TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025015685
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024199571,2022105685
出願日
2024-11-15,2022-06-30
発明の名称
頭部装着型表示装置、状態判断装置、頭部装着型表示装置の制御方法、状態判断装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
13/366 20180101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】頭部装着型表示装置の位置と姿勢の少なくとも一方を高精度に推定(判断)することのできる技術を提供する。
【解決手段】本発明の頭部装着型表示装置は、第1撮像手段と、前記第1撮像手段の撮像範囲にパターン画像を投影する投影手段と、前記パターン画像の投影範囲に重ならない範囲を撮像する第2撮像手段と、前記第1撮像手段によって撮像された第1画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の位置と姿勢の少なくとも一方を含んだ状態に関する第1情報を取得する第1取得手段と、前記第2撮像手段によって撮像された第2画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態に関する第2情報を取得する第2取得手段と、前記第1情報と前記第2情報に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態を判断する判断手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
頭部装着型表示装置であって、
第1撮像手段と、
前記第1撮像手段の撮像範囲にパターン画像を投影する投影手段と、
前記パターン画像の投影範囲に重ならない範囲を撮像する第2撮像手段と、
前記第1撮像手段によって撮像された第1画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の位置と姿勢の少なくとも一方を含んだ状態に関する第1情報を取得する第1取得手段と、
前記第2撮像手段によって撮像された第2画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態に関する第2情報を取得する第2取得手段と、
前記第1情報と前記第2情報に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態を判断する判断手段と
を有することを特徴とする頭部装着型表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1取得手段は、前記第1画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態を推定することによって、推定した前記状態を示す前記第1情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の頭部装着型表示装置。
【請求項3】
前記第2取得手段は、前記第2画像に基づいて、所定時間あたりの前記頭部装着型表示装置の前記状態の変化を推定することによって、推定した前記変化を示す前記第2情報を取得する
ことを特徴とする請求項2に記載の頭部装着型表示装置。
【請求項4】
前記第2取得手段は、前記第2画像に基づいて、前記第2撮像手段による前回の撮像からの前記頭部装着型表示装置の前記状態の変化を推定することによって、推定した前記変化を示す前記第2情報を取得する
ことを特徴とする請求項3に記載の頭部装着型表示装置。
【請求項5】
前記判断手段は、現在から前記所定時間前のタイミングで得られた前記第1情報が示す前記状態に、現在の前記第2情報が示す前記変化を加えることによって、現在の前記状態を判断する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の頭部装着型表示装置。
【請求項6】
前記判断手段は、現在から前記所定時間前のタイミングで得られた前記第1情報が示す前記状態に、現在の前記第2情報が示す前記変化と、前記所定時間前の前記タイミングから現在までの期間における前記第1情報が示す前記状態の変化とを重みづけ合成した変化を加えることによって、現在の前記状態を判断する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の頭部装着型表示装置。
【請求項7】
前記判断手段は、前記重みづけ合成において、前記第1画像から検出される特徴点の数と、前記第2画像から検出される特徴点の数とに基づく重みを使用する
ことを特徴とする請求項6に記載の頭部装着型表示装置。
【請求項8】
前記判断手段は、前記第1画像から検出される特徴点の数が閾値よりも多い場合には、前記第1情報が示す前記状態を、前記頭部装着型表示装置の前記状態として判断する
ことを特徴とする請求項2に記載の頭部装着型表示装置。
【請求項9】
前記判断手段は、前記第1画像から検出される特徴点の数が閾値よりも少ない場合に、前記第1情報と前記第2情報に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態を判断することを特徴とする請求項2に記載の頭部装着型表示装置。
【請求項10】
前記第1取得手段は、前記第1画像に対応する距離情報に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態を推定する
ことを特徴とする請求項2に記載の頭部装着型表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、頭部装着型表示装置、状態判断装置、頭部装着型表示装置の制御方法、状態判断装置の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
