TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025014739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117539
出願日2023-07-19
発明の名称集積装置、及び包装装置
出願人株式会社プレッシオ
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B65B 11/08 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】複数の包装品を綺麗に揃えて集積することができる集積装置、及びこの集積装置を備えた包装装置を提供する。
【解決手段】包装装置100は、スタッカ106の手前に排出制御部110を備える。スタッカ106は、被包装物PをフィルムF1、F2により包装した複数の包装品Wを集積する。スタッカ106は、前壁11と後壁12と底壁13を有する。前壁11は、包装装置100の筐体101から排出された包装品Wの先端を突き当てて反対方向に跳ね返す。後壁12は、前壁11により跳ね返された包装品Wの後端を突き当てて整位する。底壁13は、前壁11と後壁12の間に配置され、前壁11により跳ね返されて後壁12により後端を整位された包装品Wを重ねて載置する。排出制御部110は、スタッカ106に送り込まれる包装品Wの経路上に選択的に配置可能な可撓性を有するシート材117、118を有する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
厚みを有する扁平な物品を包装材により包装した複数の包装品を集積する集積装置であって、
鉛直方向と交差する経路を介して第1の方向に送り込まれる前記包装品の前記第1の方向の先端を突き当てて前記第1の方向と反対の第2の方向に跳ね返す第1の壁と、
前記第1の壁により前記第2の方向に跳ね返された前記包装品の前記第1の方向の後端を突き当てて整位する第2の壁と、
前記第1の壁と前記第2の壁の間に配置され、前記第1の壁により第2の方向に跳ね返されて前記第2の壁により前記後端を整位された前記包装品を重ねて載置する底壁と、
前記包装品を前記第1の方向に送り込む前記経路上に可撓性を有する少なくとも1つの摩擦付与部材を選択的に配置可能な排出制御部と、
を有する集積装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記摩擦付与部材は、樹脂シートである、
請求項1に記載の集積装置。
【請求項3】
前記排出制御部は、前記樹脂シートを前記経路上に配置する第1位置と前記経路上から外れた第2位置に固定する固定手段を有する、
請求項2に記載の集積装置。
【請求項4】
前記物品は、複数枚の新聞紙を重ねて折り畳んだ被包装物である、
請求項1に記載の集積装置。
【請求項5】
前記包装材は、熱溶着可能な樹脂製のフィルムである、
請求項4に記載の集積装置。
【請求項6】
厚みを有する扁平な物品を包装材により包装する包装手段と、
前記包装手段により前記物品を前記包装材により包装した包装品を集積する請求項1に記載の集積装置と、
を有する包装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、新聞などの物品をフィルムで包装した包装品を集積する集積装置、及びこの集積装置を備えた包装装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
新聞をフィルムで包装する包装装置は、一般に、2つのロールから引き出したフィルムの間に新聞を挟んで新聞の周りでフィルム同士を熱溶着する。そして、熱溶着と同時にフィルムを切断し、次の新聞の投入を待機する。新聞をフィルムで包装した包装品は、スタッカに集積する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-178993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
