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公開番号
2025016626
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024190583,2022095515
出願日
2024-10-30,2018-05-21
発明の名称
トコジラミの選択的検出
出願人
エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01M
1/00 20060101AFI20250128BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】トコジラミを含む昆虫の検出、監視、および制御に関する。
【解決手段】有害生物を制御するデバイス、システム、および方法が開示される。有害生物防除デバイスはセンサセルを有するセンサおよびコントローラを含む。センサセルの表面は、有害生物によって分泌された標的の生化学的分析物と反応する薬剤で被覆されている。コントローラはセンサに連結されており、センサセルの表面上で検出されたセンサ質量の変化の速度を示すセンサデータをセンサセルから受信し、受信したセンサデータに基づくセンサ質量の変化の速度が予め定義した閾速度を超えるか否かを判定し、変化の速度が所定の閾速度を超えるという判定に応答して有害生物検出警告通知をサーバに送信するように構成されている方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
有害生物の存在を検出する方法であって、
第1のセンサデータをセンサから受信することと、
前記第1のセンサデータを受信したときから予め定義された時間の後に、第2のセンサデータを前記センサから受信することと、
前記第1および第2のセンサデータに基づいてシグナル変化の第1の勾配を決定することであって、前記第1の勾配は、前記第1及び第2のセンサデータに基づく周波数の変化率である、決定することと、
前記第2のセンサデータを受信したときから予め定義された時間の後に、第3のセンサデータを前記センサから受信することと、
前記第2および第3のセンサデータに基づいてシグナル変化の第2の勾配を決定することであって、前記第2の勾配は、前記第2及び第3のセンサデータに基づく周波数の変化率である、決定することと、
前記第2の勾配が前記第1の勾配と異なるか否かを判定することと、
前記第2の勾配が前記第1の勾配と異なるという判定に応答して有害生物検出警告通知をサーバに送信することとを含み、
前記第1のセンサデータ、前記第2のセンサデータ、及び前記第
3
のセンサデータは周波数を含み、
前記センサが、有害生物によって分泌された標的の生化学的分析物と反応するコーティングを含み、前記シグナル変化が、標的の生化学的分析物の濃度の増加と相関する、方法。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第2の勾配が前記第1の勾配と異なるときタイマーを起動することと、
センサデータを前記センサから受信して前記タイマーが動いている間のセンサデータに基づいてシグナル変化の勾配を決定することと、
勾配に変化がないことを検出して前記タイマーを停止することと、
前記タイマーによって測定した時間間隔を決定することと、
前記時間間隔が予め定義した時間より大きいか否かを判定することとをさらに含み、
前記有害生物検出警告通知を送信することが、前記時間間隔が前記予め定義した時間より大きいという判定に応答して有害生物検出警告通知を送信することを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
予め定義した閾値がトコジラミの存在下における基準の質量変化速度である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記コーティングがジオクチル環状チオール中間体(ジオクチル-CTI)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記コーティングが環状チオール中間体(CTI)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記標的の生化学的分析物がトランス-2-ヘキセナール(T2H)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記標的の生化学的分析物がトランス-2-オクテナール(T2O)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記標的の生化学的分析物が4-オキソ-(E)-2-ヘキセナールを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記標的の生化学的分析物が4-オキソ-(E)-2-オクテナールを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記センサが石英結晶ミクロ天秤である、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本出願は、2017年10月26日に出願した米国特許出願番号第62/577,437号および2017年5月22日に出願した米国特許出願番号第62/509,501号の利益を主張する。これらそれぞれの開示は参照により全体として本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,300 文字)
