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公開番号2025016330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2024037062
出願日2024-03-11
発明の名称オイル精製器
出願人ユジン カンパニー リミテッド,YUJIN Co., Ltd.
代理人個人,個人
主分類B01D 35/02 20060101AFI20250124BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】食用油に含まれている微細な揚げかすが流入された後、フィルタを経ずに揚げ機に再度流入されることを防止して、より完璧に食用油を精製し得るオイル精製器を提供する。
【解決手段】底面にキャスタ101が取り付けられ、オイルを収容する貯蔵部102が備えられており、貯蔵部102の下側にはオイルが排出される排出孔と、排出孔を介して流入されたオイルを上側循環管105に供給する循環ポンプと、残油排出管106が備えられている本体100と、本体100の貯蔵部102の下側内周面に設置されてオイルのかすが排出孔に流入されることを遮断するパッキング110と、支え部材120と、フィルタ130と、フィルタ130を支持する押しフレーム141に圧力を加える押しばね142が備えられる押し部材140とを含むオイル精製器とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
底面にキャスタ101が取り付けられ、オイルを収容する貯蔵部102が備えられており、前記貯蔵部102の下側にはオイルが排出される排出孔103が形成されており、前記排出孔103を介して流入されたオイルを上側循環管105にポンピングして揚げ筒に供給する循環ポンプ104が内側に備えられており、一側には残油を手動で排出し得るようにする残油排出管106が備えられている本体100と、前記本体100の前記貯蔵部102の下側内周面に設置されてオイルのかすが前記排出孔103に流入されることを遮断するパッキング110と、前記パッキング110の上面に設置される支え部材120と、前記支え部材120の上面に設置されるフィルタ130と、前記フィルタ130が遊動されないように支持する押しフレーム141に圧力を加える押しばね142が備えられる押し部材140と、を含み、
前記パッキング110は四角フレーム状になっており、内側には金属の環棒112が挿入された状態でインサート成形によって形成されており、上面及び下面に長く溝111が形成されており、
前記支え部材120は、前記パッキング110の上面に設置される押し面121と、前記押し面121の内側から下端に折曲される直角面122と、前記直角面122から内側に折曲される支え面123とからなっており、
前記支え面123にはオイルが通過する通孔124が多数個穿孔されており、前記押し面121の上端両側に取っ手125が備えられており、前記支え面123には前記通孔124が多数穿孔されている状態で、前記通孔124のうち前記排出孔103が位置する部分の上側に形成される前記通孔124は相対的に小さく形成されていることを含むオイル精製器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は食用油を利用して揚げ物などの料理をするに当たって、食用油に揚げかすが詰まって揚げ料理をするのに問題が発生し、オイルの寿命を短縮させるなどの問題点を防止するために食用油を精製して使用し得るようにするオイル精製器に関し、より詳しくは、食用油に含まれている微細な揚げかすが流入されてからフィルタを経ずに揚げ機に再度流入されることを防止して、より完璧に食用油を精製し得るオイル精製器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
最近、フライドチキン、ファストフードなど油に揚げた状態の欧米趣向の食文化の発達につれ食用油の使用が急増しており、通常飲食店の揚げ機では新しい食用油を揚げ筒に注入し、多数回にわたって繰り返し使用するようになるが、使用回数が行くほど揚げ油が空気との接触による酸化や揚げかすによる炭化のため変質するものであって、適正回数を使用してから廃棄される廃食用油の量が相当であり、環境汚染、資源浪費などの深刻な問題点が台頭している実情である。
【0003】
このような問題点を踏まえて揚げ油を精製しリサイクルし得るオイル精製器が普及され活用されているが、従来の精製器は精製方式が自然落下によるろ過方式で、精製した食用油の質が異物ぐらいを除去する水準であって、期待に及ばないため使用を忌避する実情である。
【0004】
一方、前記のような問題点を補完しようとして、食用油をより完璧に精製し得るように別途のフィルタを備え、1次的にフィルタネットを介してオイルを精製した後、フィルタを介して微細な異物を除去する方式のオイル精製器が開発され使用されている。
【0005】
しかし、前記のようなオイル精製器を使用する場合、フィルタネットを介してオイルを精製する方式よりは効果が優れるが、フィルタを経ずにフィルタの側に染み込んでから排出されるかすも相当であるため、結果的にオイルに含まれているかすなどの異物を完璧に除去するのに限界があることが事実である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
韓国特許出願 第10-2010-0044641号(公開日2011.11.18)
韓国公開実用 第20-2010-0008207号(公開日2010.08.18)
韓国特許出願 第10-2010-0084247号(公告日2011.05.23)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は前記のような問題点を解決するためのものであって、
食用油が貯蔵部に流入されてからフィルタを介して精製される過程で揚げかすなどがフィルタと貯蔵部の側面の間に流入され、精製されていない状態で再度排出された後、揚げ筒に流入されながら発生する問題点を完璧に遮断して食用油の寿命を長くし、揚げなどの料理の味と質を一定に維持し得るオイル精製器を提供するのにその目的がある。
【0008】
また、本発明はオイルを精製するフィルタをオイルの精製に優れた特殊のフィルタを使用することはもちろん、このようなフィルタの入れ替えを容易にして、オイルの精製性能を極大化したオイル精製器を提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記のような目的を達成するための具体的な解決的手段は、
底面にキャスタ101が取り付けられ、オイルを収容する貯蔵部102が備えられており、前記貯蔵部102の下側にはオイルが排出される排出孔103が形成されており、前記排出孔103を介して流入されたオイルを上側循環管105にポンピングして揚げ筒に供給する循環ポンプ104が内側に備えられており、一側には残油を手動で排出し得るようにする残油排出管106が備えられている本体100と、前記本体100の貯蔵部102の下側内周面に設置されてオイルのかすが排出孔103に流入されることを遮断するパッキング110と、前記パッキング110の上面に設置される支え部材120と、前記支え部材120の上面に設置されるフィルタ130と、前記フィルタ130が遊動されないように支持する押しフレーム141に圧力を加える押しばね142が備えられる押し部材140と、を含み、
前記パッキング110は四角フレーム状になっており、内側には金属の環棒112が挿入された状態でインサート成形によって形成されており、上面及び下面に長く溝111が形成されており、
前記支え部材120は、前記パッキング110の上面に設置される押し面121と、前記押し面121の内側から下端に折曲される直角面122と、前記直角面122から内側に折曲される支え面123とからなっており、
前記支え面123にはオイルが通過する通孔124が多数個穿孔されており、前記押し面121の上端両側に取っ手125が備えられており、前記支え面123には通孔124が多数穿孔されている状態で、前記通孔124のうち前記排出孔103が位置する部分の上側に形成される通孔124は相対的に小さく形成されていることを含むオイル精製器で構成されることを特徴として前記目的を達成し得る。
【発明の効果】
【0010】
本発明は前記のように構成することで、
特殊のフィルタを使用すると共にフィルタと貯蔵部の内側面との間に流入される揚げ粉などの異物を完璧に遮断し、オイルの精製性能と食用油の精製後の酸敗度を下げて食用油の寿命を長くし、飲食の味と質を向上させるオイル精製器を提供するという効果を期待し得る。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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