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公開番号
2025013045
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116326
出願日
2023-07-14
発明の名称
デマンド監視装置及びデマンド監視方法
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
13/00 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】取得可能な情報に応じて、デマンド情報を演算する。
【解決手段】デマンド監視装置は、キュービクルから供給される電力のデマンド情報を監視するデマンド監視装置であって、予め定められた複数種類のデマンド情報の計測方法のうち、いずれかの種類の計測方法によりデマンド情報を計測するか示す情報を取得する計測方法取得部と、計測方法取得部により取得された情報により示されるデマンド情報の計測方法において用いられる情報を取得する検出部と、検出部により取得された情報に基づき、計測方法取得部により取得された情報に基づくデマンド情報の計測方法により、デマンド情報を演算する演算部と、演算により得られたデマンド情報を出力する出力部とを備え、計測方法には、スマートメーターから取得された情報に基づきデマンド情報を計測する第1の方法と、高圧系統から取得された情報に基づきデマンド情報を計測する第2の方法とが含まれる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
キュービクルから供給される電力のデマンド情報を監視するデマンド監視装置であって、
予め定められた複数種類の前記デマンド情報の計測方法のうち、いずれかの種類の計測方法により前記デマンド情報を計測するか示す情報を取得する計測方法取得部と、
前記計測方法取得部により取得された情報により示される前記デマンド情報の計測方法において用いられる情報を取得する検出部と、
前記検出部により取得された情報に基づき、前記計測方法取得部により取得された情報に基づく前記デマンド情報の計測方法により、前記デマンド情報を演算する演算部と、
演算により得られた前記デマンド情報を出力する出力部とを備え、
前記計測方法には、スマートメーターから取得された情報に基づき前記デマンド情報を計測する第1の方法と、高圧系統から取得された情報に基づき前記デマンド情報を計測する第2の方法とが含まれる
デマンド監視装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記検出部は、前記スマートメーターから積算電力と時刻に関する情報を取得し、
前記第1の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記演算部は、前記検出部により取得された積算電力と時刻に基づき前記デマンド情報の演算を行う
請求項1に記載のデマンド監視装置。
【請求項3】
前記第2の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記検出部は、前記高圧系統を監視する高圧マルチメーターから積算電力に関する情報を取得し、
前記第2の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記演算部は、前記検出部により取得された積算電力と、独自にカウントした時刻情報とに基づき前記デマンド情報の演算を行う
請求項1に記載のデマンド監視装置。
【請求項4】
前記演算部は、前記検出部により前記高圧系統を監視する高圧マルチメーターから積算電力に関する情報が取得されており、かつ前記スマートメーターから積算電力と時刻に関する情報が取得されている場合、前記第1の方法により前記デマンド情報を演算する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のデマンド監視装置。
【請求項5】
前記計測方法には、低圧系統から取得された情報に基づき前記デマンド情報を計測する第3の方法が更に含まれる
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のデマンド監視装置。
【請求項6】
前記第3の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記検出部は、前記高圧系統から分岐した複数の前記低圧系統を監視する複数の低圧マルチメーターそれぞれから積算電力に関する情報を取得し、
前記第3の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記演算部は、前記検出部により取得されたそれぞれの前記低圧系統の積算電力の総和と、独自にカウントした時刻情報とに基づき前記デマンド情報の演算を行う
請求項5に記載のデマンド監視装置。
【請求項7】
前記演算部は、予め定められた優先度に基づき、いずれかの種類の前記計測方法により前記デマンド情報を演算し、
前記第1の方法、前記第2の方法、及び前記第3の方法のうち、前記第1の方法による演算が最も優先度が高く、前記第2の方法による演算が次に優先度が高く、前記第3の方法による演算が最も優先度が低い
請求項5に記載のデマンド監視装置。
【請求項8】
前記計測方法取得部により取得された情報により示される前記デマンド情報の前記計測方法の種類に関する情報を提示する提示部を更に備える
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のデマンド監視装置。
【請求項9】
前記出力部により出力される前記デマンド情報には、前記計測方法取得部により取得された情報により示される前記デマンド情報の前記計測方法の種類に関する情報が対応付けられる
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のデマンド監視装置。
【請求項10】
前記計測方法取得部は、ユーザにより前記デマンド情報の前記計測方法が選択可能なハードウェアスイッチから、前記デマンド情報の前記計測方法の種類に関する情報を取得する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のデマンド監視装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デマンド監視装置及びデマンド監視方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デマンド情報を監視することが可能な電気保安監視装置があった(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3091715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような従来技術によれば、電気保安監視装置の他に、別途デマンド監視装置を備えることなく1台の装置によりデマンド情報を監視することができる。ここで、電気保安監視装置によっては、スマートメーターを備える場合と、スマートメーターを備えていない場合とがある。スマートメーターを備えている場合、スマートメーターから取得される情報に基づいた高精度なデマンド情報の取得が可能となる。しかしながら、スマートメーターを備えていない場合、電気系統から取得した情報に基づきデマンド情報を取得する等の必要が生じる。スマートメーターから取得される情報に基づいた高精度なデマンド情報の取得を行う装置と、電気系統から取得した情報に基づきデマンド情報を取得する装置とは、互いに異なる装置であった。すなわち、従来技術によれば、スマートメーターを備える場合と備えない場合とでデマンド情報の演算方法が異なり、それぞれの場合に応じて異なる装置を用意する必要があった。
【0005】
そこで本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、取得可能な情報に応じて、デマンド情報を演算することが可能なデマンド監視装置及びデマンド監視方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、キュービクルから供給される電力のデマンド情報を監視するデマンド監視装置であって、予め定められた複数種類の前記デマンド情報の計測方法のうち、いずれかの種類の計測方法により前記デマンド情報を計測するか示す情報を取得する計測方法取得部と、前記計測方法取得部により取得された情報により示される前記デマンド情報の計測方法において用いられる情報を取得する検出部と、前記検出部により取得された情報に基づき、前記計測方法取得部により取得された情報に基づく前記デマンド情報の計測方法により、前記デマンド情報を演算する演算部と、演算により得られた前記デマンド情報を出力する出力部とを備え、前記計測方法には、スマートメーターから取得された情報に基づき前記デマンド情報を計測する第1の方法と、高圧系統から取得された情報に基づき前記デマンド情報を計測する第2の方法とが含まれるデマンド監視装置である。
【0007】
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載のデマンド監視装置において、前記第1の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記検出部は、前記スマートメーターから積算電力と時刻に関する情報を取得し、前記第1の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記演算部は、前記検出部により取得された積算電力と時刻に基づき前記デマンド情報の演算を行うものである。
【0008】
(3)本発明の一態様は、上記(1)又は(2)に記載のデマンド監視装置において、前記第2の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記検出部は、前記高圧系統を監視する高圧マルチメーターから積算電力に関する情報を取得し、前記第2の方法において前記デマンド情報の計測を行う場合、前記演算部は、前記検出部により取得された積算電力と、独自にカウントした時刻情報とに基づき前記デマンド情報の演算を行うものである。
【0009】
(4)本発明の一態様は、上記(1)から(3)のいずれかに記載のデマンド監視装置において、前記演算部は、前記検出部により前記高圧系統を監視する高圧マルチメーターから積算電力に関する情報が取得されており、かつ前記スマートメーターから積算電力と時刻に関する情報が取得されている場合、前記第1の方法により前記デマンド情報を演算するものである。
【0010】
(5)本発明の一態様は、上記(1)から(4)のいずれかに記載のデマンド監視装置において、前記計測方法には、低圧系統から取得された情報に基づき前記デマンド情報を計測する第3の方法が更に含まれるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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