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公開番号2025014750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117556
出願日2023-07-19
発明の名称移動体、管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】移動体に搭載された蓄電装置が交換されたことを移動体の外部に知らせる。
【解決手段】移動体が、蓄電装置と制御装置とを備える。制御装置は、蓄電装置として第1蓄電装置が移動体に搭載されているときには第1蓄電装置の識別情報を記憶している。制御装置は、第1蓄電装置が第2蓄電装置に交換され、かつ、制御装置が記憶する第1蓄電装置の識別情報が第2蓄電装置の識別情報に書き換えられた場合に、蓄電装置が交換されたことを知らせる第1信号を移動体の外部へ送信する(S14)。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置と制御装置とを備える移動体であって、
前記制御装置は、前記蓄電装置として第1蓄電装置が前記移動体に搭載されているときには前記第1蓄電装置の識別情報を記憶しており、
前記制御装置は、前記第1蓄電装置が第2蓄電装置に交換され、かつ、前記制御装置が記憶する前記第1蓄電装置の識別情報が前記第2蓄電装置の識別情報に書き換えられた場合に、前記蓄電装置が交換されたことを知らせる第1信号を前記移動体の外部へ送信するように構成される、移動体。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記移動体の管理者を認証することと、
前記管理者からの要求に応じて、前記第1信号の送信の許可/禁止を切り替えることと、
を実行するように構成される、請求項1に記載の移動体。
【請求項3】
請求項1または2に記載の移動体と、モバイル端末とを備える管理システムであって、
前記モバイル端末は、前記第1信号を受信した場合に、前記蓄電装置が交換されたことを報知する、管理システム。
【請求項4】
前記管理システムは、
前記移動体から取得した前記蓄電装置の使用履歴情報を記憶するデータベースと、
サーバと、
をさらに備え、
前記サーバは、前記第1信号を受信した場合に、
前記使用履歴情報に基づいて推定された前記第1蓄電装置の劣化度合いを取得することと、
前記劣化度合いを用いて、前記第1蓄電装置の交換が必要であったか否かを判定することと、
前記第1蓄電装置の交換が不要であったと判定された場合に、前記移動体に搭載された前記第2蓄電装置を前記第1蓄電装置に戻すことを要求する第2信号を送信することと、
を実行するように構成される、請求項3に記載の管理システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記第1蓄電装置が前記第2蓄電装置に交換され、かつ、前記制御装置が記憶する前記第1蓄電装置の識別情報が前記第2蓄電装置の識別情報に書き換えられていない場合に、前記蓄電装置が交換されたことを知らせる第3信号を送信するように構成され、
前記サーバは、前記第3信号を受信した場合に、
前記使用履歴情報に基づいて推定された前記第1蓄電装置の劣化度合いを取得することと、
前記劣化度合いを用いて、前記第1蓄電装置の交換が必要であったか否かを判定することと、
前記第1蓄電装置の交換が必要であったと判定された場合に、前記制御装置が記憶する蓄電装置の識別情報の書き換えを要求する第4信号を送信することと、
を実行するように構成される、請求項4に記載の管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体、および管理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特開2017-189032号公報(特許文献1)には、車両制御部およびバッテリ制御部に電力を供給する補機バッテリが脱着された場合に、車両制御部が有する第1車種情報とバッテリ制御部が有する第2車種情報とが整合するか否かを判定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-189032号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば電気自動車のような電動車は、走行用の蓄電装置(例えば、駆動バッテリ)を備える。一般に、走行用の蓄電装置は、大容量であり、高価である。こうした大容量の蓄電装置は、故障してもすぐには交換されず、修理できる場合には修理される。しかしながら、車両に搭載された蓄電装置の修理を車両管理者が修理業者に依頼した場合に、修理業者が車両管理者の意図に反して蓄電装置を交換してしまうことが起こり得る。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、移動体に搭載された蓄電装置が交換されたことを移動体の外部に知らせることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態に係る移動体は、蓄電装置と制御装置とを備える。制御装置は、蓄電装置として第1蓄電装置が移動体に搭載されているときには第1蓄電装置の識別情報を記憶している。制御装置は、第1蓄電装置が第2蓄電装置に交換され、かつ、制御装置が記憶する第1蓄電装置の識別情報が第2蓄電装置の識別情報に書き換えられた場合に、蓄電装置が交換されたことを知らせる第1信号を移動体の外部へ送信するように構成される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、移動体に搭載された蓄電装置が交換されたことを移動体の外部に知らせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態に係る管理システムの概要を示す図である。
図1に示した情報プラットフォームの構成を示す図である。
本開示の実施の形態に係る移動体の構成を示す図である。
本開示の実施の形態に係る管理方法を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態に係る移動体によって実行される報知制御に係る処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中、同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0010】
図1は、この実施の形態に係る管理システムの概要を示す図である。図1に示す管理システムは、管理端末30と、複数の車両40と、サーバ50と、データ収集システム100A~100Dと、複数のディーラ110と、複数の車両管理装置120と、複数の交換ステーション130と、複数の住宅140と、複数のESS(Energy Storage System)150と、情報プラットフォーム200と、修理工場300とを含む。このシステムにおいては、複数の蓄電装置が流通する。各蓄電装置は、複数のユーザで順次使用される。例えば、あるユーザが使用した蓄電装置が別のユーザに提供され得る。システム内を流通する各蓄電装置を識別できるように、各蓄電装置には固有の識別情報(以下、「バッテリID」と称する)が付与されている。また、蓄電装置の所有者およびユーザは、情報プラットフォーム200に登録され、固有の識別情報が付与される。また、蓄電装置の使用場所(車両40、住宅140、ESS150)および保管場所(交換ステーション130、修理工場300)も、情報プラットフォーム200に登録され、固有の識別情報が付与される。
(【0011】以降は省略されています)

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