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公開番号2025015418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024071641
出願日2024-04-25
発明の名称デジタルコンテンツを処理するための方法、コンピュータシステム、及びコンピュータプログラム(秘匿コンテンツに関する会議の自動処理)
出願人インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション,INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATION
代理人個人,個人,弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G06Q 10/109 20230101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】人工知能(Artificial Intelligence:AI)を通じて会議コンテンツの後処理を自動的に制作するためのシステムが必要とされる。
【解決手段】デジタルコンテンツを処理するための方法、コンピュータシステム、及びコンピュータプログラム製品が提供される。本発明は、機密文分類モデルを構築することを備え得る。本発明は、デジタルコンテンツを受信することを備え得、ここで当該デジタルコンテンツは、コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループを対象としている。本発明は、機密文分類モデルを用いてデジタルコンテンツを処理することを備え得る。本発明は、コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループの各々向けに、消費者固有のデジタルコンテンツを生成することを備え得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
機密文分類モデルを構築する段階;
デジタルコンテンツを受信する段階、ここで前記デジタルコンテンツは、コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループを対象としている;
前記機密文分類モデルを用いて前記デジタルコンテンツを処理する段階;及び
前記コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループの各々向けに、消費者固有のデジタルコンテンツを生成する段階
を備える、デジタルコンテンツを処理するための方法。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記機密文分類モデルを構築する段階は:
カスタマイズされたトレーニングデータセット及び既存のデータセットを用いて前記機密文分類モデルをトレーニングする段階
を更に有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記カスタマイズされたトレーニングデータセットは、組織情報から導出されるキーワード及びエンティティで構成され、前記既存のデータセットは、1つ又は複数の公的に利用可能なリソースから調達された1つ又は複数の既存の機密単語データセットで構成される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記カスタマイズされたトレーニングデータセット及び前記既存のデータセットは、Word2Vecアルゴリズムを用いて前処理される、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループは、ユーザインタフェース内でコンテンツ制作者によって識別される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記機密文分類モデルを用いて前記デジタルコンテンツを処理する段階は:
そのオリジナル形式で受信された前記デジタルコンテンツをオリジナルコンテンツデータベースに記憶する段階;
前記機密文分類モデルを用いて1つ又は複数の機密データセグメントを識別する段階;及び
前記1つ又は複数の機密データセグメントを、データタイプ、タイムスタンプ、又は対応する消費者の役割のうちの少なくとも1つ又は複数に従い、処理済みコンテンツデータベースに記憶する段階、ここで前記対応する消費者の役割は、前記コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループのうちの少なくとも1つを含む
を更に有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記1つ又は複数の機密データセグメントを識別する段階は:
コンテンツ制作者によって手動で識別された1つ又は複数の追加の機密データセグメントを受信する段階;及び
前記1つ又は複数の追加の機密データセグメントを、前記処理済みコンテンツデータベースに記憶する段階
を更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
組織情報の分析に基づき構成された組織の階層構造に基づき、前記組織内の複数の消費者を前記コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループに割り当てる段階;及び
前記消費者固有のデジタルコンテンツを複数の消費者に表示する段階、ここで前記複数の消費者の各々は、彼らのコンテンツ消費者グループに対応する前記消費者固有のデジタルコンテンツにアクセスし得る
を更に備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
デジタルコンテンツを処理するためのコンピュータシステムであって:
1つ又は複数のプロセッサ、1つ又は複数のコンピュータ可読メモリ、1つ又は複数のコンピュータ可読有形記憶媒体、及び、前記1つ又は複数のメモリのうちの少なくとも1つを介した前記1つ又は複数のプロセッサのうちの少なくとも1つによる実行のために前記1つ又は複数の有形記憶媒体のうちの少なくとも1つに記憶されたプログラム命令を備え、前記コンピュータシステムは、
