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公開番号2025015519
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024115918
出願日2024-07-19
発明の名称耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム
出願人アズラ インコーポレーテッド
代理人個人
主分類G06Q 30/0601 20230101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システムを提供すること。
【解決手段】耳の形状を撮影した後にアップロードし、耳の形状に対応するイヤーチップの推薦を受ける使用者端末および使用者端末から耳の形状を撮影した写真を受信する受信部、写真内の耳に対応する客体を探知、識別および検出する検出部、検出された客体を3Dデータで復元する復元部、3Dデータで復元された耳の内部のサイズおよび形状に対応するイヤーチップ(EarTip)を抽出する抽出部、抽出されたイヤーチップを使用者端末に推薦する推薦部を含む最適化サービス提供サーバーを含む。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
耳の形状を撮影した後にアップロードし、前記耳の形状に対応するイヤーチップの推薦を受ける使用者端末;および
前記使用者端末から耳の形状を撮影した写真を受信する受信部、前記写真内の耳に対応する客体を探知、識別および検出する検出部、検出された客体を3Dデータで復元する復元部、前記3Dデータで復元された耳の内部のサイズおよび形状に対応するイヤーチップ(EarTip)を抽出する抽出部、抽出されたイヤーチップを前記使用者端末に推薦する推薦部を含む最適化サービス提供サーバー;を含み、
前記検出部は、
前記写真内の耳に関連した位置検出を遂行し、選出された候補群で分類を遂行して前記写真内の耳に対応する客体を検出し、
前記抽出部は、
耳介の内部から外耳道につながる部分までイヤーチップが挿入され得る部分を抽出するために耳介の内部領域および外耳道が始まる領域の特徴点を抽出した後、前記使用者端末の耳の形状データである耳の内部のサイズおよび形状を抽出し、前記最適化サービス提供サーバーにデータベース化された少なくとも一つのイヤーチップの形状およびサイズを含んだイヤーチップデータと前記使用者端末の耳の形状データを比較して前記抽出された耳の内部のサイズおよび形状に対応する前記イヤーチップを抽出し、
前記推薦部は、
イヤホンの設計上表記した特徴点やランドマークと耳の形状に対応する3次元データのランドマークを利用して仮想で着用させた後に圧迫および余裕空間を分析し、イヤーチップの開始点から外耳道が始める壁面までの距離を利用してイヤーチップの高さと幅が使用者の耳の形状に対応するかどうかを把握する
ことを特徴とする耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記復元部は、
前記検出された客体を3Dデータで復元する時ライダ(Lidar)を利用する
請求項1に記載の耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
【請求項3】
前記最適化サービス提供サーバーは、
前記使用者端末で前記耳の形状を撮影する時、前記使用者端末に内蔵された赤外線を利用してToF(Time ofFlight)を利用して前記使用者端末のカメラと前記耳の形状間の距離を測定するようにするセンサ部;をさらに含む
請求項1に記載の耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
【請求項4】
前記最適化サービス提供サーバーは、
前記3Dデータで復元した後、ARルーラー(Ruler)を利用して前記耳の内部の少なくとも一つの特徴点(Feature Point)を検出し、前記特徴点内の予め設定された領域のサイズおよび形状を抽出する測定部;をさらに含む
請求項1に記載の耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
【請求項5】
前記最適化サービス提供サーバーは、
少なくとも一つのイヤーチップのサイズおよび形状をデータベース化するデータベース化部;をさらに含む
請求項1に記載の耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
【請求項6】
前記使用者端末は複数の主体に帰属された複数の使用者端末であり、
前記最適化サービス提供サーバーは、
前記複数の使用者端末から撮影された耳の形状が含まれた写真、前記3Dデータおよび前記耳のサイズおよび形状を累積してビッグデータで構築する構築部;をさらに含む
請求項1に記載の耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
【請求項7】
前記最適化サービス提供サーバーは、
前記複数の使用者端末で前記イヤーチップを購入した後、レーティングおよびレビューを記載する場合、前記複数の使用者端末の複数の耳の形状データ、購入イヤーチップのイヤーチップデータ、レーティングおよびレビューをマッピングして保存するフィードバック保存部;をさらに含む
請求項6に記載の耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
【請求項8】
前記最適化サービス提供サーバーは、
複数の耳の形状データ、購入イヤーチップのイヤーチップデータ、レーティングおよびレビューをマッピングしてデータセットを構築し、少なくとも一つの人工知能アルゴリズムを利用して耳の形状データを入力すればレーティングが高く前記レビューが肯定的なレビューであるイヤーチップデータを抽出するように学習および検証するモデリング部;をさらに含む
請求項7に記載の耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
【請求項9】
前記最適化サービス提供サーバーは、
前記レビューから肯定または否定の感性分析のために少なくとも一つの言語モデルを利用する感性分析部;をさらに含む
請求項7に記載の耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
【請求項10】
前記最適化サービス提供サーバーは、
前記ビッグデータを新製品の開発の原始データとして利用するように提供する新製品開発部;をさらに含む
請求項6に記載の耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システムに関し、耳の形状を撮影した写真に基づいて耳の形状データとイヤーチップデータ間の比較を通じて使用者の耳に合うイヤーチップを提供できるシステムを提供する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
