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公開番号
2025014827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117699
出願日
2023-07-19
発明の名称
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人
LINEヤフー株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
40/268 20200101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザ辞書を管理することなく、各ユーザに対応した形態素解析を精度よく実行する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】利用者端末と、情報処理装置とが、ネットワークを介して相互に接続される情報処理システムにおいて、情報処理装置は、受付部と、解析部と、通知部と、を備える制御部を含む。受付部は、利用者端末から、解析文書と、形態素解析を実行する際に利用する辞書リストとの組を受け付ける。解析部は、辞書リストを基にして、解析文書の形態素解析を実行する。通知部は、解析部による解析結果を前記利用者端末に通知する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者端末から、解析文書と、形態素解析を実行する際に利用する辞書リストとの組を受け付ける受付部と、
前記辞書リストを基にして、前記解析文書の形態素解析を実行する解析部と、
前記解析部による解析結果を前記利用者端末に通知する通知部と、を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記解析部は、事前に設定された標準辞書と、前記辞書リストとを基にして、前記解析文書の形態素解析を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記受付部は、前記辞書リストを揮発性メモリに格納し、前記解析部は、不揮発性メモリに格納された前記標準辞書と、前記不揮発性メモリに格納された前記辞書リストとを基にして、前記解析文書の形態素解析を実行した後に、前記揮発性メモリから前記辞書リストを削除することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記辞書リストには、前記解析文書に含まれる単語の表記が含まれ、前記解析部は、前記表記を基にして、前記単語の品詞を特定し、前記表記および前記品詞を基にして、前記解析文書の形態素解析を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記辞書リストには、前記解析文書に含まれる単語の表記と、他の単語の表記とが含まれ、前記解析部は、前記他の単語の表記を基にして、前記単語の品詞を特定し、前記表記および前記品詞を基にして、前記解析文書の形態素解析を実行することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記標準辞書は単語と該単語に対応する品詞とを対応付けた辞書であり、前記解析部は、前記他の単語と、前記標準辞書とを基にして、前記他の単語の品詞を特定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記解析部は、前記標準辞書および前記辞書リストを基にして、前記解析文書に含まれる文字列を複数の形態素に区切り、形態素および品詞の複数の組合せのコストを算出し、コストが最小となる形態素および品詞の組合せを、形態素解析の結果として出力することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
利用者端末と、情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
前記利用者端末は、
解析文書と、形態素解析を実行する際に利用する辞書リストとの組を前記情報処理装置に送信する送信部を備え、
前記情報処理装置は、
前記利用者端末から、前記解析文書と、前記辞書リストとの組を受け付ける受付部と、
前記辞書リストを基にして、前記解析文書の形態素解析を行う解析部と、
前記解析部による解析結果を前記利用者端末に通知する通知部と、を備える
ことを特徴とする情報処理システム。
【請求項9】
前記利用者端末は、
ユーザ辞書を基にして、前記解析文書に含まれる単語の表記を特定し、特定した単語の表記を前記辞書リストに設定する設定部を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記設定部は、辞書の構造がトライ構造となるユーザ辞書または辞書の構造がハッシュテーブルとなるユーザ辞書を用いて、前記解析文書に含まれる単語の表記を特定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自然言語処理の様々なタスクを実行するために、形態素解析が利用されている。図10は、従来技術を説明するための図である。図10に示す例では、クライアント10aと、形態素解析装置20とがネットワークを介して相互に接続される。クライアント10aは、ユーザAが利用する端末装置である。クライアント10aは、ユーザAから解析対象のテキストの指定を受け付け、かかるテキストを設定したリクエストを、形態素解析装置20に送信する(ステップS1)。
【0003】
形態素解析装置20は、クライアント10aから、リクエストを受信すると、リクエストに設定されたテキストに対して、形態素解析を実行する(ステップS2)。たとえば、形態素解析装置20によって実行される形態素解析には、単語の分割、品詞推定、活用形の推定等が含まれる。形態素解析装置20は、形態素解析の実行結果を、レスポンスとして、クライアント10aに送信する(ステップS3)。
【0004】
なお、形態素解析装置20によって実行された形態素解析の解析結果に誤りがある場合には、形態素解析装置20が利用する標準辞書を更新する。また、形態素解析装置20は、特定のユーザに対応した形態素解析を実行する場合には、ユーザ固有の辞書を使用する。以下の説明では、ユーザ固有の辞書を「ユーザ辞書」と表記する。たとえば、形態素解析装置20は、クライアント10aから受け付けたリクエストに対して、形態素解析を実行する場合には、形態素解析装置20が管理するユーザA固有のユーザ辞書を利用する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
ヤフー株式会社、“日本語形態素解析”、[online]、[令和5年7月3日検索]、インターネット<URL:https://developer.yahoo.co.jp/webapi/jlp/ma/v2/parse.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の従来技術には、改善の余地がある。たとえば、形態素解析装置20が各ユーザのユーザ辞書を管理する場合、データ量が増加するだけでなく、セキュリティリスクへの対応、ユーザ毎のアクセスコントロールが発生する。また、ユーザは、形態素解析装置20に自身のユーザ辞書をアップロードしてからでないと、ユーザの望むような解析結果を得ることが難しい。
【0007】
このため、形態素解析装置20がユーザ辞書を管理することなく、各ユーザに対応した形態素解析を精度よく実行することが望ましい。
【0008】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザ辞書を管理することなく、各ユーザに対応した形態素解析を精度よく実行することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願に係る情報処理装置は、受付部と、解析部と、通知部とを備える。受付部は、利用者端末から、解析文書と、形態素解析を実行する際に利用する辞書リストとの組を受け付ける。解析部は、辞書リストを基にして、解析文書の形態素解析を実行する。通知部は、解析部による解析結果を前記利用者端末に通知する。
【発明の効果】
【0010】
実施形態の一態様によれば、ユーザ辞書を管理しなくても、各ユーザに対応した形態素解析を精度よく実行することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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