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公開番号2025013994
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-28
出願番号2024188746,2021574200
出願日2024-10-28,2020-06-08
発明の名称電気化学エネルギー貯蔵装置
出願人エイブイエックス・ニュー・エナジー(チェンドゥ)・カンパニー・リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01G 11/74 20130101AFI20250121BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】キャパシタなど電気化学エネルギー貯蔵装置の技術分野に関する電気化学エネルギー貯蔵装置を提供する。
【解決手段】電気化学エネルギー貯蔵装置は上側接続棒(4)と、絶縁および封止効果を有するラバー片(3)と、筐体(7)と、その内側のロール芯(5)と、を備え、ラバー片および筐体のくびれた胴部分によって封止される。上側接続棒の一端はラバー片を貫通し負極溶接片(1)へ導通接続され、他端はロール芯へ導通接続され、ロール芯は下側接続片(6)によって筐体へ導通接続され、正極溶接片(8)が筐体へ導通接続される。ラバー片は絶縁効果、簡単な構造、低コストを有する。上側接続棒及び下側接続片は溶接のために使用され、内部抵抗は低く、大電流の充電及び放電が達成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上側接続棒(4)と、絶縁および封止効果を有するラバー片(3)と、筐体(7)と、ロール芯(5)とを、備える電気化学エネルギー貯蔵装置であって、前記筐体(7)は、円筒形状で少なくとも1つの端部に開口部が設けられ、前記ラバー片(3)および前記筐体(7)は、前記筐体(7)に設けられたくびれた胴部分(9)によって封止されて接続され、前記ロール芯(5)は前記筐体(7)の内側の空洞に設けられ、前記上側接続棒(4)の一端は前記ラバー片(3)を貫通して負極溶接片(1)へ導通して接続される一方で、前記上側接続棒(4)の他端は前記ロール芯(5)へ導通して接続され、前記ロール芯(5)は、下側接続片(6)によって前記筐体(7)へ導通して接続され、正極溶接片(8)が前記筐体(7)へ導通して接続されることを特徴とする、電気化学エネルギー貯蔵装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記上側接続棒(4)は、アルミニウムから製作され、前記上側接続棒(4)は、前記ロール芯(5)へ溶接するために使用される底面(42)と、前記底面(42)の片側に設けられたシリンダ(41)と、前記底面(42)の反対側に設けられて前記ロール芯(5)の中央孔と位置決めするために使用される位置決め棒(43)とを備え、前記ラバー片(3)には第1の貫通孔が設けられ、前記ラバー片(3)は、前記第1の貫通孔によって前記上側接続棒(4)の前記シリンダ(41)にスリーブがつけられ、前記上側接続棒(4)の前記底面(42)の直径は、前記筐体(7)の前記くびれた胴部分(9)の内径よりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の電気化学エネルギー貯蔵装置。
【請求項3】
ベークライトプレート(31)が前記ラバー片(3)の片側へ固定されて接続され、第2の貫通孔が前記ベークライトプレート(31)の中央に設けられて、前記プレートを貫通して前記第1の貫通孔に対応し、前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔は同じ直径を有することを特徴とする、請求項1に記載の電気化学エネルギー貯蔵装置。
【請求項4】
固定片(2)が、前記上側接続棒(4)と前記負極溶接片(1)との間に設けられ、第3の貫通孔が前記固定片(2)の中央で前記固定片を貫通し、前記上側接続棒(4)の前記シリンダ(41)は、前記第3の貫通孔を貫通して溶接によって前記第3の貫通孔の縁部に固定され、前記負極溶接片(1)は、前記固定片(2)へ導通して接続されることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の電気化学エネルギー貯蔵装置。
【請求項5】
前記負極溶接片(1)および前記正極溶接片(8)は両方ともアルミニウムから製作され、ニッケルまたは錫でめっきされることを特徴とする、請求項4に記載の電気化学エネルギー貯蔵装置。
【請求項6】
前記下側接続片(6)はアルミニウムから製作され、前記ロール芯(5)へ溶接され、位置決め孔(61)が前記下側接続片(6)の中央から突出し、前記位置決め孔(61)は、前記ロール芯(5)の中央孔に挿入されることを特徴とする、請求項5に記載の電気化学エネルギー貯蔵装置。
【請求項7】
第1の防爆弁が前記筐体(7)の底部の中央に設けられ、第2の防爆弁が前記筐体(7)の側壁に設けられることを特徴とする、請求項6に記載の電気化学エネルギー貯蔵装置。
【請求項8】
前記第1の防爆弁は、前記筐体(7)の端部で側壁に形成された第1の溝であり、前記第1の溝の厚さは、前記筐体(7)の端部で側壁の厚さよりも小さく、前記第2の防爆弁は、前記筐体(7)の側壁に形成された第2の溝であり、前記第2の溝の厚さは、前記筐体(7)の側壁の厚さよりも小さいことを特徴とする、請求項7に記載の電気化学エネル
