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公開番号2025014994
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118025
出願日2023-07-20
発明の名称情報処理装置
出願人富士通クライアントコンピューティング株式会社
代理人弁理士法人扶桑国際特許事務所
主分類G06F 3/03 20060101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】電子ペンの格納状態の誤検出の防止を図る。
【解決手段】情報処理装置1は、電子ペン10と、電子ペン格納制御部20とを有する。電子ペン10には、磁石12が備えられている。電子ペン格納制御部20は、電子ペン10が格納される格納スペース20aと、電子ペン10が格納スペース20aに格納された場合に磁石12に吸着する金属プレート23と、センサ24とを備える。センサ24は、金属プレート23から第1の方向の磁界の発生を検出した場合には電子ペン10が格納状態にあり、金属プレート23から第1の方向とは異なる第2の方向の磁界の発生を検出した場合、または金属プレート23からの磁界の発生が未検出の場合には電子ペン10は非格納状態にあると判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
磁石が備えられた電子ペンと、
前記電子ペンが格納される格納スペースと、前記電子ペンが前記格納スペースに格納された場合に前記磁石に吸着する金属プレートと、前記電子ペンが前記格納スペースに格納された場合に定まる前記金属プレートからの第1の方向の磁界の発生を検出した場合には前記電子ペンが格納状態にあると判定し、前記金属プレートから前記第1の方向とは異なる第2の方向の磁界の発生を検出した場合、または前記金属プレートからの磁界の発生が未検出の場合には前記電子ペンは非格納状態にあると判定するセンサと、を含む電子ペン格納制御部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記電子ペンは、両端に位置する第1の接地端子と第2の接地端子、および中央に位置する第1の電源端子を含む第1の充電端子部を備え、前記電子ペン格納制御部は、両端に位置する第3の接地端子と第4の接地端子、および中央に位置する第2の電源端子を含む第2の充電端子部を備え、
前記電子ペンのペン先が一方の向きで前記格納スペースに格納される場合、前記第1の接地端子と前記第3の接地端子が接続し、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子が接続し、前記第2の接地端子と前記第4の接地端子が接続し、
前記電子ペンのペン先が他方の向きで前記格納スペースに格納される場合、前記第1の接地端子と前記第4の接地端子が接続し、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子が接続し、前記第2の接地端子と前記第3の接地端子が接続する、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記電子ペン格納制御部は、
前記第1の方向の磁界の発生が検出された場合には、前記第2の充電端子部を介して前記第1の充電端子部に向けて電源電圧の供給を行って前記電子ペンを充電し、
前記第2の方向の磁界の発生が検出された場合または磁界の発生が未検出の場合には、前記電源電圧の供給は停止する充電制御部を備える、
請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記金属プレートは、長方形形状を有し、前記金属プレートの長辺が前記格納スペースの底面に対して垂直方向または平行方向の向きで前記センサの近傍に配置される、
請求項1記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、モバイルPC(Personal Computer)やタブレットPC等の情報処理装置では、アクティブペン(Active Pen)による画面タッチを可能とした製品が開発されている。また、情報処理装置には、アクティブペンを格納するためのペンガレージ(Pen Garage)が設けられている。アクティブペンとペンガレージの双方には磁石が備えられており、アクティブペンの格納時には、磁石によってアクティブペンがペンガレージに吸着して格納される。
【0003】
関連技術としては、例えば、ペン格納部にペンが挿入された際の光学識別手段により、ペンの光学識別模様に応じてペンを識別する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-260768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のペンガレージには、アクティブペンの格納状態を検出する検出端子と、電源端子およびGND端子を含む充電用端子とが備えられている。アクティブペンがペンガレージに格納されて、検出端子でアクティブペンの格納状態が検出されると、電源端子からアクティブペンへ電源電圧が供給されて、アクティブペンに対して充電が行われる。
【0006】
しかし、例えば、ペンガレージが空の状態のときにクリップ等の金属片がペンガレージ内に入り、金属片が磁石によって吸着した状態になった場合、検出端子がアクティブペンの格納を誤検出してしまう可能性がある。
この場合、アクティブペンが格納されていない状態で電源端子から電源電圧が出力するので、電源端子とGND端子に金属片が接触していると短絡が生じてしまい、故障の原因となる。
1つの側面では、本発明は、電子ペンの格納状態の誤検出の防止を図った情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、情報処理装置が提供される。情報処理装置は、磁石が備えられた電子ペンと、電子ペンが格納される格納スペースと、電子ペンが格納スペースに格納された場合に磁石に吸着する金属プレートと、電子ペンが格納スペースに格納された場合に定まる金属プレートからの第1の方向の磁界の発生を検出した場合には電子ペンが格納状態にあると判定し、金属プレートから第1の方向とは異なる第2の方向の磁界の発生を検出した場合、または金属プレートからの磁界の発生が未検出の場合には電子ペンは非格納状態にあると判定するセンサと、を含む電子ペン格納制御部とを有する。
【発明の効果】
【0008】
1側面によれば、電子ペンの格納状態の誤検出を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理装置の一例を説明するための図である。
アクティブペンの格納状態の一例を示す図である。
端子部の構成の一例を示す図である。
アクティブペンの格納向きの一例を示す図である。(a)はペン先が左向きの格納状態を示し、(b)はペン先が右向きの格納状態を示す。
アクティブペンの格納状態の誤検出の一例を説明するための図である。
アクティブペンの格納状態の誤検出の一例を説明するための図である。
磁界の発生を検出してアクティブペンの格納状態を検出する構成の一例を示す図である。
磁界の発生を検出してアクティブペンの格納状態を検出する構成の課題を説明するための図である。(a)はペン先が左向きの格納状態を示し、(b)はペン先が右向きの格納状態を示す。
磁界の発生を検出してアクティブペンの格納状態を検出する構成の課題を説明するための図である。(a)はペン先が左向きの格納状態を示し、(b)はペン先が右向きの格納状態を示す。
磁界の発生を検出してアクティブペンの格納状態を検出する構成の課題を説明するための図である。
情報処理装置の構成の一例を示す図である。
端子部の構成の一例を示す図である。
情報処理装置の構成を図11のA方向から見た図である。
情報処理装置の構成を図11のB方向から見た図である。
ペンガレージ内に金属片が存在する状態における動作の一例を示す図である。
ペンガレージ内に金属片が存在する状態における動作の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は情報処理装置の一例を説明するための図である。情報処理装置1は、画面タッチを行うための電子ペン10と、電子ペン格納制御部20とを備える。電子ペン10には、磁石12が備えられている。電子ペン格納制御部20は、電子ペン10を格納する格納スペース20aと、金属プレート23と、センサ24とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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