新聞は、複数枚の新聞紙を重ねて4つ折りにした状態でフィルムにより包装される。このため、スタッカにおいて同じ向きでこの包装品を集積すると、折り目が重なった側が厚くなり、集積姿勢が崩れやすい。また、包装品の表面はフィルムで覆われているため、滑り易く、勢いよく排出される包装品の端部を綺麗に揃えて集積することは容易ではない。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、複数の包装品を綺麗に揃えて集積することができる集積装置、及びこの集積装置を備えた包装装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の集積装置の一態様は、厚みを有する扁平な物品を包装材により包装した複数の包装品を集積する。この集積装置は、第1の壁と、第2の壁と、底壁と、排出制御部と、を有する。第1の壁は、鉛直方向と交差する経路を介して第1の方向に送り込まれる包装品の第1の方向の先端を突き当てて第1の方向と反対の第2の方向に跳ね返す。第2の壁は、第1の壁により第2の方向に跳ね返された包装品の第1の方向の後端を突き当てて整位する。底壁は、第1の壁と第2の壁の間に配置され、第1の壁により第2の方向に跳ね返されて第2の壁により後端を整位された包装品を重ねて載置する。排出制御部は、包装品を第1の方向に送り込む経路上に可撓性を有する少なくとも1つの摩擦付与部材を選択的に配置可能である。
【0007】
本発明の包装装置の一態様は、厚みを有する扁平な物品を包装材により包装する包装手段と、包装手段により包装した包装品を集積する集積装置を有する。集積装置は、第1の壁と、第2の壁と、底壁と、排出制御部と、を有する。第1の壁は、鉛直方向と交差する経路を介して第1の方向に送り込まれる包装品の第1の方向の先端を突き当てて第1の方向と反対の第2の方向に跳ね返す。第2の壁は、第1の壁により第2の方向に跳ね返された包装品の第1の方向の後端を突き当てて整位する。底壁は、第1の壁と第2の壁の間に配置され、第1の壁により第2の方向に跳ね返されて第2の壁により後端を整位された包装品を重ねて載置する。排出制御部は、包装品を第1の方向に送り込む経路上に可撓性を有する少なくとも1つの摩擦付与部材を選択的に配置可能である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、複数の包装品を綺麗に揃えて集積することができる集積装置、及びこの集積装置を備えた包装装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る包装装置を示す外観斜視図である。
図2は、図1の包装装置の内部構造を示す概略図である。
図3は、図1の包装装置から集積装置を引き出した状態を示す側面図である。
図4は、図3の包装装置の排出制御部を拡大して示す拡大図である。
図5は、図4の排出制御部の要部を示す斜視図である。
図6は、図5の排出制御部の樹脂シートを包装品の搬送経路に1つ配置した状態を示す包装装置の斜視図である。
図7は、図5の排出制御部の樹脂シートを包装品の搬送経路に2つ配置した状態を示す包装装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態に係る包装装置100について図面を参照して説明する。なお、各図において、矢印Xで示す方向を後方(第2の方向)とし、X方向と逆方向を前方(第1の方向)とする。また、各図において、矢印Yで示す方向を右方向とし、矢印Yと逆方向を左方向とする。また、各図において、矢印Zで示す方向を鉛直上方とし、矢印Zと逆方向を鉛直下方とする。つまり、以下の説明では、包装装置100を矢印X方向から見て、前後方向、左右方向、及び上下方向を規定する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
4か月前
個人
包装体
4か月前
個人
ゴミ箱
4か月前
個人
容器
1か月前
個人
折り畳み水槽
4か月前
個人
土嚢運搬器具
3日前
個人
パウチ補助具
3か月前
個人
閉塞装置
1か月前
個人
ダンボール宝箱
4か月前
個人
ゴミ処理機
24日前
株式会社和気
包装用箱
17日前
個人
圧縮収納袋
4か月前
株式会社イシダ
包装装置
4か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
6か月前
三甲株式会社
蓋体
1か月前
個人
粘着テープ剥がし具
5か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
3か月前
個人
包装箱
1か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
個人
粘着テープ切断装置
6か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
個人
塗料容器用蓋
4か月前
三菱製紙株式会社
包装用紙
5か月前
個人
蓋付結束バンド
5か月前
株式会社デュプロ
包装装置
4か月前
株式会社シプソル
梱包装置
1か月前
個人
水切りネットの保持具
17日前
個人
ゴミ箱用ゴミ袋保持具
4か月前
日東精工株式会社
供給装置
1か月前
株式会社イシダ
製袋包装装置
5か月前
サクサ株式会社
梱包箱
1か月前
個人
包装用台紙
3か月前
旭精工株式会社
紙幣処理装置
5か月前
三甲株式会社
パレット
4か月前
続きを見る