ギー貯蔵装置。
【請求項9】
前記正極溶接片(8)には、前記正極溶接片を貫通する第3の貫通孔が設けられ、前記第3の貫通孔の直径は、前記第1の防爆弁の外径よりも大きいことを特徴とする、請求項8に記載の電気化学エネルギー貯蔵装置。
【請求項10】
前記ラバー片(3)は、ブチルラバーまたはエチレンプロピレンジエンモノマーラバーから製作されることを特徴とする、請求項1に記載の電気化学エネルギー貯蔵装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気化学エネルギー貯蔵装置の技術分野に関し、特に、電気化学エネルギー貯蔵装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーキャパシタは、電気化学キャパシタとしても知られ、分極性電解質によってエネルギーを貯蔵する電気化学装置である。スーパーキャパシタの高出力密度、短い充電時間、および長寿命により、電気自動車およびスマートグリッドの貯蔵システムにおいて、補助エネルギー源として、スーパーキャパシタはますます重要視される。キャパシタの正極および負極の両方が筐体の同じ側に配置される構造は、ラジアルキャパシタと呼ばれ、内部抵抗が高く、放電能力が低く、高発熱であるという欠点を有する。内部抵抗の問題は、通常、軸方向の構成によって解決される。両側導出を有するスーパーキャパシタはラジアルキャパシタよりも非常に低い内部抵抗を有するので、より大きな電流の放電が行われ、それによってスーパーキャパシタの出力性能を改善することができる。
【0003】
現在、アルミニウムカバープレートが、軸方向キャパシタの電極に一般に使用され、筐体もアルミニウムから製作される。カバープレートおよび筐体は封止されて接続されなければならず、絶縁パッドが、カバープレートと筐体との間に設けられなければならないが、カバープレートと筐体との間には、依然として、全体的なキャパシタの故障を引き起こす伝導の危険がある。さらに、アルミニウムカバープレートは構造が複雑で高価である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、電気化学エネルギー貯蔵装置を提供することである。ラバー片(rubber piece)は、良好な絶縁効果、簡単な構造および低コストを特徴とする。本発明は、溶接するために上側接続棒および下側接続片を使用することによって、高電流の充電および放電に対して低い内部抵抗を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決策を採用する。
上側接続棒と、絶縁および封止効果を有するラバー片と、筐体と、ロール芯とを、備える電気化学エネルギー貯蔵装置であって、筐体は、円筒形状で少なくとも1つの端部に開口部が設けられ、ラバー片および筐体は、筐体に設けられたくびれた胴部分(waisted section)によって封止されて接続され、ロール芯は筐体の内側の空洞に設けられ、上側接続棒の一端はラバー片を貫通して負極溶接片へ導通して接続される一方で、上側接続棒の他端はロール芯へ導通して接続され、ロール芯は、下側接続片によって筐体へ導通して接続され、正極溶接片が筐体へ導通して接続される。
【0006】
さらに、上側接続棒は、アルミニウムから製作され、ロール芯へ溶接するために使用される底面と、底面の片側に設けられたシリンダと、底面の反対側に設けられてロール芯の中央孔と位置決めするために使用される位置決め棒とを備える。ラバー片には第1の貫通孔が設けられ、ラバー片は、第1の貫通孔によって上側接続棒のシリンダにスリーブがつけられる。上側接続棒の底面の直径は、筐体のくびれた胴部分の内径よりも小さい。
【0007】
さらに、ベークライトプレートがラバー片の片側へ固定されて接続され、第2の貫通孔がベークライトプレートの中央に設けられて、プレートを貫通して第1の貫通孔に対応する。第1の貫通孔および第2の貫通孔は同じ直径を有する。ベークライトプレートをラバ
ー片へ追加することによって、ラバー片がより良好に封止するようにラバー片の強度を高める。
【0008】
さらに、固定片が上側接続棒と負極溶接片との間に設けられる。第3の貫通孔が固定片の中央で固定片を貫通し、上側接続棒のシリンダは、第3の貫通孔を貫通して溶接によって第3の貫通孔の縁部に固定され、負極溶接片は固定片へ導通して接続される。
【0009】
さらに、負極溶接片および正極溶接片は両方ともアルミニウムから製作され、ニッケルまたは錫でめっきされ、回路基板へ溶接されることができ使用し易い。
さらに、下側接続片はアルミニウムから製作され、ロール芯へ溶接される。位置決め孔が下側接続片の中央から突出し、ロール芯の中央孔に挿入される。
【0010】
さらに、第1の防爆弁が筐体の底部の中央に設けられ、第2の防爆弁が筐体の側壁に設けられる。
さらに、第1の防爆弁は、筐体の端部で側壁に形成された第1の溝であり、第1の溝の厚さは、筐体の端部で側壁の厚さよりも小さく、第2の防爆弁は、筐体の側壁に形成された第2の溝であり、第2の溝の厚さは、筐体の側壁の厚さよりも小さい。
(【0011】以降は省略されています)

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