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公開番号
2025013695
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024198271,2022023889
出願日
2024-11-13,2020-10-12
発明の名称
発光装置
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
主分類
H01S
5/02253 20210101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 長時間の使用がなされた後も接着状態の安定した発光装置を実現する。
【解決手段】 半導体レーザ素子と、気密封止された空間を有し、空間内に半導体レーザ素子が配置されるパッケージと、パッケージに固定される光学部材と、光学部材をパッケージに固定する第1接着剤、及び、第1接着剤よりも光に対する耐性に優れた第2接着剤と、 を有し、第1接着剤及び第2接着剤は、パッケージの出射面と光学部材の入射面との間で、光学部材に接合され、光学部材において、第1接着剤が接合する1以上の第1接合領域及び第2接着剤が接合する1以上の第2接合領域は透光性を有する発光装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
発光素子と、
前記発光素子が配置されるパッケージと、
第1レンズを含むレンズ面を有するレンズ部と、上面視で前記レンズ面と重ならない部分である非レンズ部と、を有し、前記パッケージに固定される光学部材と、
前記光学部材を前記パッケージに固定する、1または複数の接着剤と、
を有し、
前記発光素子からの光は、前記パッケージの出射面から外部へと出射し、
前記パッケージの出射面から外部へと出射する光は、前記光学部材の入射面に入射して、前記光学部材の前記レンズ面から出射し、
前記1または複数の接着剤は、前記パッケージの出射面と前記光学部材の入射面との間で、前記光学部材に接合され、
前記光学部材において、前記1または複数の接着剤が接合する1以上の接合領域は、前記光学部材の前記レンズ面よりも前記光学部材の入射面に近い位置に設けられ、
上面視で、前記1以上の接合領域は、前記レンズ部及び前記非レンズと重なる、発光装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記1または複数の接着剤は、互いに離れた位置に設けられる第1接着剤及び第2接着剤を有し、
前記1以上の接合領域は、前記第1接着剤が接合する1以上の第1接合領域と、前記第2接着剤が接合する1以上の第2接合領域と、を有し、
上面視で、前記1以上の第1接合領域の一部、及び、前記1以上の第2接合領域の一部が、前記レンズ部の一部と重なる、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記レンズ面には、第2レンズが含まれ、
前記第1レンズ及び前記第2レンズは、前記レンズ面において両端に位置するレンズであり
上面視で、前記1以上の第1接合領域の一部は、前記第1レンズの一部と重なり、
上面視で、前記1以上の第2接合領域の一部は、前記第2レンズの一部と重なる、請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記第1接着剤と前記第2接着剤は、異なる種類の接着剤であり、
上面視で、前記1以上の第1接合領域の一部は、前記第2レンズの一部と重なり、
上面視で、前記1以上の第2接合領域の一部は、前記第1レンズの一部と重なる、請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記パッケージは、1または複数の配線領域を有し、
前記1以上の接合領域の一部は、上面視で、前記1または複数の配線領域と重なる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項6】
前記パッケージは、1または複数の配線領域を有し、
前記1以上の第1接合領域の一部は、上面視で、前記1または複数の配線領域と重なり、
前記1以上の第2接合領域の一部は、上面視で、前記1または複数の配線領域と重なる、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項7】
上面視で、前記1以上の接合領域の一部は、前記第1レンズの四隅のうちの一つの隅と重なる、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項8】
上面視で、前記1以上の第1接合領域の一部は、前記第1レンズの四隅のうちの一つの隅と重なり、
上面視で、前記1以上の第2接合領域の一部は、前記第2レンズの四隅のうちの一つの隅と重なる、請求項3または4に記載の発光装置。
【請求項9】
前記レンズ面には、上面視で、前記第1レンズと前記第2レンズの間に配置される第3レンズ面が含まれ、
前記レンズ面は、第1レンズ、第2レンズ、及び、第3レンズを含む複数のレンズが同じ方向に並んで配置された形状で構成され、
上面視で、前記複数のレンズが並ぶ方向における、前記第1レンズの幅は、前記第3レンズの幅よりも大きい、請求項3または4に記載の発光装置。
【請求項10】
上面視で、前記複数のレンズが並ぶ方向における、前記第2レンズの幅は、前記第3レンズの幅よりも大きい、請求項9に記載の発光装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体レーザ素子を気密封止された空間に配するパッケージと、光学部材と、を位置調整した上で、紫外線硬化樹脂の接着剤により接合することが開示されている。特許文献1によれば、位置調整をして固定できるため、精度良く実装することができる。
【0003】
また、半導体レーザ素子などの発光素子を有する発光装置は、プロジェクタや車のヘッドライトなど、種々の製品に組み込まれて使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-201684
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
接着状態の安定した発光装置を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示される発光装置は、半導体レーザ素子と、気密封止された空間を有し、空間内に前記半導体レーザ素子が配置されるパッケージと、前記パッケージに固定される光学部材と、前記光学部材を前記パッケージに固定する第1接着剤、及び、前記第1接着剤よりも光に対する耐性に優れた第2接着剤と、を有し、前記半導体レーザ素子からの光は、前記パッケージの出射面から外部へと出射し、前記パッケージの出射面から外部へと出射する光は、前記光学部材の入射面に入射して、前記光学部材の出射面から出射し、前記第1接着剤及び前記第2接着剤は、前記パッケージの出射面と前記光学部材の入射面との間で、前記光学部材に接合され、前記光学部材において、前記第1接着剤が接合する1以上の第1接合領域及び前記第2接着剤が接合する1以上の第2接合領域は、前記光学部材の出射面よりも前記光学部材の入射面に近い位置に設けられ、前記光学部材において、前記1以上の第1接合領域及び前記1以上の第2接合領域は透光性を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、接着状態の安定した発光装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る発光装置の斜視図である。
図2は、実施形態に係るパッケージの斜視図である。
図3は、実施形態に係るパッケージから蓋部材を除いた斜視図である。
図4は、実施形態に係る発光装置から光学部材を除いた斜視図である。
図5は、実施形態に係る発光装置の上面図である。
図6は、実施形態に係るパッケージの上面図である。
図7は、実施形態に係るパッケージから蓋部材を除いた上面図である。
図8は、図5のVIII-VIII線における発光装置の断面図である。
図9は、実施形態に係る発光装置の変形例を示す断面図である。
図10は、接着剤の光に対する耐性を測定した実験結果を示すグラフである。
図11は、接着剤の光に対する耐性の測定結果を示すグラフである。
図12は、接着剤の光に対する耐性の測定結果を示すグラフである。
図13は、接着剤の光に対する耐性の測定結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書または特許請求の範囲において、三角形や四角形などの多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本明細書及び特許請求の範囲で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
【0010】
また、多角形に限らず、台形や円形や凹凸など、特定の形状を表す言葉についても同様である。また、その形状を形成する各辺を扱う場合も同様である。つまり、ある辺において、隅や中間部分に加工が施されていたとしても、“辺”の解釈には加工された部分も含まれる。なお、部分的な加工のない“多角形”や“辺”を、加工された形状と区別する場合は“厳密な”を付して、例えば、“厳密な四角形”などと記載するものとする。
(【0011】以降は省略されています)
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