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公開番号2025014812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117665
出願日2023-07-19
発明の名称情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 21/62 20130101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】メタバースサービスで構築される仮想空間において、ユーザ端末を用いて仮想空間を利用するユーザに対する安全で快適な仮想空間を実現する情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置100は、ユーザ端末を用いて仮想空間を利用するユーザが仮想空間上でアクセスを求めたアクセス先の情報を、ユーザ端末から取得する取得部121と、ユーザに設定されるアクセス許可情報と、アクセス先の情報とに基づき、仮想空間上のアクセスを制御するアクセス制御部122と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ端末を用いて仮想空間を利用するユーザが前記仮想空間上でアクセスを求めたアクセス先の情報を、ユーザ端末から取得する取得部と、
前記ユーザに設定されるアクセス許可情報と、前記アクセス先の情報とに基づき、前記仮想空間上のアクセスを制御するアクセス制御部と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記アクセス制御部は、
ブロックチェーンの技術を用いて記憶される前記アクセス許可情報を取得し、
前記アクセス許可情報と前記アクセス先の情報とに基づき、前記仮想空間上のアクセスを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、
前記アクセスを求めた前記ユーザの前記ユーザ端末に、二次元コードを表示し、
前記ユーザが所持する第2のユーザ端末により前記二次元コードが読み取られることで、前記第2のユーザ端末を介して前記アクセス先の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記アクセス制御部は、
前記ユーザによる前記アクセス先に対するアクセスが、前記ユーザに設定されるアクセス許可情報により許可されているか否かを判定し、判定結果に応じて、前記ユーザによる前記仮想空間上のアクセスを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記アクセス制御部は、
前記ユーザによる所定位置への移動が、前記ユーザに設定されるアクセス許可情報により許可されているか否かを判定し、判定結果に応じて、前記ユーザによる前記所定位置への移動を制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記ユーザによる前記仮想空間上のアクセスを記録するアクセス記録部
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
情報処理装置が実行する方法であって、
ユーザ端末を用いて仮想空間を利用するユーザが前記仮想空間上でアクセスを求めたアクセス先の情報を、ユーザ端末から取得する取得工程と、
前記ユーザに設定されるアクセス許可情報と、前記アクセス先の情報とに基づき、前記仮想空間上のアクセスを制御するアクセス制御工程と
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
ユーザ端末を用いて仮想空間を利用するユーザが前記仮想空間上でアクセス求めたアクセス先の情報を、ユーザ端末から取得する取得ステップと、
前記ユーザに設定されるアクセス許可情報と、前記アクセス先の情報とに基づき、前記仮想空間上のアクセスを制御するアクセス制御ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、VrchatやClusterといったメタバースサービスで構築される仮想空間では、パスワード等を用いたユーザの入室制限が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7272549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、安全で快適な仮想空間が実現されていなかった。例えば、仮想空間への入室を許可されたユーザが仮想空間上の特定の場所に侵入することを防ぐことが難しく、ユーザの匿名性が確保されている仮想空間においては様々なハラスメント行為が問題となっている。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、安全で快適な仮想空間を実現する情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、情報処理装置は、ユーザ端末を用いて仮想空間を利用するユーザが前記仮想空間上でアクセスを求めたアクセス先の情報を、ユーザ端末から取得する取得部と、前記ユーザに設定されるアクセス許可情報と、前記アクセス先の情報とに基づき、前記仮想空間上のアクセスを制御するアクセス制御部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、安全で快適な仮想空間を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の処理の概要を説明するための図である。
図4は、実施形態に係る情報処理装置の処理の概要を説明するための図である。
図5は、実施形態に係る情報処理装置の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図6は、実施形態に係る情報処理装置の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図7は、実施形態に係る情報処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8は、情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの実施形態を第1の実施形態および第2の実施形態に分けて説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示しており、重複する説明は適宜省略する。
【0010】
(第1の実施形態)
[情報処理システムの構成]
まず、図1を用いて、実施形態の情報処理システムの構成について説明する。情報処理システム1は、サーバ400により実現される仮想空間をユーザ端末200が表示し、ユーザ端末200に表示される仮想空間上の対象物の情報を第2のユーザ端末300が取得し、情報処理装置100が第2のユーザ端末300から仮想空間上の対象物の情報を取得し、ユーザが仮想空間上の対象物に対する制御権限を有しているかを確認するシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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