機密文分類モデルを構築する手順;
デジタルコンテンツを受信する手順、ここで前記デジタルコンテンツは、コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループを対象としている;
前記機密文分類モデルを用いて前記デジタルコンテンツを処理する手順;及び
前記コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループの各々向けに、消費者固有のデジタルコンテンツを生成する手順
を備える方法を実行することができる、コンピュータシステム。
【請求項10】
前記機密文分類モデルを構築する手順は:
カスタマイズされたトレーニングデータセット及び既存のデータセットを用いて前記機密文分類モデルをトレーニングするための、前記1つ又は複数のメモリのうちの少なくとも1つを介した前記1つ又は複数のプロセッサのうちの少なくとも1つによる実行のために前記1つ又は複数のコンピュータ可読記憶媒体のうちの少なくとも1つに記憶されたプログラム命令
を更に有する、請求項9に記載のコンピュータシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、概してコンピューティングの分野に関し、より具体的には、デジタルコンテンツ処理に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
リモートワーク傾向に部分的に起因して、多くの組織が、他の議論の中でもとりわけ、彼らの最も重要な会議、公共サービス告知、及び講演の多くを、組織内の複数の消費者によってデジタルコンテンツが再生(replay)されることを可能にし得るオンラインソフトウェアを通じて実施している可能性がある。多くの場合、これら会議は記録される可能性があり、当該会議の一部は特定の条件下においてのみ視聴可能である。現在の手法は、通常、各特定の消費者のグループ向けの会議コンテンツの後処理、音声データを暗号化するための特定の暗号化デバイス、特定の機器による一意の認証、及び/又は、保護されたデータをエンコード及び/又はデコードするためのエンコーディング及び/又はデコーディング機器を必要とする。現在の手法は非効率であり得、ヒューマンエラー、及び/又はデジタルコンテンツ再生にアクセスすることができる消費者の数を減少させ得る制度的障壁に悩まされている可能性がある。
【0003】
従って、人工知能(Artificial Intelligence:AI)を通じて会議コンテンツの後処理を自動的に制作するためのシステムが必要とされる。より具体的には、コンテンツ制作者、及び、コンテンツ消費者のグループの役割に基づき、デジタルコンテンツ内の機密データセグメントを認識でき得るシステムが有益であり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人工知能(Artificial Intelligence:AI)を通じて会議コンテンツの後処理を自動的に制作するためのシステムが必要とされる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態は、デジタルコンテンツ処理のための方法、コンピュータシステム、及びコンピュータプログラム製品を開示する。本発明は、機密文分類モデルを構築することを備え得る。本発明は、デジタルコンテンツを受信することを備え得、ここで当該デジタルコンテンツは、コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループを対象としている。本発明は、機密文分類モデルを用いてデジタルコンテンツを処理することを備え得る。本発明は、コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループの各々向けに、消費者固有のデジタルコンテンツを生成することを備え得る。
【0006】
別の実施形態において、方法は、カスタマイズされたトレーニングデータセット及び既存のデータセットを用いて機密文分類モデルをトレーニングすることを有し得、ここでカスタマイズされたトレーニングデータセットは、組織情報から導出されるキーワード及びエンティティで構成され、既存のデータセットは、1つ又は複数の公的に利用可能なリソースから調達された1つ又は複数の既存の機密単語データセットで構成され、カスタマイズされたトレーニングデータセット及び既存のデータセットはWord2Vecアルゴリズムを用いて前処理される。
【0007】
更なる実施形態において、方法は、そのオリジナル形式で受信されたデジタルコンテンツをオリジナルコンテンツデータベースに記憶すること、機密文分類モデルを用いて1つ又は複数の機密データセグメントを識別すること、及び、1つ又は複数の機密データセグメントを、データタイプ、タイムスタンプ、又は対応する消費者の役割のうちの少なくとも1つ又は複数に従い、処理済みコンテンツデータベースに記憶すること、ここで対応する消費者の役割は、コンテンツ消費者の1つ又は複数のグループのうちの少なくとも1つを含む、を有し得る。
【0008】
なおも別の実施形態において、方法は、組織情報の分析に基づき構成された組織の階層構造に基づき、組織内の複数の消費者をコンテンツ消費者の1つ又は複数のグループに割り当てること、及び、消費者固有のデジタルコンテンツを複数の消費者に表示すること、を有し得、ここで複数の消費者の各々は、彼らのコンテンツ消費者グループに対応する消費者固有のデジタルコンテンツにアクセスし得る。
【0009】
方法に加え、追加の実施形態は、異なるコンテンツ消費者のグループ向けに機密データセグメントについてデジタルコンテンツを自動的に後処理するためのコンピュータシステム及びコンピュータプログラム製品に向けられたものである。
【0010】
この概要は、詳細な説明において更に後述される概念から選択したものを、簡易的な形式で紹介するために提供される。この概要は、特許請求される主題の主要な特徴又は必須の特徴を特定することを意図しておらず、また特許請求される主題の範囲を決定する際の補助として使用されることも意図していない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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