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公開番号
2025016674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024192766,2021568043
出願日
2024-11-01,2020-05-13
発明の名称
改善された角度安定性及び快適性のための新しい安定化ゾーンを有するソフトコンタクトレンズ
出願人
ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド
,
Johnson & Johnson Vision Care, Inc.
代理人
個人
主分類
G02C
7/04 20060101AFI20250128BHJP(光学)
要約
【課題】ソフトトーリックコンタクトレンズが最終的な角度位置に速く到達すること。
【解決手段】眼用レンズが本明細書に記載される。例示的な眼用レンズは、第1の表面を備えることができる。例示的な眼用レンズは、第1の表面の反対側に配置された第2の表面を備えることができる。第2の表面は、着用者の眼の少なくとも一部分に当接するように構成することができる。例示的な眼用レンズは、第1の表面に隣接して配置されたレンズ安定化ゾーンを備えてもよい。レンズ安定化ゾーンの少なくとも輪郭は、眼用レンズが位置ずれした位置から静止位置に向くための回復時間を最小化するように構成することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トーリックコンタクトレンズの設計方法であって、
前記トーリックコンタクトレンズが、
第1の表面と、
前記第1の表面の反対側に配置された第2の表面であって、着用者の眼の少なくとも一部分に当接するように構成されている、第2の表面と、最も急な傾斜を中に含む活性領域を含むレンズ安定化ゾーンを備え、
前記トーリックコンタクトレンズの設計方法が、
前記レンズ安定化ゾーンの少なくとも輪郭が、前記トーリックコンタクトレンズが角度位置ずれした回転位置にある際に前記着用者の前記少なくとも1つの眼瞼との相互作用により前記トーリックコンタクトレンズを適切な回転位置に戻すように構成され、前記最も急な傾斜は、25度と45度との間にある、ことを含む、
トーリックコンタクトレンズの設計方法。
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
ソフトトーリックコンタクトレンズの角度位置に関する機械的態様は、視力性能に有用であり得る。第1の機械的態様は、コンタクトレンズが最終的な角度位置に戻る速度を含むことができる。角度位置ずれは、初期レンズ挿入中に、又は(例えば、異物の存在によって誘発される)眼を擦ること、若しくは激しいまばたきなどの機械的介入から生じることがある。レンズが最終的な静止位置に速く到達するほど、レンズを着用している着用者(例えば、ユーザなど)が視力矯正を速く受けることができる。
続きを表示(約 2,700 文字)
【0002】
第2の機械的態様は、眼に対して同じ角度位置を維持するコンタクトレンズの能力を含むことができる。複数の着用者に処方された同様のレンズは、好ましくは、それぞれの着用者の眼に対して同じ位置に角度的に静止することができ、これにより、水平軸に近接したレンズ角度位置を維持することによって、次の利用可能な円柱軸を選択することの発生を低減することができる。水平軸は、円柱軸の基準として使用されてもよい。レンズの静止角度位置の分布がより緊密なほど、レンズが角度的により安定することができる。レンズの静止角度位置のより緊密な分布を提供することにより、特に大きな乱視矯正を必要とする着用者にとって、より少ない視力変動を提供することができる。
【0003】
安定性はまた、高次収差補正などの乱視よりも複雑な視力矯正を必要とする着用者にとっても有用であり得る。円錐角膜状態は、この状態に関連する視力不足がコンタクトレンズの使用により矯正される場合、そのような設計から利益を得ることができる眼疾患の良好な例である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
改善が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
眼用レンズが本明細書に記載される。例示的な眼用レンズは、第1の表面を備えることができる。例示的な眼用レンズは、第1の表面の反対側に配置された第2の表面を備えることができる。第2の表面は、着用者の眼の少なくとも一部分に当接するように構成することができる。例示的な眼用レンズは、第1の表面に隣接して配置されたレンズ安定化ゾーンを備えてもよい。レンズ安定化ゾーンの少なくとも輪郭は、眼用レンズが位置ずれした位置から静止位置に向くための回復時間を最小化するように構成することができる。
