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公開番号
2025015104
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118256
出願日
2023-07-20
発明の名称
給紙装置
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
主分類
B65H
1/18 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】最上位の印刷媒体の上面の高低差による給紙の不具合をより確実に防止する給紙装置を提供する。
【解決手段】複数の印刷媒体が積載される給紙台10と、給紙台10に積載された複数の印刷媒体のうちの最上位の印刷媒体を順次繰り出して給紙方向に搬送して給紙する給紙部11と、給紙台10に積載された複数の印刷媒体の給紙方向上流側の端部を平面で支持しながら上方に持ち上げる持ち上げ部14と、給紙部11による給紙中、最上位の印刷媒体の上面が常に水平に維持されるように持ち上げ部14を制御する制御部50とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の印刷媒体が積載される給紙台と、
前記給紙台に積載された複数の印刷媒体のうちの最上位の印刷媒体を順次繰り出して給紙方向に搬送して給紙する給紙部と、
前記給紙台に積載された複数の印刷媒体の前記給紙方向上流側の端部を平面で支持しながら上方に持ち上げる持ち上げ部と、
前記給紙部による給紙中、前記最上位の印刷媒体の上面が常に水平に維持されるように前記持ち上げ部を制御する制御部とを備えた給紙装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記持ち上げ部が、前記複数の印刷媒体の給紙方向上流側の端部を支持する平面を有し、前記給紙台上に前記給紙方向に直交する方向に延設された回転軸に一辺が接続され、前記回転軸を中心として回動する底板部材を備える請求項1記載の給紙装置。
【請求項3】
前記底板部材が、前記給紙方向下流側であって前記給紙方向に直交する方向の両側に切り込み部を有する請求項2記載の給紙装置。
【請求項4】
前記複数の印刷媒体の前記給紙方向に直交する方向の両側を整合するサイドフェンスを備え、
前記サイドフェンスが、前記切り込み部内に移動可能に構成されている請求項3記載の給紙装置。
【請求項5】
前記最上位の印刷媒体の前記給紙方向上流側の端部の上面を検出する上流側上面検出部と、
前記最上位の印刷媒体の前記給紙方向下流側の端部の上面を検出する下流側上面検出部とを備え、
前記制御部が、前記上流側上面検出部によって検出された上流側上面と前記下流側上面検出部によって検出された下流側上面とに基づいて、前記持ち上げ部を制御する請求項1記載の給紙装置。
【請求項6】
前記給紙台を昇降させる昇降部を備え、
前記制御部が、前記昇降部を制御して、前記最上位の印刷媒体の下流側上面が検出されるまで前記給紙台を上昇させた後、前記持ち上げ部を制御して、前記最上位の印刷媒体の上流側上面が検出されるまで前記複数の印刷媒体の給紙方向上流側の端部を持ち上げる請求項5記載の給紙装置。
【請求項7】
前記制御部が、前記印刷媒体の給紙中に前記昇降部によって前記給紙台を上昇させた際、前記最上位の印刷媒体の上流側上面が前記下流側上面よりも先に検出された場合には、前記持ち上げ部を制御して、前記複数の印刷媒体の前記給紙方向上流側の端部を所定距離だけ下降させた後、前記最上位の印刷媒体の下流側上面が検出されるまで前記給紙台を上昇させた後に、前記最上位の印刷媒体の上流側上面が検出されるまで前記複数の印刷媒体の給紙方向上流側の端部を持ち上げる請求項6記載の給紙装置。
【請求項8】
前記制御部が、前記最上位の印刷媒体の下流側上面が検出される前に、前記持ち上げ部を制御して、前記複数の印刷媒体の給紙方向上流側の端部を予め設定された距離だけ持ち上げる請求項6記載の給紙装置。
【請求項9】
前記制御部が、前記印刷媒体の厚さの情報および積載枚数に基づいて、予め持ち上げる距離を変更する請求項8記載の給紙装置。
【請求項10】
前記給紙台に積載された複数の印刷媒体の高さの情報を検出する高さ検出部を備え、
前記制御部が、前記複数の印刷媒体の高さの情報と前記印刷媒体の厚さの情報とに基づいて前記積載枚数を算出する請求項9記載の給紙装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給紙台に積載された複数の印刷媒体を順次繰り出して給紙する給紙装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、給紙台に積載された複数の印刷媒体のうち、最上位の印刷媒体を1枚ずつ順次繰り出して印刷装置などに給紙する給紙装置が提案されている。
【0003】
また、近年では、袋状に形成された封筒に直接印刷する印刷装置も提案されており、このような印刷装置に対して封筒を給紙する給紙装置も提案されている。
【0004】
袋状に形成された封筒の場合、底部が糊付けされているため、給紙台に多数積載した場合、最上位の封筒の上面に高低差が生じる。具体的には、たとえば給紙方向上流側に封筒のフラップ側を向け、給紙方向下流側に封筒の底部側を向けて給紙台に積載した場合、最上位の封筒の上面は、給紙方向下流側の方が給紙方向上流側よりも高くなる。
【0005】
このように最上位の封筒の上面に高低差がある場合、積載された封筒が自重によって給紙方向上流側にずれてしまう不具合がある。
【0006】
また、積載された封筒のずれが発生しない枚数の範囲で封筒を積載した場合でも、最上位の封筒の上面に高低差があるため、封筒の上面の位置を適正に検出することができず、重送、空送および給紙ジャムなどの不具合が発生する。また、このような不具合が発生しない範囲の枚数で封筒を積載すると少枚数しか封筒を給紙台に積載することができない。
【0007】
特許文献1には、封筒を積み重ねた場合に、封筒における貼り合わせの部分が貼り合わせていない部分よりも高くなり、最上位の封筒の上面が水平でなくなる不具合を解消するため、一対の三角板を山状または谷状に変形させることによって、封筒の両サイドに糊付け部分がある場合には封筒の中央部分を持ち上げ、また、封筒の中央部分に糊付け部分がある場合には封筒の両サイドを持ち上げることによって封筒の上面を水平に維持する装置が提案されている。
【0008】
また、特許文献2には、封筒の収容部の下部に持ち上げ部材を配置し、封筒の搬送方向上流側の端部を鉛直方向上方に向けて持ち上げる方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2013-155003号公報
特開2016-130164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、特許文献1に記載の一対の三角板では、封筒の糊付けされていない部分を持ち上げることはできても、各三角板の一辺または1対の三角板が接する線で持ち上げているので、最上位の封筒の上面を水平に維持することは難しく、上述した重送などの不具合が発生するおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
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