イヤホンは耳に音響的に近く結合して使われ、電気信号で音響信号を得る電気音響変換器を意味し、ヘッドホン型、フック型、カーネル型、オープン型などがあり、イヤホンデバイスの駆動方式によりタッチ型とボタン型に類型を区分したりもする。まず、ヘッドホン型は頭にかけて着用する方式であり、フック型は耳介にかけて着用する方式である。フック型に該当する製品群は耳介にかける際にデバイス本体が耳を覆う場合と耳介にかける際にデバイスを耳の中に着用する場合に分けることができる。カーネル型は無線イヤホンを外耳道の中に挿入して着用する方式であり、オープン型は無線イヤホンを耳の穴側、すなわち耳の耳甲介に着用する方式である。イヤホンのイヤーチップ(Tip)が位置する場所を比較してみると、カーネル型がオープン型より深く着用される。
【0003】
この時、耳の形態にオーダーメード型でイヤホンを製作するための方法が研究および開発されたが、これに関連して先行技術である特許文献1:韓国公開特許第2021-0070624号(2021年06月15日公開)および特許文献2:韓国公開特許第2018-0085152号(2018年07月26日公開)には、耳の形態を測定するための測定サンプルを利用して耳の形態のイメージ情報を収集し、耳の形態に対応する設計を進行するようにする構成と、耳の形態をまねて採得した耳の印象を通じて外耳道の形状に対応するイヤホンを製作するようにする構成がそれぞれ開示されている。
【0004】
ただし、前者および後者の場合はいずれも各個人の耳の印象を鋳造およびモールディングでキャスティングして製作した一対一オーダーメード型に過ぎず、大衆的なイヤホンを製作するための構成ではない。多様な形態で開発されたイヤホンは使用者の耳の形状と合わないため痛みと不便さを誘発したりもする。イヤホンを開発する殆どのグローバル企業は韓国人の耳の形状に合わせたイヤーチップを開発したものではないため、過度に大きい場合には痛みが発生したり、過度に小さい場合にはイヤホンが固定されずに容易に脱着される現象が発生したりもする。また、新製品の開発のためには耳の印象(Ear Impression)の収集が必要であるが韓国人の耳の印象のデータの種類と量が少ないため新製品の開発に難航したりもする。このため、各使用者から耳の形状を撮影した写真を収集し、耳の形状をディープラーニングおよび3Dで分析して適合したイヤーチップを推薦する方法の研究および開発が要求される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
韓国公開特許第2021-0070624号(2021年06月15日公開)
韓国公開特許第2018-0085152号(2018年07月26日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一実施例は、使用者端末から耳の形状を撮影した写真のアップロードを受けると、耳の形状内の耳に対応する客体を探知、識別および抽出し、抽出された客体を3Dデータで復元し、3Dデータで復元された耳の内部のサイズおよび形状に対応するイヤーチップを抽出および推薦することによって、使用者の耳のサイズおよび形状に合わないイヤーチップの注文で発生する返品率を減らし、耳の形状を含んだ写真および3Dデータを収集することによってビッグデータを構築するとともに、耳の印象を収集できるため、新製品の開発に韓国人の耳の印象データとして利用することができ、フィードバックを収集して耳の形状データ、イヤーチップデータおよびフィードバックデータをデータセットで保存し、耳の形状データが入力されるとフィードバックが高い順でイヤーチップデータを出力するように人工知能アルゴリズムをモデリングし、モデリングされた人工知能アルゴリズムで耳の形状データが入力される場合、評点およびレビューがよいであろうと予測される順でイヤーチップを推薦することによって顧客満足度を高めることができる、耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システムを提供することができる。ただし、本実施例が達成しようとする技術的課題は前記のような技術的課題に限定されず、さらに他の技術的課題が存在し得る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した技術的課題を達成するための技術的手段として、本発明の一実施例は、耳の形状を撮影した後にアップロードし、耳の形状に対応するイヤーチップの推薦を受ける使用者端末および使用者端末から耳の形状を撮影した写真を受信する受信部、写真内の耳に対応する客体を探知、識別および検出する検出部、検出された客体を3Dデータで復元する復元部、3Dデータで復元された耳の内部のサイズおよび形状に対応するイヤーチップ(EarTip)を抽出する抽出部、抽出されたイヤーチップを使用者端末に推薦する推薦部を含む最適化サービス提供サーバーを含む。
【発明の効果】
【0008】
前述した本発明の課題解決手段のうちいずれか一つによると、使用者端末から耳の形状を撮影した写真のアップロードを受けると、耳の形状内の耳に対応する客体を探知、識別および抽出し、抽出された客体を3Dデータで復元し、3Dデータで復元された耳の内部のサイズおよび形状に対応するイヤーチップを抽出および推薦することによって、使用者の耳のサイズおよび形状に合わないイヤーチップの注文で発生する返品率を減らし、耳の形状を含んだ写真および3Dデータを収集することによってビッグデータを構築するとともに、耳の印象を収集できるため、新製品の開発に韓国人の耳の印象データで利用することができ、フィードバックを収集して耳の形状データ、イヤーチップデータおよびフィードバックデータをデータセットで保存し、耳の形状データが入力されるとフィードバックが高い順でイヤーチップデータを出力するように人工知能アルゴリズムをモデリングし、モデリングされた人工知能アルゴリズムで耳の形状データが入力される場合、評点およびレビューがよいであろうと予測される順でイヤーチップを推薦することによって顧客満足度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供システムを説明するための図面である。
図1のシステムに含まれた最適化サービス提供サーバーを説明するためのブロック構成図である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービスが具現された一実施例を説明するための図面である。
本発明の一実施例に係る耳の形状を利用したイヤーチップ最適化サービス提供方法を説明するための動作フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、添付した図面を参照して本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように本発明の実施例を詳細に説明する。しかし、本発明は多様な異なる形態で具現され得ここで説明する実施例に限定されない。そして図面で本発明を明確に説明するために説明に関わらない部分は省略し、明細書全体を通じて類似する部分に対しては類似する図面符号を付した。
(【0011】以降は省略されています)

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