TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025014190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116515
出願日2023-07-18
発明の名称電池セル、電池モジュールの製造方法、および電池モジュール
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/548 20210101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】他の電池セルと容易に接続できる電池セルを提供する。
【解決手段】本体部100は、電池要素を備える。第1端子31は、本体部100の第1方向における一端101から突出している。第2端子32は、本体部100の第1方向における他端102から突出している。第1端子31は、第1表面310と第1突出部311とを有する。第2端子32は、第2表面320を有する。第2表面320には、第2突出部321および凹部の少なくとも一方が設けられている。一の電池セル10の第1端子31と、他の電池セル10の第2端子32とを第1方向に接触させたとき、一の電池セル10における第1突出部311の少なくともいずれかの側面と、他の電池セル10における第2突出部321および凹部の少なくともいずれかの側面とが、第1方向に直交する少なくともいずれかの方向に対向可能であるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電池セルであって、
電池要素を備える本体部と、
前記本体部の第1方向における一端から突出した第1端子と、
前記本体部の前記第1方向における他端から突出した第2端子とを備え、
前記第1端子は、前記本体部の外側に位置し前記第1方向と交わる第1表面と、前記第1表面から突出した第1突出部とを有し、
前記第2端子は、前記本体部の外側に位置し前記第1方向と交わる第2表面を有し、
前記第2表面には、第2突出部および凹部の少なくとも一方が設けられており、
一の当該電池セルの前記第1端子と、他の当該電池セルの前記第2端子とを前記第1方向に接触させたとき、前記一の電池セルにおける前記第1突出部の少なくともいずれかの
側面と、前記他の電池セルにおける前記第2突出部および前記凹部の少なくともいずれかの側面とが、前記第1方向に直交する少なくともいずれかの方向に対向可能であるように構成されている
電池セル。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電池セルにおいて、
前記本体部と前記第1表面との距離と、前記本体部と前記第2表面との距離との差は5mm以下である
電池セル。
【請求項3】
請求項1または2に記載の電池セルにおいて、
前記第1方向に直交する第2方向に、前記一の電池セルと前記他の電池セルとを、前記一の電池セルの前記第1端子と前記他の電池セルの前記第2端子が隣り合うように並べたとき、当該第1端子の前記第1表面の少なくとも一部である第1領域と、当該第2端子の前記第2表面の少なくとも一部である第2領域とは、間に前記第1突出部、前記第2突出部、および前記凹部のいずれも介さずに隣り合うよう構成されている
電池セル。
【請求項4】
請求項3に記載の電池セルにおいて、
前記第2表面には、前記第2突出部が設けられており、
前記一の電池セルと前記他の電池セルとを、前記第2方向に、一方の前記第1端子と他方の前記第2端子が隣り合うように並べたとき、前記第1突出部のいずれかの側面と、前記第2突出部のいずれかの側面とが、前記第2方向に並ぶように構成されている
電池セル。
【請求項5】
請求項1または2に記載の電池セルにおいて、
前記第2表面には、前記第2突出部が設けられており、
前記一の電池セルの前記第1突出部と前記他の電池セルの前記第2表面との接触、および前記一の電池セルの前記第1表面と前記他の電池セルの前記第2突出部との接触の少なくとも一方を生じさせたとき、前記一の電池セルの前記第1端子と、前記他の電池セルの前記第2端子との間に、空間が生じるように構成されており、
前記空間は、当該第1端子の側面と当該第2端子の側面との間に構成される開口を通じて外部につながっている
電池セル。
【請求項6】
電池セルであって、
電池要素を備える本体部と、
前記本体部の第1方向における一端から突出した第1端子と、
前記本体部の前記第1方向における他端から突出した第2端子とを備え、
前記第1端子および前記第2端子はそれぞれ、前記第1方向の端部に、前記第1方向に対して斜めである斜面を有し、
一の当該電池セルの前記第1端子と、他の当該電池セルの前記第2端子とを前記第1方向に接触させたとき、前記一の電池セルにおける前記第1端子の前記斜面と、前記他の電池セルにおける前記第2端子の前記斜面とが前記第1方向に直交する少なくともいずれかの方向に対向可能であるように構成されている
