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公開番号2025018483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023122214
出願日2023-07-27
発明の名称測距装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人服部国際特許事務所
主分類G01S 7/481 20060101AFI20250130BHJP(測定;試験)
要約【課題】ミラーの破損を防止可能な測距装置を提供する。
【解決手段】測距装置1のミラー18は、揺動モータ20により揺動駆動され、光を外部へ走査する。ベース11は、ミラー18が内部に設けられている。スピンドル13は、ミラー18が固定されており、少なくとも一方の端部がベース11から突出した状態にてベース11に回転可能に支持されている。位置保持部16は、スピンドル13を軸方向の一方側へ付勢する予圧ばね165、および、スピンドル13の付勢方向への移動を規制するEリング161を有し、スピンドル13の軸方向位置を保持する。ディスクハブ31は、ベース11の外側にてスピンドル13に固定されている。ディスクハブ31のスピンドル13の付勢方向と反対方向側の端部と筐体部50との距離は、ミラー18のスピンドル13の付勢方向と反対方向側の端部とベース11との距離より小さい。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部に光を走査し、物体にて反射される光を検出することで前記物体との距離を計測する測距装置であって、
アクチュエータ(20)により揺動駆動されることで光を外部へ走査するミラー(18)と、
前記ミラーが内部に設けられるベース(11)と、
前記ミラーが固定されており、少なくとも一方の端部が前記ベースから突出した状態にて前記ベースに揺動可能に支持されている揺動軸(13、130)と、
前記揺動軸を軸方向の一方側へ付勢する付勢部材(165)、および、前記揺動軸の付勢方向側への移動を規制する位置規制部(161、132)を有し、前記揺動軸の軸方向位置を保持する位置保持部(16)と、
前記ベースの外側にて前記揺動軸に固定されている当接部材(31)と、
を備え、
前記ベースを含み、前記アクチュエータにより駆動されない固定部分を筐体部(50)とすると、
前記当接部材の前記揺動軸の付勢方向と反対方向側の端部と前記筐体部との距離は、前記ミラーの前記揺動軸の付勢方向と反対方向側の端部と前記ベースとの距離より小さい、測距装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記ベースの外側には、前記アクチュエータ、および、前記ミラーの揺動位置を検出可能な検出部(30)が設けられており、
前記検出部は、前記揺動軸と一体に駆動される被検出部(32)、前記揺動軸に固定され前記被検出部が取り付けられている保持部材(31)、および、前記被検出部の駆動状態を検出する検出素子(33)を有し、
前記当接部材は、前記保持部材である請求項1に記載の測距装置。
【請求項3】
前記検出部は、エンコーダであって、
前記検出素子は、前記被検出部にて反射される光を検出する光学センサである請求項2に記載の測距装置。
【請求項4】
前記位置保持部は、前記ベースの外側に設けられており、
前記位置規制部は、前記ベースを挟んで前記付勢部材と反対側に設けられるEリングである請求項1~3のいずれか一項に記載の測距装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測距装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、LiDAR(Light Detection And Ranging)に用いられる回転往復駆動アクチュエータが知られている。例えば特許文献1では、ミラー部が取り付けられた回転軸は、ベースの左側壁部と右側壁部とに軸受を介して回転自在に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-127381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、ミラーが向かい合う壁面間に配置される構造において、例えば予圧ばね等で軸方向の位置規制を行う場合、予圧ばねが発生する荷重を超える衝撃を受けた場合、ミラーが壁面に接触、破損する虞がある。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ミラーの破損を防止可能な測距装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の測距装置は、外部に光を走査し、物体にて反射される光を検出することで物体との距離を計測するものであって、ミラー(18)と、ベース(11)と、揺動軸(13、130)と、位置保持部(16)と、当接部材(31)と、を備える。
【0007】
ミラーは、アクチュエータ(20)により揺動駆動されることで光を外部へ走査する。ベースは、ミラーが内部に設けられている。揺動軸は、ミラーが固定されており、少なくとも一方の端部がベースから突出した状態にてベースに揺動可能に支持されている。位置保持部は、揺動軸を軸方向の一方側へ付勢する付勢部材(165)、および、揺動軸の付勢方向側への移動を規制する位置規制部(161、132)を有し、揺動軸の軸方向位置を保持する。当接部材は、ベースの外側にて揺動軸に固定されている。
【0008】
ベースを含み、アクチュエータにより駆動されない部分を筐体部(50)とする。当接部材の揺動軸の付勢方向と反対方向側の端部と筐体部との距離は、ミラーの揺動軸の付勢方向と反対側の端部とベースとの距離より小さい。これにより、ミラーの破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態による測距装置を示す模式図である。
第1実施形態による揺動アクチュエータを示す断面図である。
第2実施形態による揺動アクチュエータを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明による測距装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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