頭部装着型表示装置(例えばHMD(ヘッドマウントディスプレイ))として、カメラによって撮像された画像(撮像画像)に基づいて自身の位置と姿勢を推定可能な表示装置が提案されている。そのような頭部装着型表示装置に関する技術は、例えば、特許文献1に開示されている。推定した位置と姿勢を用いることによって、ユーザーに対して画像を好適に表示できるようになる。例えば、現実空間に対して仮想空間または仮想物体の画像を違和感なく合成できるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-009557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の頭部装着型表示装置では、頭部装着型表示装置の位置と姿勢を高精度に推定できないことがある。例えば、頭部装着型表示装置を装着したユーザーが頭部を素早く動かした場合に、カメラで追跡する現実空間の特徴点が当該カメラの撮像範囲の外に出たり、撮像画像に特徴点の動きボケが発生したりする。その結果、特徴点が追跡できなくなり、頭部装着型表示装置の位置と姿勢が高精度に推定できなくなる。
【0005】
本発明は、頭部装着型表示装置の位置と姿勢の少なくとも一方を高精度に推定(判断)することのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様は、頭部装着型表示装置であって、第1撮像手段と、前記第1撮像手段の撮像範囲にパターン画像を投影する投影手段と、前記パターン画像の投影範囲に重ならない範囲を撮像する第2撮像手段と、前記第1撮像手段によって撮像された第1画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の位置と姿勢の少なくとも一方を含んだ状態に関する第1情報を取得する第1取得手段と、前記第2撮像手段によって撮像された第2画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態に関する第2情報を取得する第2取得手段と、前記第1情報と前記第2情報に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態を判断する判断手段とを有することを特徴とする頭部装着型表示装置である。
【0007】
本発明の第2態様は、第1撮像手段と第2撮像手段を有する頭部装着型表示装置と共に使用可能な状態判断装置であって、前記第1撮像手段によって撮像された第1画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の位置と姿勢の少なくとも一方を含んだ状態を推定する第1推定手段と、前記第2撮像手段によって撮像された第2画像に基づいて、所定時間あたりの前記頭部装着型表示装置の前記状態の変化を推定する第2推定手段と、前記第1推定手段の推定結果と前記第2推定手段の推定結果とに基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態を判断する判断手段とを有することを特徴とする状態判断装置である。
【0008】
本発明の第3態様は、前記第1撮像手段と、前記第2撮像手段と、上述した状態判断装
置とを有することを特徴とする頭部装着型表示装置である。
【0009】
本発明の第4態様は、第1撮像手段と、前記第1撮像手段の撮像範囲にパターン画像を投影する投影手段と、前記パターン画像の投影範囲に重ならない範囲を撮像する第2撮像手段とを有する頭部装着型表示装置の制御方法であって、前記第1撮像手段によって撮像された第1画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の位置と姿勢の少なくとも一方を含んだ状態に関する第1情報を取得する第1取得ステップと、前記第2撮像手段によって撮像された第2画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態に関する第2情報を取得する第2取得ステップと、前記第1情報と前記第2情報に基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態を判断する判断ステップとを有することを特徴とする制御方法である。
【0010】
本発明の第5態様は、第1撮像手段と第2撮像手段を有する頭部装着型表示装置と共に使用可能な状態判断装置の制御方法であって、前記第1撮像手段によって撮像された第1画像に基づいて、前記頭部装着型表示装置の位置と姿勢の少なくとも一方を含んだ状態を推定する第1推定ステップと、前記第2撮像手段によって撮像された第2画像に基づいて、所定時間あたりの前記頭部装着型表示装置の前記状態の変化を推定する第2推定ステップと、前記第1推定ステップの推定結果と前記第2推定ステップの推定結果とに基づいて、前記頭部装着型表示装置の前記状態を判断する判断ステップとを有することを特徴とする制御方法である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
制御装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
光学機器
7日前
キヤノン株式会社
記録装置
今日
キヤノン株式会社
定着装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
表示装置
1日前
キヤノン株式会社
表示装置
1日前
キヤノン株式会社
表示装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
2日前
キヤノン株式会社
電子機器
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
液体収容容器
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
光学式センサー
1日前
キヤノン株式会社
現像剤補給容器
今日
キヤノン株式会社
インク収容容器
14日前
キヤノン株式会社
スイッチング電源
1日前
続きを見る
他の特許を見る