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公開番号
2025013636
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024196369,2023131681
出願日
2024-11-10,2020-12-28
発明の名称
チャートシステム
出願人
個人
代理人
個人
主分類
G06Q
40/04 20120101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】より視覚的に瞬時に投資家の売買判断や売買執行をサポートすることができるチャートシステムを提供する。
【解決手段】本発明の一つの側面から提供されるチャートシステムは、金融商品について第1時間単位のローソク足を複数用いてチャートを描画し、チャート上において、複数の第1時間単位のローソク足のうちいずれかのローソク足と関連付けて、当該ローソク足に関連する補助情報を描画する。本発明のもう1つの側面から提供されるチャートシステムは、金融商品について第1時間単位のローソク足を複数用いてチャートを描画し、チャート上において金融商品の買い注文を指示するユーザー指示を受け付け、金融商品を購入するための買い注文を自動的に生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力された銘柄の金融商品の経時的な価格変動を表すチャートを描画するチャートシステムであって、
前記チャートは、証券取引所で取引される前記銘柄の取引価格に基づき、時間の経過に従って右方向に第1単位時間ごとに異なる第1時間足でローソク足を表示し、
前記チャート上に、前記第1時間足のローソク足に関連する補助情報を表示するよう構成され、
前記補助情報の表示は、前記第1時間足のローソク足のうち直近のローソク足の近傍に、前記証券取引所とは異なる私設取引所における前記銘柄の取引価格(PTS価格)を示すシンボルを、当該PTS価格に対応する前記チャート上の価格位置に表示することを含むチャートシステム。
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【請求項2】
請求項1に記載のチャートシステムであって、
前記私設取引所の取引時間は、前記証券取引所の取引時間と少なくとも一部重複するデイタイムセッションを含み、
前記シンボルの表示は、(A)当日デイタイムセッションにおける時系列価格変動を示すローソク足状のシンボルを表示すること、又は(B)当日デイタイムセッションにおける最新価格を示すシンボルを表示することを含むチャートシステム。
【請求項3】
請求項1に記載のチャートシステムであって、
前記私設取引所の取引時間は、前記証券取引所の取引時間後のナイトタイムセッションを含み、
前記シンボルの表示は、(A)前日ナイトタイムセッションにおける時系列価格変動を示すローソク足状のシンボルを表示すること、又は(B)前日ナイトタイムセッションの終値を示すシンボルを表示することを含むチャートシステム。
【請求項4】
請求項1に記載のチャートシステムであって、
前記私設取引所の取引時間は、前記証券取引所の取引時間と少なくとも一部重複するデイタイムセッションと、前記証券取引所の取引時間後のナイトタイムセッションとを含み、
前記シンボルの表示は、前日ナイトタイムセッションから当日デイタイムセッションにおける現時刻までの取引価格に基づくローソク足状のシンボルを表示することを含むチャートシステム。
【請求項5】
請求項1に記載のチャートシステムであって、
前記私設取引所の取引時間は、前記証券取引所の取引時間と少なくとも一部重複するデイタイムセッションと、前記証券取引所の取引時間後のナイトタイムセッションとを含み、
前記シンボルの表示は、前日ナイトタイムセッションから、当日の前記銘柄の寄付き前のデイタイムセッションにおける時系列価格変動を示すローソク足状のシンボルを表示することを含むチャートシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、株価など、金融商品の価格を表示するチャートシステムに関する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
証券など金融商品の売買のためチャートシステムが用いられている。チャートシステムは、対象となる金融商品の価格(始値、終値(現在値)、安値、高値)の時系列変化をチャート(図表)で示し、投資家が金融商品の売買判断を行うことをサポートする。金融商品の一例は、東京証券取引所等の証券取引所で取引される証券(株式)であり、この場合、チャートシステムは株式の株価の時系列変化を表示する。チャートシステムが表示するチャートには、四本値(始値、終値(現在値)、高値、安値)をローソク実体とヒゲで表現するローソク足チャート、四本値を縦棒と左右の突起で表現するラインチャート、等がある。
【0003】
また、チャートシステムは、四本値の他、過去の四本値から計算されたテクニカル指標を表示することもできる。テクニカル指標には、移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI(Relative Strength Index:相対力指数)、ストキャスティクス、等が含まれる。
【0004】
さらに、チャートシステムは、四本値やテクニカル指標の表示だけでなく、金融商品の売買指示を出す機能も有することがある。チャートシステムは、インターネット回線を通じて金融商品の売買を仲介する金融機関のサーバーと接続されており、売買指示のメッセージを当該サーバーに送信することができる。例えば、チャートシステムは、チャート上からユーザーによる売買指示を受け付けて、表示されているチャートに対応する金融商品を売買するためのメッセージをサーバーに送信する。
【0005】
このように、チャートシステムは、金融商品の四本値やテクニカル指標を視覚的に瞬時に投資家に伝えることができ、投資家の売買判断をサポートするとともに、投資家の売買判断に基づく金融商品の売買を瞬時に実行することをサポートする。チャートシステムの一例が特許文献1に記載されている。
特開2015-156188号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
チャートシステムは、金融商品の売買判断に資する四本値やテクニカル指標の情報を視覚的に瞬時に提供するとともに、金融商品の売買指示を瞬時に出せることで有用であるが、まだ改善の余地がある。例えば、所定の価格帯を超えて価格が大きく変動した時に一時的にまたは当日の間取引が制限される、値幅制限やサーキットブレイカー等と呼ばれる制度があるが、このような取引制限に係る価格帯の情報がチャートに映されていない。また、チャートには日毎の価格変化を示す日足、週毎の価格変化を示す週足、30分毎の価格変化を示す30分足、5分毎の価格変化を示す5分足等、異なるタイムスケールに応じた複数のチャートがあるが、これらのチャートを見比べたいときには表示を切り替えてチャートを表示しなおす必要がある。さらに、金融商品の売買指示においては、売買を希望する価格(指値や成行)と売買するロット(例えば、株であれば株数)を指示する必要があるが、自己が売買できる予算に合わせて指示する価格やロットを計算しなければならず、迅速な売買指示を行うことが難しい。
