20231117BHJP(履物)
要約【課題】継続的な使用により正しい姿勢に改善され、足裏が理想的な形態となって歩行能力が向上し、トランポリン効果により次第に体幹が鍛えられると共に、肩凝り、腰痛、猫背、歩行不全、首痛、偏平足、外反母趾、膝痛、O脚等が次第に改善され、長時間の歩行による疲れや立ち上がりの際の足腰への負担を軽減させ歩行を補助することができるインソールおよび履物を提供する。
【解決手段】本発明のインソール1は、湾曲させると反発弾性を生じる剛性を備えたプレート2と、プレート2の湾曲を形成支持する湾曲形成用支台部3とを有し、湾曲形成用支台部3は、使用者の土踏まずの前方側に位置する部位においてプレート2の長手方向に沿って設けられた第1湾曲形成用支台部4と、同後方側に位置する部位においてプレート2の長手方向に沿って設けられた第2湾曲形成用支台部5とを有している。本発明の履物25は、本発明のインソール20を装着した履物である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
湾曲させると反発弾性を生じる剛性を備えたプレートと、該プレートの下面側に設けられ前記プレートの湾曲を形成支持する湾曲形成用支台部とを有し、該湾曲形成用支台部は、使用者の土踏まずの前方側に位置する部位において前記プレートの長手方向に沿って設けられた第1湾曲形成用支台部と、使用者の土踏まずの後方側に位置する部位において前記プレートの長手方向に沿って設けられた第2湾曲形成用支台部とを有していることを特徴とするインソール。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第1湾曲形成用支台部は、底面外側に設けられた第1水平フラット面と、該第1水平フラット面の内側に設けられ内側に向かって低く形成された第1内側傾斜面を有し、前記第2湾曲形成用支台部は、底面外側に設けられた第2水平フラット面と、該第2水平フラット面の内側に設けられ内側に向かって低く形成された第2内側傾斜面を有している請求項1に記載のインソール。
【請求項3】
前記第1湾曲形成用支台部は、底面の先端側に先端に向かって低く形成された先端側傾斜面を有し、前記第2湾曲形成用支台部は、底面の後端側に後端に向かって低く形成された後端側傾斜面を有している請求項1または2に記載のインソール。
【請求項4】
前記プレートは、カーボンプレートにて形成されている請求項1に記載のインソール。
【請求項5】
前記カーボンプレートはドライカーボンにて形成されている請求項4に記載のインソール。
【請求項6】
前記第1湾曲形成用支台部は、内側に第1窪み部を有している請求項1または2に記載のインソール。
【請求項7】
前記第1湾曲形成用支台部は、外側に第2窪み部を有している請求項1または2に記載のインソール。
【請求項8】
前記第1湾曲形成用支台部は、後方部に前記第1水平フラット面と連続する第3水平フラット面を有する第1延在部を有し、第2湾曲形成用支台部は、前方部に前記第2水平フラット面と連続する第4水平フラット面を有する第2延在部を有している請求項2に記載のインソール。
【請求項9】
前記第1湾曲形成用支台部および第2湾曲形成用支台部は、それぞれ幅方向の中心線が前記プレートの幅方向の中心線より外側となるように幅方向外側に設けられている請求項2に記載のインソール。
【請求項10】
前記プレートの上面側には防弾用シートが設けられている請求項1または2に記載のインソール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、継続的な使用により正しい姿勢に改善され、足が理想的な形態となって歩行能力が向上し、次第に体幹が強化されていくインソールおよび履物に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、履物の底部構造に工夫を凝らすことで使用者の腰痛や膝痛等を予防または改善するものが種々提案されている。例えば、そのようなものとして、低弾性の充填材により直接的な強い衝撃を緩和して膝痛、腰痛の発生を抑制するもの(特開2004-248942号)、爪先部を踵部より高くすることで、前傾姿勢を解消して内臓の機能低下、腰痛等を改善するもの(特開2005-160560号)などがある。
【0003】
しかし、前者の低弾性のインソールは、低弾性の充填材により衝撃を軽減するため歩行の度に体が沈むことから正しい姿勢で歩きながら手を振ることができづらくなる傾向にあった。他方、後者の爪先部を踵部より高くするものも、前へ進む歩行自体が妨げられるため、理想的な歩行が困難になる傾向があった。
【0004】
ところで、現代人はアスファルトの上を歩き平らな床で生活しているため、足の指が使われず指の力が弱く、土踏まずが反り上がった縦アーチが形成されない傾向にある。その結果、偏平足気味の足で指を使わず、踵部側に重心を置き、かつ爪先が外側に開いた、いわゆるO脚で歩行するため、その衝撃で腰痛や膝痛が誘発されることが指摘されている。また、利き足側に重心が偏るため、肩の高さが左右で異なるなど姿勢がアンバランスとなって腰痛や膝痛がさらに悪化していくことが指摘されている。
