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公開番号
2025016095
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119141
出願日
2023-07-21
発明の名称
路面データ処理装置、路面データ処理方法及びプログラム
出願人
株式会社パスコ
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G01B
11/30 20060101AFI20250124BHJP(測定;試験)
要約
【課題】舗装種別を容易に判別することのできる路面データ処理装置、路面データ処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、道路の路面の各地点の高さが計測された路面データを取得する取得手段と、路面データを解析して路面の凹凸の度合を表す凹凸指標値を算出する凹凸解析手段と、凹凸指標値の大きさに応じて道路の舗装種別を判定する判定手段と、を備えている。凹凸解析手段は、路面データのうち所定の高周波数成分に基づいて凹凸指標値を算出してもよい。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
道路の路面の各地点の高さが計測された路面データを取得する取得手段と、
前記路面データを解析して、前記路面の凹凸の度合を表す凹凸指標値を算出する凹凸解析手段と、
前記凹凸指標値の大きさに応じて前記道路の舗装種別を判定する判定手段と、
を備える、路面データ処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記凹凸解析手段は、前記路面データのうち所定の高周波数成分に基づいて前記凹凸指標値を算出する、請求項1記載の路面データ処理装置。
【請求項3】
前記凹凸解析手段は、前記路面データにおける前記高さの分布を周波数領域に変換し、当該周波数領域における所定のカットオフ周波数以上の前記高周波数成分を畳み込み積分して、前記高さの分布の標準偏差を算出することで、前記凹凸指標値を算出する、請求項2記載の路面データ処理装置。
【請求項4】
前記判定手段は、前記凹凸指標値が所定の凹凸基準値未満である場合に前記道路が密粒舗装であると判定し、前記凹凸指標値が前記凹凸基準値以上である場合に前記道路がポーラス舗装であると判定する、請求項1~3のいずれか一項に記載の路面データ処理装置。
【請求項5】
前記凹凸解析手段は、前記道路の延在方向に沿って連続する複数の判定単位領域を設定し、
前記判定手段は、前記複数の判定単位領域のそれぞれについて前記舗装種別を判定し、前記路面データを同一の前記舗装種別が連続する区間に区分する、
請求項1記載の路面データ処理装置。
【請求項6】
前記区間のそれぞれを当該区間の前記舗装種別に応じて予め定められたパラメータを用いて解析することによって、前記路面においてひび割れが生じているひび割れ地点を検出するひび割れ検出手段、
を備える請求項5記載の路面データ処理装置。
【請求項7】
前記取得手段は、前記各地点の輝度を含んだ前記路面データを取得し、
当該路面データ処理装置は、前記路面データが示す前記輝度を解析して前記路面の明るさ指標値を算出する明るさ解析手段を備え、
前記判定手段は、前記明るさ指標値が所定の明るさ基準値以下である場合に、前記判定を行う、
請求項1記載の路面データ処理装置。
【請求項8】
道路の路面の各地点の高さが計測された路面データを取得する取得ステップ、
前記路面データを解析して、前記路面の凹凸の度合を表す凹凸指標値を算出する凹凸解析ステップ、
前記凹凸指標値の大きさに応じて前記道路の舗装種別を判定する判定ステップ、
を含む路面データ処理方法。
【請求項9】
コンピュータを、
道路の路面の各地点の高さが計測された路面データを取得する取得手段、
前記路面データを解析して、前記路面の凹凸の度合を表す凹凸指標値を算出する凹凸解析手段、
前記凹凸指標値の大きさに応じて前記道路の舗装種別を判定する判定手段、
として機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、路面データ処理装置、路面データ処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
道路網が膨大な距離に広がっていくのにしたがって、これらの損傷や老朽化への対応が増大している。損傷や老朽箇所を補修するために、効率よくこれらを検出する要求も高まっている。
【0003】
従来、走行する車両から道路面を撮影して道路面の異常を検出する技術がある。特許文献1では、走行する車両から光切断法により計測した道路面の高さに基づいて路面のひび割れを検出し、ひび割れの三次元位置を示す三次元ひび割れ図を生成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7082227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、道路の舗装には複数の種別がある。これらに対して画一的な基準で異常を検出しようとすると、検出漏れが生じたり、誤検出をしたりする可能性が高まる。したがって、異常の検出基準は、道路の舗装種別に応じて変更される。しかしながら、実際の計測結果から検出基準を変更するためには、舗装種別が特定される必要がある。従来、舗装種別を手作業で入力設定することにより、膨大な手間を要していた。
【0006】
この発明の目的は、舗装種別を容易に判別することのできる路面データ処理装置、路面データ処理方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示は、
道路の路面の各地点の高さが計測された路面データを取得する取得手段と、
前記路面データを解析して、前記路面の凹凸の度合を表す凹凸指標値を算出する凹凸解析手段と、
前記凹凸指標値の大きさに応じて前記道路の舗装種別を判定する判定手段と、
を備える、路面データ処理装置である。
【発明の効果】
【0008】
本開示に従うと、舗装種別を容易に判別することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
舗装種別の識別について説明する図表である。
凹凸の度合の評価領域の設定について説明する図である。
舗装種別の判定の第1の例を示す図である。
舗装種別の判定の第2の例を示す図である。
舗装種別の判定の第3の例を示す図である。
ひび割れ検出処理の制御手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の路面データ処理装置である情報処理装置1の機能構成を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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