電池セル。
【請求項7】
請求項6に記載の電池セルにおいて、
前記第1端子の端部には、前記斜面を含む複数の面で構成される凸部が設けられており、
前記第2端子の端部には、前記斜面を含む複数の面で構成される凹部が設けられている
電池セル。
【請求項8】
請求項7に記載の電池セルにおいて、
前記凸部は、前記第1方向から見て、前記第1端子の一端から他端まで延在しており、
前記凹部は、前記第1方向から見て、前記第2端子の一端から他端まで延在している、
電池セル。
【請求項9】
請求項1または6に記載の電池セルにおいて、
前記本体部は、
前記電池要素の一端を覆う第1絶縁部材と、
前記電池要素の他端を覆う第2絶縁部材とを備え、
前記第1端子は前記第1絶縁部材から突出しており、
前記第2端子は前記第2絶縁部材から突出している
電池セル。
【請求項10】
請求項1または6に記載の電池セルを複数接続する工程を含む
電池モジュールの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は電池セル、電池モジュールの製造方法、および電池モジュールに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
電池モジュールは、電気的に接続された複数のセルを含んで構成される。
【0003】
特許文献1には、雄ネジ部と雌ネジ部を有する電池について記載されている。
【0004】
特許文献2には、電槽側壁を貫通させた凸状端子と凹状端子を有する単電池について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-80411号公報
特開2001-126706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1の電池は、複数の電池を接続するために雄ネジ部と雌ネジ部を螺合する必要があった。また、特許文献2に記載の単電池を複数接続するためには、一方の単電池における凹状端子の凸部を側壁の貫通孔から突出させるとともに、他方の単電池における凸状端子の凸部を貫通孔から突出させ、プレスしながら凸部を凹部に圧入するという作業が必要であった。
【0007】
本発明の目的の一例は、他の電池セルと容易に接続できる電池セルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一形態によれば、以下の電池セル、電池モジュールの製造方法、および電池モジュールが提供される。
【0009】
1. 電池セルであって、
電池要素を備える本体部と、
前記本体部の第1方向における一端から突出した第1端子と、
前記本体部の前記第1方向における他端から突出した第2端子とを備え、
前記第1端子は、前記本体部の外側に位置し前記第1方向と交わる第1表面と、前記第1表面から突出した第1突出部とを有し、
前記第2端子は、前記本体部の外側に位置し前記第1方向と交わる第2表面を有し、
前記第2表面には、第2突出部および凹部の少なくとも一方が設けられており、
一の当該電池セルの前記第1端子と、他の当該電池セルの前記第2端子とを前記第1方向に接触させたとき、前記一の電池セルにおける前記第1突出部の少なくともいずれかの
側面と、前記他の電池セルにおける前記第2突出部および前記凹部の少なくともいずれかの側面とが、前記第1方向に直交する少なくともいずれかの方向に対向可能であるように構成されている
電池セル。
2. 1.に記載の電池セルにおいて、
前記本体部と前記第1表面との距離と、前記本体部と前記第2表面との距離との差は5mm以下である
電池セル。
3. 1.または2.に記載の電池セルにおいて、
前記第1方向に直交する第2方向に、前記一の電池セルと前記他の電池セルとを、前記一の電池セルの前記第1端子と前記他の電池セルの前記第2端子が隣り合うように並べたとき、当該第1端子の前記第1表面の少なくとも一部である第1領域と、当該第2端子の前記第2表面の少なくとも一部である第2領域とは、間に前記第1突出部、前記第2突出部、および前記凹部のいずれも介さずに隣り合うよう構成されている
電池セル。
4. 3.に記載の電池セルにおいて、
前記第2表面には、前記第2突出部が設けられており、
前記一の電池セルと前記他の電池セルとを、前記第2方向に、一方の前記第1端子と他方の前記第2端子が隣り合うように並べたとき、前記第1突出部のいずれかの側面と、前記第2突出部のいずれかの側面とが、前記第2方向に並ぶように構成されている
電池セル。
5. 1.から4.のいずれか一つに記載の電池セルにおいて、
前記第2表面には、前記第2突出部が設けられており、
