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公開番号2025015808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024202649,2020103142
出願日2024-11-20,2020-06-15
発明の名称載置台及び基板処理装置
出願人東京エレクトロン株式会社
代理人弁理士法人ITOH
主分類H01L 21/683 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】熱伝導が良く、線膨張係数が低く、かつ軽量な載置台を提供する。
【解決手段】密度が5.0g/cm3以下の材料からなる第1の部材と、前記第1の部材と接合面を介して接合され、線膨張係数が5.0×10-6/K以下、かつ熱伝導率が100W/mK以上の材料からなる第2の部材と、前記第1の部材及び前記第2の部材に跨って、前記第1の部材及び前記第2の部材の内部に形成された温調媒体の流路と、を有し、前記接合面は、前記第1の部材の材料と前記第2の部材の材料との配合率を変化させながら形成されている、載置台。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
密度が5.0g/cm

以下の材料からなる第1の部材と、
前記第1の部材と接合面を介して接合され、線膨張係数が5.0×10
-6
/K以下、かつ熱伝導率が100W/mK以上の材料からなる第2の部材と、
前記第1の部材及び前記第2の部材に跨って、前記第1の部材及び前記第2の部材の内部に形成された温調媒体の流路と、を有し、
前記接合面は、前記第1の部材の材料と前記第2の部材の材料との配合率を変化させながら形成されている、
載置台。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記接合面は、3Dプリンタにより形成される、
請求項1に記載の載置台。
【請求項3】
前記第2の部材は、前記第1の部材との接合面と反対側で静電チャックと接合されている、
請求項1または請求項2に記載の載置台。
【請求項4】
前記第1の部材は、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、又はチタン合金のいずれかである、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の載置台。
【請求項5】
前記第2の部材は、モリブデン、タングステン、シリコン、炭化ケイ素、又は窒化アルミニウムのいずれかである、
請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の載置台。
【請求項6】
基板を載置する載置台を有する基板処理装置であって、
前記載置台は、
密度が5.0g/cm

以下の材料からなる第1の部材と、
前記第1の部材の上にて前記第1の部材と接合面を介して接合され、線膨張係数が5.0×10
-6
/K以下、かつ熱伝導率が100W/mK以上の材料からなる第2の部材と、
前記第1の部材及び前記第2の部材に跨って、前記第1の部材及び前記第2の部材の内部に形成された温調媒体の流路と、を有し、
前記接合面は、前記第1の部材の材料と前記第2の部材の材料との配合率を変化させながら形成されている、
基板処理装置。
【請求項7】
前記接合面は、3Dプリンタにより形成される、
請求項6に記載の基板処理装置。
【請求項8】
前記第2の部材は、前記第1の部材との接合面と反対側で静電チャックと接合されている、
請求項6または請求項7に記載の基板処理装置。
【請求項9】
前記第1の部材は、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、又はチタン合金のいずれかである、
請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の基板処理装置。
【請求項10】
前記第2の部材は、モリブデン、タングステン、シリコン、炭化ケイ素、又は窒化アルミニウムのいずれかである、
請求項6乃至請求項9のいずれか一項に記載の基板処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、載置台及び基板処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1は、基台及び静電チャックを有する載置台を開示する。基台は、例えばアルミニウムやチタン等から形成されている。基台の内部には冷却流路が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-201086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、熱伝導が良く、線膨張係数が低く、かつ軽量な載置台を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一の態様によれば、密度が5.0g/cm

以下の材料からなる第1の部材と、前記第1の部材と接合され、線膨張係数が5.0×10
-6
/K以下、かつ熱伝導率が100W/mK以上の材料からなる第2の部材と、前記第1の部材及び前記第2の部材の少なくともいずれかの内部に形成された温調媒体の流路と、を有する載置台が提供される。
【発明の効果】
【0006】
一の側面によれば、熱伝導が良く、線膨張係数が低く、かつ軽量な載置台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る基板処理装置の一例を示す断面模式図である。
一実施形態に係る基板処理装置の載置台の一部を拡大して示す図である。
一実施形態に係る載置台の基台を構成する物質の物性値を示す図である。
一実施形態に係る3Dプリンタの構成の一例を示す図である。
一実施形態に係る基台の製造方法1を示すフローチャートである。
一実施形態に係る基台の製造方法2を示すフローチャートである。
一実施形態に係る製造方法1、2により造形した基台を模式的に示す図である。
一実施形態に係る基台の製造方法3と造形した基台を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0009】
[基板処理装置]
まず、図1を参照しながら、一実施形態に係る載置台を有する基板処理装置100について説明する。図1は、一実施形態に係る基板処理装置100の一例を示す断面模式図である。基板処理装置100は、容量結合型のプラズマ処理装置である。
【0010】
基板処理装置100は、処理容器112及び載置台116を有する。処理容器112は、略円筒形状を有しており、その内部空間を処理室112cとして提供している。処理容器112は、例えば、アルミニウムから構成されている。処理容器112の内部空間側の表面には、アルマイト膜及び/又は酸化イットリウム膜といった耐プラズマ性を有するセラミックス製の皮膜が形成されている。処理容器112は接地されている。処理容器112の側壁には、ウェハWを処理室112cに搬入し、処理室112cから搬出するための開口112pが形成されている。開口112pは、ゲートバルブGVによって開閉することが可能となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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