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公開番号2025015058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118154
出願日2023-07-20
発明の名称電気掃除機
出願人日立グローバルライフソリューションズ株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類A47L 9/28 20060101AFI20250123BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】二次電池の劣化度に応じた制御を行う。
【解決手段】本体制御部200と、メモリ部300を備える。本体制御部200のSOC/SOHQ検出部210で検出された二次電池の劣化状態の検出値、二次電池の使用履歴情報がメモリ部30に保存される。本体制御部200は、メモリ部300に保存された二次電池の使用履歴情報に基づき、二次電池の劣化式を作成する劣化抑制制御部280と、二次電池の劣化状態の目標値と二次電池の劣化状態の検出値を比較し、劣化抑制運転をするか否かを判定すると共に、劣化抑制運転を実行する場合に二次電池の劣化式に基づいて劣化抑制制御を実行する劣化判定部240と、を備える。劣化抑制制御部280は、二次電池の劣化状態の算出値と検出値とを比較して二次電池が他の二次電池に交換されたことを検知すると共に、他の二次電池に交換された際に二次電池の劣化式を補正する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
電動送風機及び本体制御部を有する掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱可能に接続され前記電動送風機に電力を供給する二次電池を有する二次電池パックと、前記二次電池に関する情報を保存するメモリ部と、を備えた電気掃除機において、
前記本体制御部は、
前記二次電池の電圧、電流、二次電池表面温度に基づいて前記二次電池の劣化状態を検出する劣化状態検出部と、
前記劣化状態検出部で検出された検出値、前記二次電池の使用履歴情報を収集し、前記メモリ部に保存する運転情報収集・解析部と、
前記メモリ部に保存された前記二次電池の使用履歴情報に基づき、前記二次電池の劣化式を作成する劣化抑制制御部と、
前記メモリ部に保存された前記二次電池の劣化状態の目標値と前記劣化状態検出部で検出された検出値を比較し、劣化抑制運転をするか否かを判定すると共に、劣化抑制運転を実行する場合に前記劣化抑制制御部で作成された前記二次電池の劣化式に基づいて劣化抑制制御を実行する劣化判定部と、を備え、
前記劣化抑制制御部は、算出された前記二次電池の劣化状態と検出された前記二次電池の劣化状態を比較して前記二次電池が他の二次電池に交換されたことを検知すると共に、前記他の二次電池に交換された際に前記二次電池の劣化式を補正することを特徴とする電気掃除機。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気掃除機において、
前記二次電池の劣化状態は、前記二次電池の容量維持率であることを特徴とする電気掃除機。
【請求項3】
請求項2に記載の電気掃除機において、
前記劣化抑制制御部は、算出された前記二次電池の容量維持率と検出された前記二次電池の容量維持率との差が所定以上であることを検出した時に前記二次電池が他の二次電池に交換されたことを検知することを特徴とする電気掃除機。
【請求項4】
請求項3に記載の電気掃除機において、
前記劣化抑制制御部は、前記二次電池の1日の充放電量と、前記他の二次電池の1日の充放電量の比を算出して前記二次電池の劣化式を補正することを特徴とする電気掃除機。
【請求項5】
請求項4において、
前記劣化抑制制御部は、前記他の二次電池の仕様履歴情報に基づいて前記二次電池の劣化式の補正結果をさらに補正し、前記他の二次電池の劣化式とすることを特徴とする電気掃除機。
【請求項6】
請求項2に記載の電気掃除機において、
前記二次電池の使用履歴情報及び前記他の二次電池の使用履歴情報は、放電電流、充電電流、上限電圧、電池表面温度であることを特徴とする電気掃除機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二次電池を備えた電気掃除機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
二次電池を備えた機器として、例えば特許文献1及び2に記載の技術がある。二次電池は充電サイクルを繰り返すと劣化するため、適切な制御が必要である。
【0003】
特許文献1は二次電池を備えた電気掃除機に関するものである。特許文献1では、電気掃除機から取り外し可能な二次電池ユニットを備えている。二次電池ユニットには、二次電池と、充電部と、温度検出部と、充電電流制御部と、劣化検出部を備えている。劣化検出部は、二次電池の劣化度合いを検出する。そして、充電電流制御部は、二次電池の温度に加え、劣化検出部によって検出された劣化度合いに基づいて、充電電流の大きさを変更するようにしている。
【0004】
特許文献2は、鉄道、自動車等の車両、太陽光発電、風力発電等で使用される二次電池に関するものである。特許文献2では、二次電池の劣化進行速度を演算し、過去の劣化進行速度よりも現在の劣化進行速度が一定値以上大きい場合に、二次電池の充放電条件の制限を行うようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-44950号公報
特開2013-65481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
二次電池を備えた電気掃除機では、二次電池パックを複数個保有し、掃除中に二次電池の充電容量が低下した場合、他の二次電池パックに交換して掃除を継続することがある。二次電池パックは、使用状態、充電状態、使用開始時期等により劣化度が異なる。
【0007】
特許文献1に記載の技術においては、掃除を行っている途中において、使用中の二次電池パックから劣化度の異なる他の二次電池パックに交換した際、交換した他の二次電池パックの劣化度に応じた放電制御を行うことができないといった課題があった。また、特許文献2に記載の技術においては、二次電池を交換して使用する点については配慮されていなかった。
【0008】
本発明の目的は、上記課題を解決し、掃除を行っている途中において二次電池パックを交換した場合であっても、交換した二次電池パックの劣化度に応じた制御を行うことが可能な電気掃除機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明は、電動送風機及び本体制御部を有する掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱可能に接続され前記電動送風機に電力を供給する二次電池を有する二次電池パックと、前記二次電池に関する情報を保存するメモリ部と、を備えた電気掃除機において、前記本体制御部は、前記二次電池の電圧、電流、二次電池表面温度に基づいて前記二次電池の劣化状態を検出する劣化状態検出部と、前記劣化状態検出部で検出された検出値、前記二次電池の使用履歴情報を収集し、前記メモリ部に保存する運転情報収集・解析部と、前記メモリ部に保存された前記二次電池の使用履歴情報に基づき、前記二次電池の劣化式を作成する劣化抑制制御部と、前記メモリ部に保存された前記二次電池の劣化状態の目標値と前記劣化状態検出部で検出された検出値を比較し、劣化抑制運転をするか否かを判定すると共に、劣化抑制運転を実行する場合に前記劣化抑制制御部で作成された前記二次電池の劣化式に基づいて劣化抑制制御を実行する劣化判定部と、を備え、前記劣化抑制制御部は、算出された前記二次電池の劣化状態と検出された前記二次電池の劣化状態を比較して前記二次電池が他の二次電池に交換されたことを検知すると共に、前記他の二次電池に交換された際に前記二次電池の劣化式を補正することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、掃除を行っている途中において二次電池パックを交換した場合であっても、交換した二次電池パックの劣化度に応じた制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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