【0002】
本開示は一般に有害生物防除に関し、より詳細には、たとえばトコジラミを含む昆虫の検出、監視、および制御に関する。
【背景技術】
【0003】
最近のデータは、ヒトの住居におけるトコジラミ(サイメックス種)の蔓延が増大しつつあることを示唆している。世界で少なくとも92種が同定されており、その中で少なくとも16種が北米大陸に生息している。一般に、トコジラミはヒトおよび種々の家畜化された動物を含む宿主に寄生する有害生物である。少なくとも1つには長期的効果のある残留性の殺虫剤がトコジラミの集団を抑制するためにもはや使用されていないことから、トコジラミの蔓延は今や大きな問題となっていると信じられる。さらに、海外旅行の増加および殺虫剤抵抗性の増大によって、トコジラミの蔓延が拡散し、殺虫剤による制御が極めて困難になってきた。規模に関しては、新聞による悪評や酷評によって引き起こされる事業上の評判のリスクのため、そのような蔓延は特にホテル経営者、クルーズ船、列車、デイケア施設、その他にとって大きな関心事である。その他の問題のある区域として、老人ホーム、兵舎、寮、病院およびその他の種々の人口密度の高い住居が含まれる傾向がある。しかし、一家族住宅も同様に不利な影響を受ける可能性がある。
【0004】
トコジラミの例示的な行動学研究はCorraine A. McNeill et al., Journal Of MedicalEntomology, 2016 July 1. 53(4):760-769に記載されており、本文献は参照により全体として本明細書に組み込まれる。トコジラミの交尾行動およびフェロモンに関する例示的な研究はVincent Harraca et al., BMC Biology. 2010 Sept 9; 8:121およびJoelle F Olson et al., Pest Management Science, 2017 January; 73(1): 198-205に記載されており、これらはそれぞれ参照により全体として本明細書に組み込まれる。好適なサンプリングおよび予備濃縮手法はMaria Rosa Ras et al., Trac Trends In Analytical Chemistry, 2009 Mar. 28(3): 347-361に記載されており、本文献は参照により全体として本明細書に組み込まれる。トコジラミの例示的な抗体検出法は米国特許第9500643号明細書および米国特許出願公開第2017/0137501号明細書に記載されており、これらはそれぞれ参照により全体として本明細書に組み込まれる。画像解析に基づく例示的な検出システムは米国特許第9664813号明細書に記載されており、本文献は参照により全体として本明細書に組み込まれる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの態様によれば、有害生物防除デバイスが開示される。有害生物防除デバイスは、センサセルを含むセンサおよびセンサに連結されたコントローラを含む。センサセルの表面は、有害生物によって分泌された標的の生化学的分析物と反応する薬剤で被覆されている。コントローラは、センサセルの表面上で検出されたセンサ質量の変化の速度を示すセンサデータをセンサセルから受信し、受信したセンサデータに基づくセンサ質量の変化率(以下、変化の速度ともいう)が予め定義した閾値(以下、閾速度ともいう)を超えるか否かを判定し、変化の速度が所定の閾速度を超えるという判定に応答して有害生物検出警告通知をサーバに送信するように構成されている。変化の速度は標的の生化学的分析物の濃度の増加と相関する。
【0006】
いくつかの実施形態では、有害生物防除デバイスは、操作者が有害生物防除デバイスを動かして標的の生化学的分析物の局所エリアを識別するためのグリップを提供するハンドルを含んでよい。
【0007】
いくつかの実施形態では、コントローラは、変化の速度が予め定義した閾速度を超えるとタイマーを起動し、変化の速度が予め定義した閾速度未満に戻るとタイマーを停止し、センサ質量の変化の速度が予め定義した閾速度を超えた時間量を決定し、時間量が予め定義した時間より大きいか否かを判定するように、さらに構成してよい。
【0008】
いくつかの実施形態では、コントローラは、時間量が予め定義した時間より大きいという判定に応答して有害生物検出警告通知を送信してよい。
【0009】
いくつかの実施形態では、予め定義した閾速度はトコジラミの存在下における基準の質量変化率(以下、質量変化速度ともいう)であってよい。
【0010】
いくつかの実施形態では、標的の生化学的分析物はトコジラミの分泌物中に見出される分析物を含んでよい。たとえばいくつかの実施形態では、標的の生化学的分析物はトランス-2-ヘキセナール(T2H)を含んでよい。さらにまたはあるいは、いくつかの実施形態では、標的の生化学的分析物はトランス-2-オクテナール(T2O)を含んでよい。いくつかの実施形態では、標的の生化学的分析物は4-オキソ-(E)-2-ヘキセナールを含んでよい。いくつかの実施形態では、標的の生化学的分析物は4-オキソ-(E)-2-オクテナールを含んでよい。
(【0011】以降は省略されています)
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