前記一の電池セルの前記第1突出部と前記他の電池セルの前記第2表面との接触、および前記一の電池セルの前記第1表面と前記他の電池セルの前記第2突出部との接触の少なくとも一方を生じさせたとき、前記一の電池セルの前記第1端子と、前記他の電池セルの前記第2端子との間に、空間が生じるように構成されており、
前記空間は、当該第1端子の側面と当該第2端子の側面との間に構成される開口を通じて外部につながっている
電池セル。
6. 電池セルであって、
電池要素を備える本体部と、
前記本体部の第1方向における一端から突出した第1端子と、
前記本体部の前記第1方向における他端から突出した第2端子とを備え、
前記第1端子および前記第2端子はそれぞれ、前記第1方向の端部に、前記第1方向に対して斜めである斜面を有し、
一の当該電池セルの前記第1端子と、他の当該電池セルの前記第2端子とを前記第1方向に接触させたとき、前記一の電池セルにおける前記第1端子の前記斜面と、前記他の電池セルにおける前記第2端子の前記斜面とが前記第1方向に直交する少なくともいずれかの方向に対向可能であるように構成されている
電池セル。
7. 6.に記載の電池セルにおいて、
前記第1端子の端部には、前記斜面を含む複数の面で構成される凸部が設けられており、
前記第2端子の端部には、前記斜面を含む複数の面で構成される凹部が設けられている
電池セル。
8. 7.に記載の電池セルにおいて、
前記凸部は、前記第1方向から見て、前記第1端子の一端から他端まで延在しており、
前記凹部は、前記第1方向から見て、前記第2端子の一端から他端まで延在している、
電池セル。
9. 1.から8.のいずれか一つに記載の電池セルにおいて、
前記本体部は、
前記電池要素の一端を覆う第1絶縁部材と、
前記電池要素の他端を覆う第2絶縁部材とを備え、
前記第1端子は前記第1絶縁部材から突出しており、
前記第2端子は前記第2絶縁部材から突出している
電池セル。
10. 1.から9.のいずれか一つに記載の電池セルを複数接続する工程を含む
電池モジュールの製造方法。
11. 10.に記載の電池モジュールの製造方法において、
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、他の電池セルと容易に接続できる電池セルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
トイレ用照明スイッチ
5日前
CKD株式会社
巻回装置
4日前
CKD株式会社
巻回装置
4日前
三洋化成工業株式会社
軟磁性材料
26日前
イリソ電子工業株式会社
電子部品
8日前
オムロン株式会社
電磁継電器
12日前
オムロン株式会社
電磁継電器
12日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
12日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
12日前
オムロン株式会社
電磁継電器
12日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
4日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
26日前
日新電機株式会社
変圧器
20日前
株式会社ヨコオ
ソケット
19日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
25日前
国立大学法人信州大学
トランス
12日前
三洲電線株式会社
撚線導体
26日前
ローム株式会社
半導体装置
5日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
5日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
26日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
4日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
19日前
日新イオン機器株式会社
気化器、イオン源
5日前
住友電気工業株式会社
耐熱電線
12日前
矢崎総業株式会社
端子台
4日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
11日前
株式会社村田製作所
コイル部品
4日前
シャープ株式会社
アンテナ装置
19日前
矢崎総業株式会社
端子台
4日前
矢崎総業株式会社
端子台
4日前
株式会社村田製作所
コイル部品
4日前
矢崎総業株式会社
端子台
4日前
矢崎総業株式会社
端子台
4日前
ローム株式会社
半導体発光装置
11日前
河村電器産業株式会社
接続装置
20日前
河村電器産業株式会社
接続装置
20日前
続きを見る