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公開番号
2025014764
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117577
出願日
2023-07-19
発明の名称
センテンス平易化システム、センテンス平易化方法、およびコンピュータプログラム
出願人
アルファサード株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
40/157 20200101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約
【課題】述語に「ましょう」を含むセンテンスを従来よりも的確に平易化する。
【解決手段】「ましょう」が用いられる複数の第一の語句ごとに、第一の語句を平易に表現した第二の語句を記憶するディレクトリ120と、複数の第一の語句のうちのいずれかが敬体文書52に含まれる場合に、敬体文書52の中のこの第一の語句を、ディレクトリ120に記憶される、この第一の語句の第二の語句に置換することによって換言補完文書53を生成する、換言補完部105と、を変換サーバ1に設ける。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
「ましょう」が用いられる述語を有する原センテンスを平易化するセンテンス平易化システムであって、
「ましょう」が用いられる複数の第一の語句ごとに、当該第一の語句を平易に表現した第二の語句を記憶する記憶手段と、
前記複数の第一の語句のうちのいずれかが前記原センテンスに含まれる場合に、前記原センテンスの中の当該含まれる第一の語句を、前記記憶手段に記憶される、当該含まれる第一の語句の前記第二の語句に置換することによって換言センテンスを生成する、生成手段と、
を有することを特徴とするセンテンス平易化システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
特定の助詞または符号である複数の付加語ごとに、当該付加語が「ましょう」の直後に用いられた際の換言方法を記憶する、第二の記憶手段、
を有し、
前記生成手段は、前記複数の第一の語句のいずれも前記原センテンスに含まれないが前記述語の中の「ましょう」の直後に前記複数の付加語のうちのいずれかが用いられる場合に、前記第二の記憶手段に記憶される、当該用いられる付加語の前記換言方法で前記述語を換言することによって、前記換言センテンスを生成する、
請求項1に記載のセンテンス平易化システム。
【請求項3】
前記生成手段は、前記用いられる付加語が「とも」である場合は、前記述語の中の「ましょう」および当該「とも」を「ます」に置換し、「が、」である場合は、当該「ましょう」および当該「が、」を「ても、」に置換し、「し」または「から」である場合は、当該「ましょう」の直前の動詞または助動詞を終止形に変換しかつ当該「ましょう」および当該「し」または「から」を「でしょうし」または「でしょうから」に置換し、「ね」または「よ」である場合は、当該「ましょう」および当該「ね」または「よ」を、前記述語の主語が一人称であれば「ます」に置換しそうでなければ「てください」に置換し、「か?」または「?」である場合は、当該「ましょう」および当該「か?」または「?」を「ますか?」に置換することによって、前記換言センテンスを生成する、
請求項2に記載のセンテンス平易化システム。
【請求項4】
前記生成手段は、前記複数の第一の語句のいずれも前記原センテンスに含まれないが前記述語に用いられる動詞が無アスペクト動詞である場合は、当該動詞が複数の所定の動詞のうちのいずれかであれば意志を表わすように前記述語を変換することによって前記換言センテンスを生成する、
請求項1に記載のセンテンス平易化システム。
【請求項5】
前記複数の所定の動詞は、サ行変格活用の動詞およびその進行形ならびに「ある」である、
請求項4に記載のセンテンス平易化システム。
【請求項6】
前記生成手段は、前記述語に用いられる動詞が前記複数の所定の動詞のいずれでもなければ、勧誘を表わすように前記述語を変換することによって前記換言センテンスを生成する、
請求項4または請求項5に記載のセンテンス平易化システム。
【請求項7】
前記生成手段は、前記複数の第一の語句のいずれも前記原センテンスに含まれないが前記述語の主語が格助詞「が」によって示される場合に、当該主語の名詞が複数のタイプのうちのいずれかに該当すれば、意志を表わすように前記述語を変換することによって前記換言センテンスを生成する、
請求項1に記載のセンテンス平易化システム。
【請求項8】
前記複数のタイプは、二人称以外の固有名詞、一人称の名詞、動物の名前、および人を表す名詞である、
請求項7に記載のセンテンス平易化システム。
【請求項9】
前記生成手段は、前記主語が前記複数のタイプのいずれにも該当しなければ、勧誘を表わすように前記述語を変換することによって前記換言センテンスを生成する、
請求項7または請求項8に記載のセンテンス平易化システム。
【請求項10】
前記生成手段は、前記複数の第一の語句のいずれも前記原センテンスに含まれないが前記述語の主語が係助詞「も」によって示される場合に、当該主語が1つでありかつ敬称を有すれば、勧誘を表わすように前記述語を変換するが、有しなければ、意志を表わすように変換し、当該主語が複数でありかつ二人称の名詞を含めば、勧誘を表わすように前記述語を変換するが、含まなければ意志を表わすように変換することによって、前記換言センテンスを生成する、
請求項1に記載のセンテンス平易化システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、日本語で記述されたセンテンスを平易にする技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、日本に滞在し日本語を学んでいる外国人が増加している。しかし、日本語の文書は、漢字、平仮名、および片仮名など多数の種類の文字によって表現され、しかも、英語およびフランス語などの言語とは大きく異なる文法によって表現される。したがって、外国人にとって、日本語の文書は理解しにくいことがある。
【0003】
日本語の文書を十分に理解できないと、日本での生活に支障を来すことがある。特に、災害の情報が得られなければ生命に関わってしまうことがある。
【0004】
例えば、1995年1月に発生した阪神淡路大震災では、日本人だけでなく日本に滞在していた多くの外国人が被害を受けた。その中には、日本語を十分に理解することができず必要な情報を受け取ることができない人がいた。
【0005】
そこで、このような外国人が災害の発生の際に適切に行動することができるように、「やさしい日本語」というルールが案出された。
【0006】
「やさしい日本語」には、難しい言葉を避けて簡単な語を使う、1つの文を短くする、および、文を分かち書きにする、などのルールが含まれている。これらのルールに則して日本語の文書を作成することによって、日本語をまだ十分に理解することができない外国人へ必要な情報をより確実に伝えることができる。現在、これらのルールは、非特許文献1に記載されるように、行政庁によって纏められている。
【0007】
やさしい日本語のルールに則して一から文書を作成してもよいが、ルールを覚えなければならないので、日本語を母国語とする人であっても意外に難しい。また、やさしい日本語の文書およびそうでない文書の両方を作成するのは、時間および労力を要する。特に、災害発生時など緊急を要する場合は、そのような余裕がない。
【0008】
そこで、文書を平易化する技術が提案されている。特許文献1に記載されるセンテンス平易化システムは、日本語で記述されかつ文末が「ましょう」である原センテンスを次のように平易化する。原センテンスの構造を形態素解析および係受け解析によって解析する。そして、解析された前記構造に基づいて、原センテンスの中の文末を、原センテンスの主語に格助詞「が」が用いられる第一の場合に「ます」に変換し、主語に副助詞「は」が用いられる第二の場合および主語が原センテンスに示されない第三の場合に「てください」に変換することによって、平易なセンテンスを生成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開公開2021-121977号公報
【非特許文献】
【0010】
在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインほか,文化庁ウェブサイト,2023年7月7日検索,https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/92484001.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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