【0005】
理想的な歩行は、踵部側で軽く着地した後、前足部側へ体重が移動して、足の指(特に親指)で地面を蹴り上げるようにして手を振って前に移動するものであり、そのような歩行を実現するためには(1)足裏に図16に示す縦アーチ41および横アーチ42ができて立体的な足の形となることで足の指先が良く動くこと、(2)図14に示すような前屈みな姿勢(顎が前に出て、背中が丸まり猫背になり、下腹が出て、膝が曲がる姿勢)ではなく、図15に示すような、膝、腰、頭が真っすぐ伸びた正しい姿勢(目線が上がり、背筋が伸びて、下腹が引っ込み、膝が伸びる姿勢)で両手を振って歩けることなどが重要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-248942号公報
特開2005-160560号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本願発明者は、上記のような理想的な歩行を繰り返すことができるインソールおよび履物によって、正しい姿勢を保つための筋肉が鍛えられ、肩凝り、腰痛、猫背、歩行不全、首痛、偏平足、外反母趾、O脚等が次第に改善されていくことに着眼し、長期に渡る試行錯誤を繰り返す中で本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の課題は、継続的な使用により正しい姿勢に改善され、足裏が理想的な形態となって歩行能力が向上し、トランポリン効果により次第に体幹が鍛えられると共に、肩凝り、腰痛、猫背、歩行不全、首痛、偏平足、外反母趾、膝痛、O脚等が次第に改善され、長時間の歩行による疲れや立ち上がりの際の足腰への負担を軽減させ歩行を補助することができるインソールおよび履物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するものは、湾曲させると反発弾性を生じる剛性を備えたプレートと、該プレートの下面側に設けられ前記プレートの湾曲を形成支持する湾曲形成用支台部とを有し、該湾曲形成用支台部は、使用者の土踏まずの前方側に位置する部位において前記プレートの長手方向に沿って設けられた第1湾曲形成用支台部と、使用者の土踏まずの後方側に位置する部位において前記プレートの長手方向に沿って設けられた第2湾曲形成用支台部とを有していることを特徴とするインソールである(請求項1)。
【0009】
前記第1湾曲形成用支台部は、底面外側に設けられた第1水平フラット面と、該第1水平フラット面の内側に設けられ内側に向かって低く形成された第1内側傾斜面を有し、前記第2湾曲形成用支台部は、底面外側に設けられた第2水平フラット面と、該第2水平フラット面の内側に設けられ内側に向かって低く形成された第2内側傾斜面を有していることが好ましい(請求項2)。前記第1湾曲形成用支台部は、底面の先端側に先端に向かって低く形成された先端側傾斜面を有し、前記第2湾曲形成用支台部は、底面の後端側に後端に向かって低く形成された後端側傾斜面を有していることが好ましい(請求項3)。前記プレートは、カーボンプレートにて形成されていることが好ましい(請求項4)。前記カーボンプレートはドライカーボンにて形成されていることが好ましい(請求項5)。前記第1湾曲形成用支台部は、内側に第1窪み部を有していることが好ましい(請求項6)。前記第1湾曲形成用支台部は、外側に第2窪み部を有していることが好ましい(請求項7)。前記第1湾曲形成用支台部は、後方部に前記第1水平フラット面と連続する第3水平フラット面を有する第1延在部を有し、第2湾曲形成用支台部は、前方部に前記第2水平フラット面と連続する第4水平フラット面を有する第2延在部を有していることが好ましい(請求項8)。前記第1湾曲形成用支台部および第2湾曲形成用支台部は、それぞれ幅方向の中心線が前記プレートの幅方向の中心線より外側となるように幅方向外側に設けられていることが好ましい(請求項9)。前記プレートの上面側には防弾用シートが設けられていてもよい(請求項9)。前記プレートの上面側には足裏と接するカバーシート部が設けられていることが好ましい(請求項11)。前記プレートは、伸縮性を備えた袋状カバーにより被包されていてもよい(請求項12)。
【0010】
また、上記課題を解決するものは、湾曲させると反発弾性を生じる剛性を備えたプレートと、該プレートの下面側に設けられ前記プレートの湾曲を形成支持する湾曲形成用支台部とを有し、該湾曲形成用支台部は、使用者の土踏まずの前方側に位置する部位において前記プレートの長手方向に沿って設けられた第1湾曲形成用支台部と、使用者の土踏まずの後方側に位置する部位において前記プレートの長手方向に沿って設けられた第2湾曲形成用支台部とを有したインソールを備えていることを特徴とする履物である(請求項13)。
(【0011】以降は省略されています)

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