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公開番号
2025014452
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117018
出願日
2023-07-18
発明の名称
電気機器収納箱
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02B
1/30 20060101AFI20250123BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 壁面に固定する形態であっても設置現場で屋根体を取り付けできる電気機器収納箱を提供する。
【解決手段】 前面を開放可能とし、内部に電気機器を収納する機器収納空間Mを備えた箱本体2を有し、当該箱本体2の天板21上に屋根体3が設置される。天板21は、載置された屋根体3の前後方向のスライドを一定領域で可能とすると共に、天板21に載置して後方にスライドさせた屋根体3に係止する係止片22を有する一方、屋根体3は、天板21上の所定位置において係止片22が係止する被係止部31を有し、スライドにより後方に移動した屋根体3は、所定位置で箱本体2に係止される。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
前面を開放可能とし、内部に電気機器を収納する機器収納空間を備えた箱本体を有し、当該箱本体の天板上に屋根体が設置された電気機器収納箱であって、
前記天板は、載置された前記屋根体の前後方向のスライドを一定領域で可能とすると共に、当該天板に載置して後方にスライドさせた前記屋根体に係止する係止手段を有する一方、
前記屋根体は、前記天板上の所定位置において前記係止手段が係止する被係止部を有し、
前記スライドにより後方に移動した前記屋根体は、前記所定位置で前記箱本体に係止されることを特徴とする電気機器収納箱。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記屋根体は、後方へのスライドにより前記所定位置に至ると、前記箱本体の前面上端に当接する当接片を有し、
前記箱本体に当接した前記当接片は、前記箱本体にねじ止め可能であることを特徴とする請求項1記載の電気機器収納箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電気機器収納箱に関し、特に屋外に設置される電気機器収納箱に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
屋外に設置される電気機器収納箱には、キュービクルのように自立して設置されるものに加えて、建物の壁面に固定して設置されるものがある。壁面に設置される形態であっても雨水から保護するために屋根体が箱本体の上部に設置される。
自立設置される構成の場合は、周囲に空間があるため、設置場所に箱本体を設置してから屋根体を取り付けることも容易に実施できるが、箱本体が壁面に固定される形態の場合は、設置された箱本体の背部には空間がないため、屋根体の形状も背部に突起部のない特殊な形状になる。
更に、箱本体が壁面に固定される場合、箱本体設置後に屋根体を取り付け可能とするには、後方に空間が無くても取り付け可能な方法が採られる。例えば、特許文献1では、箱本体の前面及び背面に凹状に形成された係止部が設けられ、この係止部に係止する被係止部を屋根体の前後に垂下形成し、屋根体を上方から箱本体に被せるように取り付け可能とした。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-229470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1のように、上方から箱本体に被せるように屋根体を取り付け可能とすることで、箱本体の背部に取り回しのための空間がない現地においても屋根体の取り付けが可能であった。
しかしながら、箱本体の前面側に加えて背面側にも係止部が設けられているため、箱本体を壁面に完全に固定してからでは屋根体の取付が難しかった。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、壁面に固定する形態であっても箱本体を設置した後に屋根体を取り付けできる電気機器収納箱を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する為に本発明は、 前面を開放可能とし、内部に電気機器を収納する機器収納空間を備えた箱本体を有し、当該箱本体の天板上に屋根体が設置された電気機器収納箱であって、天板は、載置された屋根体の前後方向のスライドを一定領域で可能とすると共に、当該天板に載置して後方にスライドさせた屋根体に係止する係止手段を有する一方、屋根体は、天板上の所定位置において係止手段が係止する被係止部を有し、スライドにより後方に移動した屋根体は、所定位置で箱本体に係止されることを特徴とする。
この構成によれば、後方へのスライド操作で屋根体は箱本体の所定位置で箱本体に係止するため、簡易な操作で屋根体を箱本体と連結できる。加えて、前方から後方へのスライドさせる操作で連結できるため、箱本体が壁面に固定された状態であっても屋根体の取り付けが可能であり、箱本体の設置場所を選ばない。
【0007】
本発明の別の態様は、上記構成において、屋根体は、後方へのスライドにより所定位置に至ると、箱本体の前面上端に当接する当接片を有し、箱本体に当接した当接片は、箱本体にねじ止め可能であることを特徴とする。
この構成によれば、当接片を箱本体の前面にねじ止めすることで、係止手段の作用と合わせて屋根体を箱本体に連結固定できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、後方へのスライド操作で屋根体は箱本体の所定位置で箱本体に係止するため、簡易な操作で屋根体を箱本体と連結できる。加えて、前方から後方へスライドさせる操作で連結できるため、箱本体が壁面に固定された状態であっても屋根体の取り付けが可能であり、箱本体の設置場所を選ばない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る電気機器収納箱の一例を示す正面図である。
図1の電気機器収納箱の斜視図であり、屋根体を分離した状態を示している。
A-A線断面図である。
C部拡大図である。
B部拡大図である。
屋根体の部分拡大図であり、下方から見た斜視図である。
屋根体の取付説明図であり、(a)は天板上に載置した状態、(b)は後方にスライドして係止させた状態を示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1-4は本発明に係る電気機器収納箱の一例を示し、図1は正面図、図2は屋根体を分離した斜視図、図3は図1のA-A線断面図、図4は図3のC部拡大図である。
電気機器収納箱1は、箱本体2と箱本体2の上部に設置される屋根体3とで構成されている。箱本体2は、前面が開放形成された四角形の箱体2aと、この箱体2aの開放された前面を閉塞する閉塞板2bとの組が横方向に3組連結されて構成されている。
そして屋根体3は、連結された3つの箱体2aの全体を覆う1枚の板状体として形成されている。
尚、この実施形態では3組の箱体2aを連結して1つの電気機器収納箱1を形成し、建物の壁面等に固定される構成を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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