【0006】
別の例示的な眼用レンズは、第1の表面を備えることができる。例示的な眼用レンズは、第1の表面の反対側に配置された第2の表面を備えることができる。第2の表面は、着用者の眼の少なくとも一部分に当接するように構成することができる。例示的な眼用レンズは、第1の表面に隣接して配置された活性領域を備えてもよい。活性領域の少なくとも輪郭は、対象の1つ以上の眼の地形傾斜の分布に基づいて構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
以下の図面は、例として、ただし限定としてではなく、本開示で検討される様々な実施例を一般的に示したものである。図面は、以下のとおりである。
例示的なソフトコンタクトレンズの径方向厚さの等高線図を示す。
位置ずれしたトーリックコンタクトレンズの一例を示す。黒色実線は、任意の眼の上眼瞼プロファイル及び下眼瞼プロファイルを表す。円は、レンズ回転を駆動するコンタクトレンズの活性領域を表す。
くさび効果の図を示す。図面の左側部分には、眼瞼がレンズの表面の法線方向に圧力を作用させることが示されている。圧力がレンズの前面に垂直であるため、横方向の動きは、生成されない。図面の右側部分には、眼瞼が表面の法線とは異なる方向に圧力を作用させることが示されている。圧力の方向は、レンズを回転させる必要なトルクを提供する活性領域における横方向の動きを生成する。
その静止位置にあるトーリックコンタクトレンズの一例を示す。黒色実線は、任意の眼の上眼瞼プロファイル及び下眼瞼プロファイルを表す。円は、回転でのレンズ安定性を駆動するコンタクトレンズの活性領域を表す。
安定性のためのDSZSアプローチを使用したトーリックレンズと相互作用する、右眼上の平均眼瞼及びその圧力バンドの概略図を示す。トーリックレンズは、径方向厚さ輪郭によって表される。灰色ボックスは、対象領域である活性領域を表す。
3.0分間(それぞれ5秒持続する36回のまばたき)にわたって計算された3つのレンズ、レンズ#1、レンズ#2、及びレンズ#3の回転における平均応答を示す。各平均応答は、16個の個々の応答の組から計算された。
3.0分間(それぞれ5秒持続する36回のまばたき)にわたって計算された3つのレンズ、レンズ#1、レンズ#2、及びレンズ#3の角度位置の標準偏差を示す。各標準偏差応答は、16個の個々の応答の組から計算された。
平均レンズ角度位置に対してプロットされたレンズ#1、#2、及びレンズ#3について得られた標準偏差を示す。
100個のヒトの眼の組について、活性領域にわたって計算された地形傾斜の累積ヒストグラムを示す。
各レンズが水平軸と完全に整列しているときの、レンズ#1、#2、及び#3の前面の活性領域にわたって計算された地形傾斜のヒストグラムを示す。
各レンズが鼻方向に10度だけ位置ずれしたときの、レンズ#1、#2、及び#3の前面の活性領域にわたって計算された地形傾斜のヒストグラムを示す。
活性領域内の45度を下回る地形傾斜の累積分布に対する、鼻方向に0度~10度の範囲の異なるレンズ位置ずれについてのレンズ#1、#2、及び#3の標準偏差を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書に記載されるコンタクトレンズは、1つ以上の安定化ゾーンを備えることができる。安定化ゾーンは、眼瞼からの圧力がコンタクトレンズを眼の瞳孔に対してある位置に固定することができるような様式で輪郭形成されてもよい。第1の輪郭領域は、眼の瞳孔の左にあってもよい。第2の輪郭領域は、眼の瞳孔の右にあってもよい。輪郭領域は、外周及び内周を含んでもよい。外周から内周に向かって移動すると、輪郭領域は、概ね厚さが増加してもよい。眼の瞳孔の左及び右に概ね増加する厚さを有する輪郭領域を有することにより、眼瞼からの圧力が第2の輪郭領域の水平位置と同様の第1の輪郭領域の水平位置に瞳孔に対してコンタクトレンズを安定化させることを可能にすることができる。
【0009】
眼用レンズは、第1の表面を備えることができる。眼用レンズは、概ね丸い形状を有してもよい。眼用レンズはまた、丸くない形状を有してもよい。
【0010】
眼用レンズは、第1の表面の反対側に配置された第2の表面を備えることができる。第2の表面は、着用者の眼の少なくとも一部分に当接するように構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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