【0007】
本発明は、より視覚的に瞬時に投資家の売買判断や売買執行をサポートすることができるチャートシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一つの側面から提供されるチャートシステムは、選択された金融商品の経時的な価格変動を視覚的に表示するチャートシステムであって、前記金融商品について第1時間単位のローソク足を複数用いてチャートを描画し、前記チャート上において、複数の前記第1時間単位のローソク足のうちいずれかのローソク足と関連付けて、当該ローソク足に関連する補助情報を描画する。前記補助情報は、前記金融商品の当日寄り付き前における気配値を示す気配値情報を含み、チャートシステムは、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち前日終値を示すローソク足と関連付けて前記気配値情報を描画するとよい。前記補助情報は、前記金融商品の当日寄り付き前にあっては前日終値と当日気配値との差を示す第1ギャップ情報を含み、前記金融商品の当日寄り付き後にあっては前日終値と当日始値との差を示す第2ギャップ情報を含み、チャートシステムは、前記金融商品の当日寄り付き前は、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち前日終値を示すローソク足と関連付けて前記第1ギャップ情報を描画し、前記金融商品の当日寄り付き後は、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち当日ローソク足と関連付けて前記第2ギャップ情報を描画するとよい。前記補助情報は、所定期間における前日終値と翌日始値との差を示すギャップの平均値である平均ギャップ値を示す平均ギャップ情報を含み、チャートシステムは、前記金融商品の当日寄付き前は、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち前日終値を示すローソク足と関連付けて前記平均ギャップ情報を描画し、前記金融商品の当日寄り付き後は、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち当日ローソク足と関連付けて前記平均ギャップ情報を描画するとよい。前記補助情報は、所定期間における前日終値と翌日始値との差を示す各ギャップの平均値である平均ギャップ値と、前記金融商品の当日寄付き前における前日終値と当日気配値との差で示されるギャップとの乖離率を示す乖離率情報を含み、チャートシステムは、前記金融商品の当日寄き前は、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち前日終値を示すローソク足と関連付けて前記乖離率情報を描画するとよい。前記補助情報は、所定期間における前日終値と翌日始値との差を示す各ギャップの平均値である平均ギャップ値と、前記金融商品の当日寄付き後における前日終値と当日始値との差で示されるギャップとの乖離率を示す乖離率情報を含み、チャートシステムは、前記金融商品の寄付き後は、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち当日ローソク足と関連付けて前記乖離率情報を描画するとよい。前記乖離率情報として、乖離率に応じて異なる表示態様で当日気配値を示す気配値情報を描画するとよい。前記補助情報は、前記金融商品の前日終値に応じて決まる当日の制限値幅を示す価格帯情報を含み、チャートシステムは、前記金融商品の当日寄付き前は、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち前日終値を示すローソク足と関連付けて前記価格帯情報を描画し、前記金融商品の当日寄り付き後は、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち当日ローソク足と関連付けて前記価格帯情報を描画するとよい。前記補助情報は、前記金融商品のPTS価格を示すPTS価格情報であるとよい。チャートシステムは、複数の前記第1時間単位のローソク足のうち任意のローソク足を選択するユーザー選択操作を受け付け、前記補助情報は、前記ユーザー選択操作により選択された前記第1時間単位のローソク足に対応する、前記第1時間単位よりも短い第2時間単位での複数のローソク足を含み、チャートシステムは、前記ユーザー選択操作に応答して選択されたローソク足に関連付けて前記補助情報を描画するとよい。
【0009】
本発明のもう1つの側面から提供されるチャートシステムは、選択された金融商品の経時的な価格変動を視覚的に表示するチャートシステムであって、前記金融商品について第1時間単位のローソク足を複数用いてチャートを描画し、前記チャート上において前記金融商品の買い注文を指示するユーザー指示を受け付け、前記ユーザー指示は、前記金融商品の購入希望額を含み、前記ユーザー指示に応じて、前記購入希望額と、前記金融商品の当日の制限値幅とに基づき、前記金融商品を購入するための成行買い注文を自動的に生成する。または、選択された金融商品の経時的な価格変動を視覚的に表示するチャートシステムであって、前記金融商品について第1時間単位のローソク足を複数用いてチャートを描画し、前記チャート上において前記金融商品の買い注文を指示するユーザー指示を受け付け、前記ユーザー指示は、指値と、前記金融商品の購入希望額を含み、前記ユーザー指示に応じて、前記指値と前記購入希望額とに基づき、前記金融商品を購入するための指値買い注文を自動的に生成する。または、選択された金融商品の経時的な価格変動を視覚的に表示するチャートシステムであって、前記金融商品について第1時間単位のローソク足を複数用いてチャートを描画し、前記チャート上において前記金融商品の買い注文を指示するユーザー指示を受け付け、前記ユーザー指示は、前記金融商品の当日の値幅制限の上限からの乖離を示す指示を含み、前記ユーザー指示に応じて、前記乖離に基づき指値を自動的に決定し、前記金融商品を購入するための指値注文を生成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、より視覚的に瞬時に投資家の売買判断をサポートすることができるチャートシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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