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公開番号2025012232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114936
出願日2023-07-13
発明の名称保育計画作成支援システム
出願人個人
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/20 20120101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】各計画の関連する部分を連繋して作成することのできる保育計画作成支援システムを提供する。
【解決手段】保育計画作成支援システム1の記憶部40には、全体的な計画情報、年間指導計画情報、月間指導計画情報、週間指導計画情報、及び日指導計画情報の夫々に含まれ、保育所保育指針に基づいて予め定められた達成目標に基づいて設定された複数の必要記入事項情報が予め記憶されており、主制御部30は、入出力部10で、入力情報として、全体計画情報、年間計画情報、月間計画情報、週間計画情報、及び日間計画情報のうちいずれか一つの計画情報にかかる必要記入事項情報が選択されることにより、予め関連付けられた必要記入事項情報が選定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
保育の保育所保育指針における全体的な計画、年間指導計画、月間指導計画、週間指導計画、及び日指導計画を作成するために必要な入力情報が入力される入力受付機能と、全体的な計画、年間指導計画、月間指導計画、週間指導計画、及び日指導計画に関する所定の出力情報を出力する出力機能とを具備した入出力部と、
予め定められた情報が記憶されている記憶部と、
前記入出力部で受け付けた入力情報及び前記記憶部で記憶されている情報に基づいて前記出力情報を生成し、生成した出力情報を前記入出力部で出力させる制御内容を具備した主制御部と、
を備え、
前記全体的な計画、前記年間指導計画、前記月間指導計画、前記週間指導計画、及び前記日指導計画からなる保育計画を作成するために用いられる保育計画作成支援システムであって、
前記記憶部には、
前記全体的な計画に対応する全体的な計画情報、前記年間指導計画に対応する年間指導計画情報、前記月間指導計画に対応する月間指導計画情報、前記週間指導計画に対応する週間指導計画情報、及び前記日指導計画に対応する日指導計画情報が、それぞれ計画情報として記憶されているとともに、各計画情報には、個別に、前記保育所保育指針に沿って予め定められた達成目標に基づいて定められた必要記入事項情報が予め複数関連付けられており、さらに、各計画情報のうちいずれか一つの計画情報における必要記入事項情報は、当該計画情報以外の他の計画情報における必要記入事項情報とも予め関連付けられており、
前記主制御部は、まずいずれか一つの計画情報を出力させる際には、当該計画情報に関連付けられた複数の必要記入事項情報を出力させるとともに、出力された複数の必要記入事項情報のなかからいずれかの必要記入事項情報を選択可能とし、選択された必要記入事項情報を入力情報として受け付ける制御内容と、当該計画情報以外の他の計画情報を出力させる際には、当該計画情報において入力情報として受け付けた必要記入事項情報に関連付けられた当該計画情報以外の他の計画情報の必要記入事項情報を出力情報として出力する制御内容を具備することを特徴とする保育計画作成支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、保育所における子どもの発育度合いに関する保育計画を作成するための保育計画作成支援システムに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば特許文献１には、保育所における業務支援を目的とするシステムが開示されている。
【０００３】
また、保育の現場では、保育所保育指針（厚生労働省）で定められた保育の対象となる子どもに対して個別に全体的な計画、年間指導計画、月間指導計画、週間指導計画、及び日指導計画に関する書類を作成することが定められている。
【０００４】
そして、各計画に従って幼児の成長度合を見守り、できるようになったことや、まだできないことを確認しながら更なる成長を促すこととしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２２－７２４３２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
上述した各計画は互いに関連性が高く、書類作成の際にあっては内容的に重複する部分が多い。したがって、各計画を作成していく過程で同じまたは類似の内容を繰り返し記載する手間が生じており、計画書作成には大変な労力を要している。例えば、全体的な計画において「保育者に安心感を持つ」ということを目標として定めた場合に、全体的な計画以外の年間指導計画、月間指導計画、週間指導計画及び日指導計画では、「保育者に安心感を持つ」という内容に関連している「保育者と触れ合い遊びを楽しむ」、「保育者のそばで好きな遊びをする」、あるいは「保育者に身をゆだねる」等が目標として定められて計画に盛り込まれていく。そして、このように作成していく計画書は、毎年、毎月、毎週さらには毎日作成することとなっている。
【０００７】
そこで本発明は、保育所保育方針における保育計画を作成するための保育計画作成支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、保育の保育所保育指針における全体的な計画、年間指導計画、月間指導計画、週間指導計画、及び日指導計画を作成するために必要な入力情報が入力される入力受付機能と、全体的な計画、年間指導計画、月間指導計画、週間指導計画、及び日指導計画に関する所定の出力情報を出力する出力機能とを具備した入出力部と、予め定められた情報が記憶されている記憶部と、前記入出力部で受け付けた入力情報及び前記記憶部で記憶されている情報に基づいて前記出力情報を生成し、生成した出力情報を前記入出力部で出力させる制御内容を具備した主制御部と、を備え、前記全体的な計画、前記年間指導計画、前記月間指導計画、前記週間指導計画、及び前記日指導計画からなる保育計画を作成するために用いられる保育計画作成支援システムであって、前記記憶部には、前記全体的な計画に対応する全体的な計画情報、前記年間指導計画に対応する年間指導計画情報、前記月間指導計画に対応する月間指導計画情報、前記週間指導計画に対応する週間指導計画情報、及び前記日指導計画に対応する日指導計画情報が、それぞれ計画情報として記憶されているとともに、各計画情報には、個別に、前記保育所保育指針に沿って予め定められた達成目標に基づいて定められた必要記入事項情報が予め複数関連付けられており、さらに、各計画情報のうちいずれか一つの計画情報における必要記入事項情報は、当該計画情報以外の他の計画情報における必要記入事項情報とも予め関連付けられており、前記主制御部は、まずいずれか一つの計画情報を出力させる際には、当該計画情報に関連付けられた複数の必要記入事項情報を出力させるとともに、出力された複数の必要記入事項情報のなかからいずれかの必要記入事項情報を選択可能とし、選択された必要記入事項情報を入力情報として受け付ける制御内容と、当該計画情報以外の他の計画情報を出力させる際には、当該計画情報において入力情報として受け付けた必要記入事項情報に関連付けられた当該計画情報以外の他の計画情報の必要記入事項情報を出力情報として出力する制御内容を具備することを特徴とする保育計画作成支援システムである。
【０００９】
かかる構成にあっては、各計画に記載する必要記入事項情報を予め前記記憶部に記憶させておき、いずれか一つの計画において選択した必要記入事項情報に基づいて、他の計画を作成する際に、予め関連付けられた必要記入事項情報が抽出されて出力されることとなり、この他の計画を作成する際の作成負担を飛躍的に低減させることが可能となっている。これにより、各計画において内容が類似、または重複する部分においてはいずれか一つの計画に記載するのみで他の計画にもその内容が反映されるため、各計画の書類作成の手間を小さくすることができる。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の保育計画作成支援システムは、各計画の作成を支援できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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